地域でつながる音楽の輪～松戸一日吹奏楽団

　12月3日(土曜)に市民会館で「松戸一日吹奏楽団」の演奏会が開かれ、会場全体に音楽を響かせました。吹奏楽団はこの日1日だけ「一期一会」で集まった年齢も性別も音楽レベルも超えたメンバーで構成され、合奏・リハーサル時間が約3時間しかなかったことを感じさせない堂々とした演奏を観客に届けました。

　講師のプロトランペット奏者・双木博和氏の指導のもと、合奏を重ねたメンバーたち。コンサートでは、「銀河鉄道999」「宝島」「ふるさと」「演歌メドレー」「エル・クンバンチェロ」の5曲に加え、アンコールで「そりすべり」を演奏しました。途中サプライズで特別ゲストでプロのパーカッション奏者・見谷聡一氏によるブラジルの打楽器「パンデイロ」のパフォーマンスや、観客も手拍子で演奏に参加できる場面もあり、会場が一体となって演奏会を作り上げました。

　コンサートを終え、解散した「松戸一日吹奏楽団」。参加者からは「ずっともう一度合奏するチャンスがほしかったけれど敷居が高く踏み出せずにいましたが、できる範囲で演奏に参加できたので本当に楽しめました」「思い切ってチャレンジしてみたらやっぱり楽しかった」「学生さんのフレッシュ感にふれ、昔の自分と重なり、純粋な気持ちになれました」と皆さん1日満喫したよう。「聴く方はあっという間でも、演奏する方は練習が大変だったと思う。短時間でこんなにもそろっていて感動しました！楽しい雰囲気もとてもよかった！」という観客からのアツいメッセージもあり、大成功で幕を閉じました。

今回ゲストとしてメンバーが参加した「音楽の広場」は4月から年9回、市民劇場ホールで300人以上の参加者が歌う、毎年抽選になるほど大人気の講座です。生涯学習推進課ではその他さまざまなジャンルの講座を開催しています。
詳細は以下の関連リンクの講座の案内または、サークルやイベント・家庭教育に関する情報満載の「まつどまなびぃネット（松戸市生涯学習情報システム）」をご覧ください。