風を切って走り抜け! かけっこが速くなるコツ!
更新日:2017年5月11日
平成29年4月15日(土曜)、松戸運動公園で春の青少年教室「運動会直前攻略法!~かけっこで速く走れるコツ~」が開催されました。
抽選で選ばれた110人の小・中学生が、日立物流陸上部の選手たちから直接、走り方の基本を教えてもらいました。
選手たちの優しい指導のもと、子どもたちは技術を学んだだけではなく、走る楽しさも感じられたようでした。
第一線で活躍する選手が先生に!
教室では、日立物流陸上部の選手とコーチ陣が先生となり、学年ごとにグループを分けて指導しました。
小学校低学年には遊びを交えながら優しく楽しく、高学年と中学生には陸上部さながらの実践練習を、子どもたちに合わせて教えていただきました。
選手と一緒に走った子どもたちは、「速い!」「すごい!」と驚きの声を上げ、負けないぞと言わんばかりの表情で練習に取り組んでいました。
「走るのって楽しい!」
「まっすぐ前を見るんだよ」「腕をきちんと振ると、足も一緒に動いて速く走れるよ」など、選手たちの適切な指導に応えるように、最初は緊張していた子どもたちもだんだんと真剣に。
最後には、子どもたちから「走るのって楽しい!」「速く走れるようになった!」「運動会が楽しみ!」など、元気いっぱいの声が聞こえてきました。
選手たちを質問攻め
教室終了後の選手たちへの質問コーナー。
子どもたちからは「長距離を走っていて苦しいときはどうしたらいいですか?」「運動後の飲み物は何がいいですか?」など走ることについての質問だけではなく、「彼女はいるんですか?」「好きな色は何ですか?」なども飛び出し、選手たちを質問攻めに。
拍手や歓声も上がり、子どもたちは楽しい時間を過ごすことができたようです。
速く走るためのポイント
今回子どもたちが教わった、走り方の基本をまとめてみました。
- 靴をきちんと履く
- 腕をまっすぐ前後に振る
- しっかり前を見て走る
教室の様子を動画でまとめました。ぜひご覧ください。
もっと知りたい! コツをおさえて、1等賞を目指せ!
さらに速く走れるように、キャプテンの田口大貴選手と、市立第四中学校出身の田代一馬選手にコツを聞いてみました。
スタートのコツ
すぐ前に出られるように、前足に体重をかける。
コーナーの走り方のコツ
どれだけ早く最初のコーナーに入れるかがポイント。コーナーを走っているときは内側に体を傾ける。
ゴールのコツ
胸を張り、ゴールの5メートル先まで全力で走るつもりで。
もしも転んでしまったら……?
あわてずに、すぐ立ち上がる。そして諦めないでゴールまで走る!
田口選手(左)と田代選手
地域とのつながりを大切に
日立物流陸上部は、松戸運動公園で練習を行い、新京成線沿いをランニングするなど、松戸市に拠点を置いて活動しています。2017年1月1日の全日本実業団対抗駅伝競走大会(ニューイヤー駅伝)では10位に入るなど、実力者ばかり。さらなる飛躍を目指して日々練習に取り組んでいます。
田口選手は「風を切る爽快感が走ることの魅力だと思います。今日学んだことを生かして、子どもたちには運動会で頑張ってほしいです」と笑顔で話してくれました。