青空の下、風を感じて~第63回松戸市七草マラソン大会~
更新日:2018年1月12日
平成30年1月7日、七草の日に第63回松戸市七草マラソン大会が行われ、5,550人のランナーがコースを駆け抜けました。
招待選手として、松戸市出身で先日行われた箱根駅伝で早稲田大学の主将を務めた安井雄一選手と、ルーマニアの選手2人が参加し、ランナーの皆さんにとって良い刺激になりました。
ホストタウンに決定!ルーマニアの選手も参加
平成29年に松戸市が東京オリンピック・パラリンピックのホストタウンになったルーマニア。
遠くヨーロッパから今年もアレクサンドル・ソアレ選手とアレクサンドル・コルネスキ選手が参加しました。どちらもルーマニア国内やヨーロッパの大会の優勝経験者だけあって、10キロメートル部門では余裕のワンツーフィニッシュ。さすがの走りで会場を沸かせました。
2人は「温かく迎えられて嬉しかった」「たくさんの市民と一緒に走れて楽しかった」と感想を話してくれました。
東京オリンピックでまた2人の走りが見られるかもしれません。ルーマニア代表選手の今後の動向に注目しましょう。
ファミリー部門にも参加
アレクサンドル・コルネスキ選手
アレクサンドル・ソアレ選手
招待選手は正式な記録や順位はありませんが、2キロメートルファミリーの部に出場したルーマニア陸上競技連盟事務総長のアウグスティン・ヤンク氏(写真中央)とともに、仮の表彰状で即席の表彰式を開催。どこまでも陽気でフレンドリーなルーマニアの皆さんでした。
子どもたちが全力疾走
ファミリー・小学生は2キロメートル、中学生女子・1年男子は3キロメートルの部で運動公園の周囲を走ります。
さまざまなスポーツのユニフォームを着た子どもたちが、日ごろの練習の成果を見せていました。
アップダウンのあるコースを駆け抜ける
5キロメートルの部と10キロメートルの部は運動公園の外に飛び出します。
爽やかな冬晴れの下、沿道の皆さんの応援を浴び、周囲の景色を感じながら参加ランナーたちはゴールを目指しました。
仮装をしているランナーには、子どもたちの一際大きい声援が送られていました。
昨年開院した松戸市総合医療センター前
最大の難所・千駄堀隧道の上り坂
ピエロも走ります!
子どもたちの声援に応えます
たくさんのグルメが出店
毎年たくさんのお店が出店する七草マラソン。この日は久々に1月7日七草の日の開催とあって、七草がゆを食べることができました。
また、ルーマニア料理のお店も出店。どのお店でも長蛇の列ができていました。
この日だからこその七草がゆ
ルーマニア風田舎スープ
無料の味噌汁は大行列
大人気の安井雄一選手
ルーマニアの2選手とともに招待選手として参加した、市立常盤平中学校出身の安井雄一選手。5日前の箱根駅伝で早稲田大学の駅伝主将として5区山登りを走り、チームを3位に導く快走をしたばかりとあって、たくさんの来場者にサインや記念撮影を求められ、快く応じていました。
「沿道でたくさんの市民の皆さんに声をかけてもらって嬉しかったです。ランナーの皆さんは、競技を楽しむ気持ちを大事にして今後も続けてほしい」と語ってくれた安井選手は、「今後は、社会人として、フルマラソンで東京オリンピックを目指したい」と抱負を語ってくれました。これからの安井選手の活躍にも注目です。