専修大学松戸高等学校の選手たちが甲子園への抱負を語ってくれました(壮行会、松戸市表敬訪問、出発式)
更新日:2023年8月3日
祝!春夏連続の甲子園出場!専修大学松戸高等学校
令和5年7月27日、習志野市立習志野高等学校との激闘の末、劇的なサヨナラヒットで専修大学松戸高等学校野球部が第105回全国高校野球選手権記念大会への出場を決めました。同校野球部は昨年の秋季大会から続く「千葉県内の公式戦無敗」を夏季大会でも見事達成し、ベスト8に進出した春のセンバツに続く、 春夏連続の甲子園出場(夏の甲子園へは2年ぶり3度目)となりました。
第105回全国高校野球選手権記念大会は令和5年8月6日(日曜)に阪神甲子園球場で開幕します(組み合わせ抽選会は8月3日)。選手たちの喜びの声と、甲子園へ向けた意気込みをインタビューしました。
専修大学松戸高等学校で行われた壮行会(7月27日)
壮行会には熱戦を終えたばかりの選手たちを一目見ようと大勢の生徒や関係者が駆け付け、富山理事長と五味校長、河上OB会長、保護者会長、生徒会長、本郷谷市長から熱い激励と感謝の想いが伝えられました。活躍した選手たちだけでなく、ベンチに入れなかった分析班のメンバー、スタンドから大きな声援を送り続けてチームを鼓舞し続けたメンバー、野球部員を陰で支え続ける5人のマネージャーも森岡部長から紹介され、感動的で印象に残る壮行会となりました。
松戸市への表敬訪問(8月1日)
優勝旗を掲げた専修大学松戸高等学校野球部が松戸市を表敬訪問しました。出席者は、同校富山理事長、五味校長、持丸監督、森岡部長、齊藤常務理事、大森主将と松戸市内の中学校出身の選手たち。大躍進を見せた春のセンバツに続き、今夏も甲子園大会に挑むことができる喜びを胸に、大会への意気込みと決意を語ってくれました。
持丸修一監督
本郷谷市長から「予選では毎試合、厳しい戦いを乗り越え、劣勢でも撥ね退ける力があるチーム。松戸市民とともにこれからも応援していきたい。甲子園でも頑張ってください!」と激励の言葉を受け、持丸修一監督は「専修大学松戸高等学校は郷土愛を大切にしているチームなので、松戸市に応援してもらえるような野球で甲子園を盛り上げたい。」と、地域と共に歩んできた同校野球部の意気込みを語ってくれました。大森主将からは、「全国制覇の目標に向けて、まずは一戦必勝で目の前の試合に集中し、松戸の皆さんに明るいニュースが届けられるよう、全力で頑張りたい。」と、力強く意気込みを語ってくれました。
専修大学松戸高等学校での出発式(8月2日)
専修大学松戸高等学校にて、甲子園へ向けて出発する野球部部員たちの出発式が行われました。出発式には、野球部員に直接声援を送ろうと、他の部活動の生徒や保護者をはじめ大勢の方が参加しました。見送りに駆け付けた専修大学松戸幼稚園の園児たちも、先輩たちに「お兄ちゃんたち、頑張れー!!」と大きな声援を送り、選手たちも笑顔で応えていました。
専修大学松戸高等学校の選手たちへのインタビュー
大森准弥 主将【1番・サード】3年
秋・春の千葉県大会を制覇して周りの「打倒!専松」のプレッシャーに負けず、最後に優勝で終われて嬉しい。リードされていても、絶対勝てると信じて焦りはなかった。仲間から「お前しかいない!」と勧められて引き受けた主将だったが、本当にこのチームの主将になって良かった。甲子園では、どこが相手でもやることは変わらないので、自分たちの野球をやることに集中したい。
清水友惺 選手【2番・センター】(小金中学校出身)2年
甲子園出場が決まって、とにかく嬉しい。このチームは試合でリードされる展開でも逆転できる力があるので、決勝戦の終盤も2点差で負けてはいたが、チームは押せ押せムードで絶対勝てると思っていた。甲子園に向けて、バッティングの状態を上げていきたい。
中山凱 選手【3番・ショート】2年
準決勝戦では、個人的に悔しさが残る試合だったので、決勝戦では何とかチームの勝利に貢献したかった。(申告敬遠された場面については)自分で打ちたい気持ちもあった。守備ではノーエラーで処理できたが、今後もバッターやコースによってポジショニングを変えながら読みも大事にしたい。終盤は2点差で負けていても1チャンスで返せると信じていたが、決めてくれたのはやはりさすが宮尾先輩でした!甲子園では3番打者として重要な打点を稼げるようなバッティングをしたい。
吉田慶剛選手【4番・キャッチャー】3年
決勝戦では、途中で負傷交代してしまったので、途中出場の渡辺君をはじめ、勝ってくれた皆に感謝している。(負傷後も、笑顔でチームのためにできることを頑張っていたことについて)最後まで試合に出れない悔しさもあったが、自分が下を向いていても仕方ないし試合は続いていたので、気持ちを切り替えてチームを鼓舞し続けた。甲子園では、自分たちの粘りの野球ができるよう、個々の能力を上げていくだけでなく、誰かがミスをしても皆でカバーできるよう、コミュニケーションを大切にしながらチーム力を上げていきたい。
広川陽大 選手【5番・ファースト】(和名ケ谷中学校出身)3年
自分のバッティングでチームの勝利に貢献したかった。負けていても、粘り強く皆でつないでいけば勝てると思っていたし、全員諦めない気持ちがあったからこそ、決勝戦まで勝ち切れたと思う。甲子園出場は素直に嬉しいが、春のセンバツでのベスト8以上の全国制覇を目標に、チーム一丸となって頑張りたい。
上迫田優介 選手【6番・レフト】(小金中学校出身)3年
甲子園出場が決まり、本当に嬉しい気持ち。このチームは本当に明るくて楽しい、ポジティブなチームだし、どんなにリードされていても諦めない、粘り強いチーム。これは先輩たちからの伝統だと思う。(守備で大飛球をアウトにしたファインプレーについて)普段から1歩目を大事にしていて、あの場面も迷いなくボールを追いかけた。甲子園では、与えられた打順で自分のできることをして、悔いなく終われるように精一杯頑張りたい。
太田遥斗 選手【7番・ライト】3年
サヨナラ打でのホームインのシーンでは、最高の気分だった。(出塁後にチームを鼓舞する大きなガッツポーズについては)自分が打つとチームの勢いが乗っていくので。決勝戦の打順は7番だったが、どの打順でも自分の与えられた仕事をしたい。決勝戦では4打数4安打と、いい場面で打てて自信になった。甲子園に向けては、また今日のようなバッティングができるように、打ってどんどんチームを盛り上げられるよう、しっかりと準備して試合に臨みたい。
梅澤翔大 選手【8番・ピッチャー】(小金南中学校出身)2年
決勝戦に先発でいくと言われたのは、当日朝のアップをしている時だった。ZOZOマリンスタジアムで投げるのは初めてだったし、緊張もした。習志野高校の応援に圧倒された部分もあったが、楽しんで投げられた。甲子園では、試合に出たら悔いが残らないよう、また活躍できるように、これからしっかりと準備したい。
宮尾日向 選手【9番・セカンド】(河原塚中学校出身)3年
このチームは終盤に強いので、負けていても逆転できると信じていた。決勝戦でのサヨナラ打の場面では、前のバッターが送りバントで得点圏にランナーを進めてくれたので、「お前が決めろ」というメッセージと思い集中した。狙っていた甘く来た変化球をとらえられて良かった。甲子園では決勝戦での課題を練習して克服したい。また、春のセンバツでは4割ほどの実力しか出せなかったので、夏の甲子園では守備では取れるアウトを確実に、バッティングではチームのために自分の役割を果たしたい。
青野琉果 選手【ピッチャー】3年
冬にかなり走り込みをした自信と、普段からピンチを想定した練習をしていたので、ピンチでリリーフした時も、冷静に自分のピッチングができた。決勝戦では、先発の梅澤が少ない失点で頑張っていたので、ピンチでもスムーズに試合に入れた。(負傷交代した吉田君に代わって急遽出場した渡辺君とは、中学時代にバッテリーを組んでいたので)大舞台で渡辺とバッテリーを組んでも問題なく投げれたし、特別な思いもあった。優勝して、この仲間と野球ができる期間が延びて本当に嬉しい。チームの目標を達成するため、甲子園に向けてしっかりと調整したい。
小林大輝 選手【9回代打・ファースト】(松戸第一中学校出身)3年
大事な場面で代打で使ってもらう機会が多いので、試合中はいつでもいけるように常に準備していた。甲子園では、今後も大事な場面でもっと活躍できるように、自分の持ち味でもある思い切りの良さを忘れずに、練習からしっかりと取り組んで臨みたい。
染谷晃汰 選手【レフト】(松戸第六中学校出身)3年
決勝戦は、観客も多くて独特な雰囲気だった。延長戦に突入したら、レフトで出場予定だったので、サヨナラ勝ちの瞬間は緊張しながら見守っていた。いつでも試合に入っていけるよう、試合の序盤からずっと準備はしていた。甲子園に向けて、まずはケガをしないように練習したい。また、これまで練習してきたことを試合で発揮できるように、短い期間だが調整していきたい。
ピッチャーに声をかける吉田捕手
負傷した吉田副主将に代わりキャッチャーを務める渡辺眞翔(まなと)選手
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