病院事業管理者のページ

病院事業管理者　横須賀　收

病院事業管理者の横須賀收です。
松戸市病院事業は、高度急性期・急性期医療を担う「松戸市立総合医療センター」、回復期以降の医療を担う「松戸市立福祉医療センター 東松戸病院」および「同センター 梨香苑」（以下「福祉医療センター）という。）を運営し、市民の皆様に必要とされる医療・介護サービスを提供してまいりましたが、福祉医療センターについては病院事業のあり方など、様々な角度から検討を重ねた結果、令和6年3月31日をもって廃止をいたしました。
福祉医療センターの運営にあたっては、市民の皆さま、その他多くの関係者の皆さまから多大なるご支援やご協力を賜りましたことを感謝申し上げます。
今後は総合医療センターの1病院体制となりますが、すべてのひとに「来てよかった」と思われる病院を目指すという基本理念のもと、東葛北部保健医療圏の基幹病院として、地域住民に対して三次救急や小児・周産期医療、感染症の対応など、民間の医療機関では負担が多いとされる医療を含め、がん診療など幅広い医療を提供してまいります。
福祉医療センターが担ってきた緩和ケア病棟、人間ドック機能については、総合医療センターで継承するため、令和7年度に総合医療センター内に別棟を建設する事業を進めております。別棟にはこれらの医療機能に加え、外来手術室や新興感染症等の流行拡大時に発熱外来に転用可能な診察室を設けるなど、医療提供体制の更なる充実を図り、引き続き市民の皆さまが安心して必要な医療が受けられるよう、取り組んでまいります。
今後も、市民の皆さまの医療ニーズに応えるべく持続可能な医療提供体制の構築とできるだけ市の財政に負担をかけない病院経営に全力を傾けてまいりますので、ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。