陸上選手に教わる“走る楽しさ”
更新日:2016年4月18日
平成28年4月16日(土曜)、松戸運動公園で春の青少年教室「運動会直前攻略法!~かけっこで速く走るコツ~」が開催されました。抽選で選ばれた100人の小・中学生が、日立物流陸上部の選手・コーチから直接、フォームを中心に基本を教えてもらいました。最初は緊張していた子どもたちも、選手の優しく楽しい指導に引き込まれ、技術だけでなく走る楽しさを感じたようでした。
第一線の選手が先生
教室は、日立物流陸上部の選手が先生となって、学年ごとのグループを指導しました。小学校低学年には楽しく遊びながら、高学年には実践を交えて技術的な指導を、子どもたちに合わせて分かりやすく適切に教えていただきました。
低学年の練習
高学年の練習
「運動会が楽しみ!」
「腕をきちんと動かすことで、体が連係して速く走れるよ」。選手の熱の入った指導に応えるように、時間が経つにつれて子どもたちの表情も真剣に。最後には、子どもたちからは「速く走れるようになったと思う」「運動会が楽しみ!」など、技術を教えてもらって自信あふれる声が聞こえてきました。
質問攻めにタジタジ
教室終了後の選手たちへの質問コーナー。子どもたちからは「小学生の時の50メートルのタイムは?」「県内でどのくらい速いんですか?」などの質問にとどまらず、「彼女はいるんですか?」などの質問が飛び交い、選手たちはタジタジに。終わった後も子どもたちと選手が仲良く交流する姿がみられ、速く走る技術とともに楽しい時間を手にすることができたようです。
速く走るためのポイント
今回参加できなかった子どもたちのために、キャプテンの田口大貴選手にポイントを聞いてみました。
- しっかり前を見る
- 姿勢を正しく(前かがみにならない)
- リラックスする
皆さんもこのポイントに気をつけて、目指せ1等賞!
地域とのつながり大事に
田口選手(右)と柳利幸選手
日立物流陸上部は、松戸市に拠点を置いて活動しています。今年1月の全日本実業団対抗駅伝競走大会(ニューイヤー駅伝)で9位に入るなど、実力は折り紙つき。田口キャプテンは「地域の人と交流できる機会ができてうれしいです。子どもたちには今日教わったことをしっかり生かして、運動会に役立ててほしいです」と笑顔で話してくれました。