ルーマニアフェスタ~七草マラソン招待選手トークショー~開催!
更新日:2018年1月12日
平成30年1月8日(月曜・祝日)、松戸商工会議所で、ルーマニア陸上競技選手のトークショーとルーマニアの民族楽器・パンフルートの演奏が行われる「ルーマニアフェスタ」が開催されました。
ルーマニア陸上競技選手によるトークショー
平成30年1月7日(日曜)に開催された第63回松戸市七草マラソンに招待選手として参加した、アレクサンドル・コルネスキ選手とアレクサンドル・ソアレ選手によるトークショーが行われました。
七草マラソンにルーマニアの陸上選手をお招きするのは平成27年度から始まりました。招待選手として出場するほか、市内の高校生や小中学校を訪問するなど、市民との親睦を深めています。
東京オリンピックで、今回お招きした2人の走りが見られるかもしれません。ルーマニア代表選手の今後の動向に注目しましょう。
アレクサンドル・コルネスキ選手
10キロメートルの部で2位となる走りを見せたアレクサンドル・コルネスキ選手。ルーマニア国内やヨーロッパ大会で上位の成績を収める実力者でもあります。
「日本に来たのは初めてですが、日本の皆さんからはまるで家族のような温かさを感じました。七草マラソンに参加できてとても楽しかったです。皆さんのご協力に感謝します」とあいさつされました。
また、この日の午前中に運動公園で開催されたランニング教室で、両選手は市立中学校などの陸上部員に指導を行ってくれました。コルネスキ選手は、「陸上部の子どもたちは練習も応援も一生懸命で、みんなで頑張るというチーム力が備わっていると感じました」と感想を述べられました。
アレクサンドル・ソアレ選手
10キロメートルの部で見事優勝したアレクサンドル・ソアレ選手。2016年リオデジャネイロオリンピックのマラソン競技に出場した経験を持っています。
「七草マラソンでは、皆さんの応援に勇気をもらえて感動しました。日本には何度も来ていますが、毎回新しい経験や勉強ができるので楽しいです」とあいさつされました。
また、リオデジャネイロオリンピックのことを振り返り、「世界トップクラスの中で走ることができて誇らしかった。ただ、自分の目標は達成できなかったので、2020年の東京オリンピックにぜひ出場して、メダルを獲得したい」と抱負を語りました。
パンフルート演奏会
パンフルートとは、太さや長さが異なる竹などの筒を並べた笛で、世界最古の木管楽器といわれています。紀元前6世紀には地中海沿岸に存在し、世界各地に伝わったとされていて、ルーマニアでは民族楽器として親しまれています。
パンフルートを演奏する櫻岡史子さん
演奏してくれたのは、パンフルート奏者の櫻岡史子さん。ルーマニアの民族音楽や舞曲だけではなく、日本の唱歌など計7曲を披露してくれました。
曲によってがらりと印象を変えるパンフルートの音色。時に優しく、時に力強く、そしてまたある時は軽快に響き渡り、会場の皆さんを魅了していました。
ソーセージの試食やワインの試飲も
会場にはルーマニアの伝統的なソーセージやワインなどが並び、来場された皆さんの舌を楽しませていました。