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【合同】帰宅困難者対策訓練27(京成バス、松戸新京成バス、東武バスセントラル、松戸警察署、松戸東警察署との合同訓練)【令和3年5月12日】

更新日:2021年5月12日

松戸市では、大規模災害が発生した場合における対応として、「松戸駅周辺帰宅困難者等対策協議会」及び「新松戸・幸谷駅周辺帰宅困難者等対策協議会」を結成しておりますが、公共交通機関である京成バス、松戸新京成バス、東武バスセントラルと松戸警察署及び松戸東警察署との合同訓練を行ったので、訓練内容・結果を報告します。

実施目的

大規模災害が発生すると、公共交通機関が運行を停止するほか、市内各地における道路陥没や液状化の被害が生じます。こうした市内の被害状況等を把握するためには、市内を走行するバス会社及び警察との緊密な連携は不可欠であります。そこで、これら関係機関との連携を強化するとともに情報交換、情報共有を行うなどにより効果的な帰宅困難者対策を推進するため、MCA無線機を活用した通信訓練を実施したもの。

訓練想定

首都圏北部を震源とするM7の直下型地震が発生し、松戸市内において震度6強を観測した。これに伴い市内では、鉄道が運行を停止するとともに、道路陥没や液状化等により、国道6号線等において交通渋滞が発生した。また、鉄道やバスを使い通勤・通学している人々の帰宅手段が閉ざされ帰宅困難者が発生した。これに伴い、市役所では、災害対策本部を設置し、市内バス会社及び松戸・松戸東両警察署との情報交換、各種対応を図る想定とした。

訓練日時

 令和3年5月12日(水曜)午後2時00分頃から同3時00分頃まで

訓練参加機関

  • 京成バス
  • 松戸新京成バス
  • 東武バスセントラル
  • 松戸警察署
  • 松戸東警察署
  • 松戸市役所(危機管理課)

訓練内容

  1. MCA無線を活用し、迅速な情報交換、伝達訓練を実施する。
  2. バス会社では、市内を走行するバス運転手からの情報を迅速に災害対策本部に連絡するとともに、災害対策本部では、警察署と連携した災害対応を図る。
  3. 両警察署では、市内の被災状況を把握し、災害対策本部との情報共有に努めるとともに、災害対応及び帰宅困難者対策(誘導・支援)に当たる。

実施結果

  1. バス会社では、約4年振りの通信訓練で担当者の異動等があったものの、平素から無線機を使用しているため、危機器の取り扱いもスムーズで、災害対策本部に対し各種情報を迅速に提供するなど、効果的な訓練が実施できた。
  2. 両警察署は、積極的に市内の被災状況等を把握し対応を図るとともに、災害対策本部へ通報するなど、連携強化が図られた。
  3. 引き続き、各機関との連携強化を図るため、定期的・計画的な通信訓練を実施する必要性を感じた。

お問い合わせ

総務部 危機管理課

千葉県松戸市根本387番地の5 別館1階
電話番号:047-366-7309 FAX:047-368-0202

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