24年ぶりに松戸市で開催！「NHKのど自慢」

　松戸市制施行80周年・森のホール21開館30周年・NHK千葉放送局開局80周年記念「NHKのど自慢」が12月3日（日曜）に松戸市の森のホール21大ホールで行われました。小ホールでもパブリックビューイングが行われ、20組の歌を一目見ようと大勢の方が訪れました。松戸市で「NHKのど自慢」が行われるのは、1999年2月14日以来24年ぶりです（当時の会場も森のホール21）。
　のど自慢には、9月11日から10月25日までの応募期間で1,462件の応募があり、倍率7.3倍の中から選出された幅広い世代の200組が本選への出場を目指して、12月2日（土曜）の予選会に集結しました。激戦の予選会を突破した20組が、12月3日の本選へと進みました。

　地元・松戸市でのど自慢が開催されると知り、普段は妻に感謝の言葉を伝えられていないので、”ありがとう”の気持ちを込めて「ONLY YOU（BOOWY※）」を選曲し、参加を決めました。妻には参加理由は伝えずに、サプライズで伝えられて良かったです。予選会は楽しんで臨めましたが、本番は生放送ということもあり、とても緊張しました。ステージでは、一瞬歌詞が飛んでしまいましたが、会場の皆さんの温かい拍手に助けられ、歌詞が出てきたので本当に感謝しています。
※「BOOWY」の2つ目の「O」は、正式にはストローク符号が付きます。

　本選合格者は、4番「シャルル（バルーン）」、9番「魂のルフラン（高橋洋子）」、11番「パート・オブ・ユア・ワールド（すずきまゆみ）」、19番「北ウイング（中森明菜）」、20番「空も飛べるはず（スピッツ）」の5組。その合格者の中から見事チャンピオンに選ばれたのは、エントリーナンバー4番で「シャルル」を歌った、岸田捷寛（きしだかつひろ）さんでした。

　母から地元の松戸市でのど自慢が開催されると聞き、いい機会だと思い、自分で応募しました。中学まではサッカーをしていましたが、高校で軽音部に入り、ボーカルとしてLIVEにも出演しています。緊張もしましたが、会場の皆さんの雰囲気がとても良くて歌いやすく、だんだん楽しくなってきて、予選会より本選の方が上手く歌えました。今後も音楽活動を頑張って、将来的には音楽関係の仕事に就きたいです。

　24年ぶりに松戸市で開催した「NHKのど自慢」は、松戸市制施行80周年・森のホール21開館30周年・NHK千葉放送局開局80周年記念にふさわしい大盛況で幕を閉じました。音楽の街・松戸で”NHKのど自慢”がまた開催される日を心待ちにし、未来の出場を夢見て、音楽好きな子どもから大人まで今日も歌声を響かせています。