まつどSDGs×産学官民連携 事業提案窓口
更新日:2023年3月23日
まつどSDGs×産学官民連携 事業提案窓口とは
松戸市は、令和4年6月策定の「松戸市総合計画」において、「多世代がともにいきいきと思い思いに暮らすことができるまち やさシティ、まつど。~つよくしなやかに みんなで松戸の新たな時代を創ろう~」という将来都市像を描き、その展望を実現するために設定した基本目標のうちのひとつに、「基本目標6 SDGs(持続可能な開発目標)を推進する社会~人と環境にやさしいまちづくり~」を掲げています。
その中で、地域における連携体制の構築を進めるための施策として、産学官連携を推進するとし、その重要業績評価指標(KPI)を「産業界、学術機関及び市の連携事業数」と定めています。
また、令和4年8月に策定の「松戸市SDGs未来都市計画」においては、自律的好循環の形成へ向けた制度構築の一つとして、「SDGs×産学官民連携担当窓口の明確化」を掲げ、具体的な役割として、多様な主体と行政をつなぎ、行政課題を見える化しながら、多様な主体の提案を施策・事業につないでいく等、明記しています。
行政だけではなく、民間事業者や大学・研究機関等と連携し、松戸が抱える課題及びその解決に向けたアイデアについて共有・提案いただくことで、地域課題の解決を実現し、「誰一人取り残さない」というSDGsの本質の達成に寄与することができるという考えから、ここに公民連携の提案窓口「まつどSDGs×産学官民連携 事業提案窓口」を設置しました。
皆様のご提案をお待ちしております。
まつどSDGs×産学官民連携 事業提案窓口 運用ガイドライン
事業・アイデア等の提案に際しては、必ず下記のガイドラインをご確認ください。
まつどSDGs×産学官民連携 事業提案窓口 運用ガイドライン(PDF:364KB)
提案方法
松戸市ホームページに掲載している「オンライン申請システム」より常時提案を受け付けています。
まつどSDGs×産学官民連携 事業提案窓口(オンライン申請システム)
オンライン申請システムが使用できない場合は、下記「提案シート(様式1)」に提案内容を記載したものを窓口専用メールアドレス( sdgs@city.matsudo.chiba.jp )まで送付してください。
提案者及び提案内容
提案内容を自ら実施する意思及び能力を有する「民間事業者」、「大学・研究機関」又は「任意団体等」(以下、「民間事業者等」とする。)からの提案を受け付けています。
また、市との連携により発生する契約関係等ではなく、民間事業者等がSDGsの達成に寄与することを主目的として主体的に実施し、その中で市との連携を希望する事業やアイデア等についての提案を期待します。
ただし、提案者又は提案内容が次のいずれかに該当する場合は受付の対象外とさせていただきます。また、受付後にこれらに該当する事実が判明した場合には、その後の提案者との調整は行いません。
- 個人(個人事業主を除く)又はNPO法人からの提案
- 法令等に違反する又はそれに類する行為を行っている場合
- 提案者が暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成3年法律第77号)第32条第1項各号に掲げる者に該当する場合
- 民間事業者等の直接的な営業又は広告宣伝のみを目的とする等、SDGsの達成に寄与することを目的としていないことが明らかな場合
- 提案内容が特定の政党・宗教を支持し、又はこれに反するための政治的・宗教的教育を目的とする場合
- 提案内容が非科学的なもの若しくは迷信に類するもので、利用者を惑わせ、若しくは不安を与えるもの又はそのおそれがある場合
- その他、市の施策や規定等に反する又は抵触する場合、公序良俗、公共性・公平性に問題がある場合等、連携を図ることがふさわしくないと判断された場合
提案にあたっての留意事項
- 提案内容や調整の結果によっては実現できないことがあります。
- 提案事業の実施有無にかかわらず、市が提案及び調整にかかる費用(企画や打ち合わせ等にかかる人件費・交通費などを含む一切の費用、損害等)の補填や賠償をしません。
- 提案に関する庁内外の関係者との調整には、時間がかかることがあります。
- 関係課との詳細な打ち合わせの結果、調達や公募等の手続きが必要となった場合、松戸市が提案者から得た情報の全部または一部を利用し、公募等のための仕様を作成させていただくことがあります。
提案にあたっては、必ずまつどSDGs×産学官民連携 事業提案窓口 運用ガイドライン(PDF:364KB)をご確認ください。
連携実績
梨の剪定枝を活用した環境配慮型ボールペン製作事業(令和5年3月)
松戸市と凸版印刷株式会社が連携し、梨の剪定枝を主原料にした環境配慮型のペンを製作しました。
松戸市の梨園で、年間70トン以上出てしまう梨の剪定枝は、その処理に1キログラム25円以上の費用がかかっています。そこで、異なる素材を自在に混合して新しいプラスチックを生み出す「フリーブレンド工法」という技術を生かして、凸版印刷株式会社が梨の剪定枝を活用したボールペンを製造しました。
まずは試作品として、約50キログラムの剪定枝から1000本を製作。今後、まつどSDGs関連ブースやSDGs関連事業への参画者等に配布し、松戸の梨園およびSDGsの取り組みについてPRしながら、剪定枝の廃棄量の削減と新たな付加価値の創出を目指します。
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