【合同】帰宅困難者等対策31(一時滞在施設グループ、大学・病院グループとの合同訓練)【令和6年10月8日】】
更新日:2024年10月17日
松戸市では、大規模災害が発生した場合における対応として、「松戸駅周辺帰宅困難者等対策協議会」及び「新松戸・幸谷駅周辺帰宅困難者等対策協議会」を結成しております。本協議会の委員のうち、下記の訓練参加機関とMCA無線機の通信訓練を実施しましたので、訓練内容・結果を報告します。
実施目的
大規模災害が発生し、公共交通機関が運行を停止した場合、駅周辺及び大規模集客施設等においては多くの帰宅困難者等が発生するため、一時滞在施設を開設して対応することとなります。そこで、これらの関係機関との連携強化とともに、MCA無線機による情報交換、情報共有方法の習熟を目的に訓練を実施した。
訓練想定
訓練当日の午後2時に、首都圏北部を震源とするM7の直下型地震が発生し、松戸市内において震度6強を観測。市内では、鉄道が運行を停止しているとともに、道路については、大規模な渋滞が発生しているなど、多くの交通状況に支障が生じている。その結果、鉄道等を使って通勤・通学している人々の帰宅手段が閉ざされ帰宅困難者が発生している。
これに伴い、市役所内に災害対策本部を設置し、市内一時滞在施設、大学、病院、松戸・松戸東警察署等との情報交換、対応を図ることを想定とした。
訓練日時
令和6年10月8日(火曜)午後2時頃から午後2時45分頃まで
訓練参加機関
一時滞在施設グループ
- 東葛飾地域振興事務所
- 県立西部図書館
- 流通経済大学
- 松戸警察署
- 松戸市(市民会館、市民劇場、松戸駅周辺整備振興課、新庁舎整備課、危機管理課)
大学・病院グループ
- 千葉大学
- 聖徳大学
- 日本大学
- 新松戸中央総合病院
- 新東京病院
- 松戸東警察
- 松戸市(危機管理課)
訓練内容
- MCA無線機を活用し、迅速な情報交換、伝達訓練の実施
- 大学、病院における負傷者の有無や帰宅困難者の滞留状況、一時滞在施設の被災状況、公共交通機関の運行状況などの情報共有
- 帰宅困難者の一時滞在施設への誘導
実施結果
- 担当職員の異動等により、MCA無線機に初めて触れる職員もいたが、MCA無線機を効果的に活用し、災害対策本部への報告・情報提供など効果的な通信訓練であった。
- 災害対策本部では、各機関からの情報により、市内の被災状況を早急に把握し、関係機関に情報提供するなど迅速な対応が図れた。