「梨栽培の伝統バトンタッチ」大橋小で引き継ぎ式
更新日:2017年2月9日
平成29年2月9日(木曜)、大橋小学校で4年生から3年生への梨の引き継ぎ式が行われました。栽培方法を教えてくれた農家の皆さんをはじめとする“梨の先生”に感謝しながら、同校の伝統は次の代へとバトンタッチされました。
梨のあれこれを調べて発表しました
全員が梨博士
4年生が1年間かけて取り組んだ梨栽培。その集大成となるこの日のメーンイベントは、テーマ別に調べてきた梨の発表会でした。梨の品種や歴史、おいしい食べ方まで、4年生が3年生や梨の先生、保護者の皆さんを相手に一生懸命講義していました。
「梨には赤梨と青梨があって、二十世紀梨は青梨です」「梨は中国から入ってきました」など、大人でも知らない情報が次々と披露されました。炭酸水を入れて作る「梨のシュワシュワゼリー」のレシピにも、関心が集まっていました。
3年生へ「大切に育てて!」
発表会後、二十世紀梨の出荷量全国1位の鳥取県の職員の方から「皆さん、すごくよく勉強しているので驚きました。これからも梨のことをずっと覚えていてほしいです」と称賛の言葉をいただき、4年生はうれしそう。引き継ぎ式の最後は、4年生から3年生に対して梨が送られました。4年生の「大切に育ててください!」という激励に、3年生は「虫に食べられないよう、しっかり育てます!」とこたえていました。
梨の先生
代々受け継がれる伝統
同校では、「大橋小学校の伝統を守る」をスローガンに、4年生の児童が二十世紀梨を育てています。4年生は、受粉作業や実を守る袋かけ、草むしりなどの作業を行い、おいしい梨作りに力を注ぎます。9月ころの収穫祭では、手塩にかけた梨を食べ、農家や地域の皆さんに感謝の気持ちを伝えています。
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