まつどSDGs×産学官民連携 事業提案窓口
更新日:2024年11月6日
まつどSDGs×産学官民連携 事業提案窓口とは
松戸市は、「松戸市総合計画(令和4年6月策定)」の基本目標のひとつに、「SDGs(持続可能な開発目標)を推進する社会~人と環境にやさしいまちづくり~」を掲げています。
また、令和4年8月に策定の「松戸市SDGs未来都市計画」においては、自律的好循環の形成へ向けた制度構築の一つとして、「SDGs×産学官民連携担当窓口の明確化」を掲げ、具体的な役割として、多様な主体と行政をつなぎ、行政課題を見える化しながら、多様な主体の提案を施策・事業につないでいく等、明記しています。
行政だけではなく、民間企業や大学・研究機関等の皆様から、松戸が抱える課題の解決に向けたアイデアを提案いただくことで、地域課題の解決を実現し、「誰一人取り残さない」というSDGsの本質の達成に寄与することができるという考えから、ここに公民連携の提案窓口「まつどSDGs×産学官民連携 事業提案窓口」を設置しました。
皆様のご知見を活かした事業のご提案をお待ちしております。
まつどSDGs×産学官民連携 事業提案窓口のチラシ(PDF:639KB)
まつどSDGs×産学官民連携 事業提案窓口 運用ガイドライン
事業・アイデア等の提案に際しては、必ず下記のガイドラインをご確認ください。
まつどSDGs×産学官民連携 事業提案窓口 運用ガイドライン(PDF:430KB)
提案方法
松戸市ホームページに掲載している「オンライン申請システム」より常時提案を受け付けています。
まつどSDGs×産学官民連携 事業提案窓口(オンライン申請システム)
オンライン申請システムが使用できない場合は、下記「提案シート(様式1)」に提案内容を記載したものを窓口専用メールアドレス( sdgs@city.matsudo.chiba.jp )まで送付してください。
提案者及び提案内容
提案内容を自ら実施する意思及び能力を有する「民間事業者」、「大学・研究機関」又は「任意団体等」(以下、「民間事業者等」とする。)からの提案を受け付けています。
また、市との連携により発生する契約関係等ではなく、民間事業者等がSDGsの達成に寄与することを主目的として主体的に実施し、その中で市との連携を希望する事業やアイデア等についての提案を期待します。
ただし、提案者又は提案内容が次のいずれかに該当する場合は受付の対象外とさせていただきます。また、受付後にこれらに該当する事実が判明した場合には、その後の提案者との調整は行いません。
- 個人(個人事業主を除く)又はNPO法人からの提案
- 法令等に違反する又はそれに類する行為を行っている場合
- 提案者が暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成3年法律第77号)第32条第1項各号に掲げる者に該当する場合
- 民間事業者等の直接的な営業又は広告宣伝のみを目的とする等、SDGsの達成に寄与することを目的としていないことが明らかな場合
- 提案内容が特定の政党・宗教を支持し、又はこれに反するための政治的・宗教的教育を目的とする場合
- 提案内容が非科学的なもの若しくは迷信に類するもので、利用者を惑わせ、若しくは不安を与えるもの又はそのおそれがある場合
- その他、市の施策や規定等に反する又は抵触する場合、公序良俗、公共性・公平性に問題がある場合等、連携を図ることがふさわしくないと判断された場合
提案募集テーマ
現在松戸市では、以下のテーマに関する提案を募集しています。
また、以下のテーマによらず、松戸市のSDGs推進や行政サービスの向上等に資する提案も随時受け付けています。
※ご提案の際は、上記「提案方法」を必ずご確認の上、所定のお手続きをお願いいたします。
テーマ | 概要 | 関連するSDGs |
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横断幕・懸垂幕の再利用 | 市のイベントや記念、啓発運動等で作成・活用されたのち、役目を終えた横断幕・懸垂幕について、廃棄する前に再利用したい。
【市の財政負担】 |
参考:松戸市総合計画の政策体系とSDGsの関連について
以下の一覧表は、松戸市総合計画【令和4年度から令和11年度まで】の政策体系とSDGsの関連を示すものです。
上記の募集テーマによらず、松戸市のSDGs推進や行政サービスの向上等に資する提案を検討する際の参考としてご覧ください。
基本目標 | 政策 | 関連するSDGs |
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基本目標1 |
1-1 安心して妊娠・出産・子育てができ、子どもが健やかに育つ環境づくり |
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1-2 「学びの松戸モデル」の推進 |
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1-3 多文化共生と文化芸術・観光の推進 |
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基本目標2 |
2-1 心身の健康の維持・増進 |
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2-2 自立した生活を支える地域共生社会の構築 |
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2-3 充実した医療体制が整っている健康医療都市まつどの推進 |
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2-4 感染症から市民の健康と生活を守る体制の整備 | ||
基本目標3 まちの再生・リニューアル ~居心地の良い魅力的なまちづくり~ |
3-1 多様なライフスタイルを実現できる都市空間の整備 | |
3-2 快適に移動・アクセスできる交通ネットワークの整備 | ||
3-3 みどりと暮らす豊かさを実感できるまちづくりの推進 |
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3-4 市内を流れる河川の安全性と親水機能の向上 |
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3-5 良質な下水道サービスの持続的な提供 | ||
3-6 安全な水道水の安定した供給 | ||
基本目標4 雇用創出・経済活性化 ~地域経済が活力にあふれ、自分らしく働けるまちづくり~ |
4-1 商工業や新たな地域産業の振興 |
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4-2 付加価値の高い都市農業の推進 |
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4-3 多様なワークスタイルの実現 |
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基本目標5 防災・防犯・安全安心 ~安全で安心して暮らせるまちづくり~ |
5-1 大規模災害から生活や生命を守るための備えの充実 |
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5-2 火災予防の推進 | ||
5-3 消防体制の充実 | ||
5-4 市民の生命をつなぐ救急救命体制の充実 |
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5-5 犯罪や事故被害のない安全で安心な生活の実現 |
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基本目標6 SDGs(持続可能な開発目標)を推進する社会 ~人と環境にやさしいまちづくり~ |
6-1 地域における連携体制の構築 |
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6-2 人権や平和が尊重される地域社会の形成 |
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6-3 男女共同参画の推進 |
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6-4 様々な変化に対応する行財政運営 |
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6-5 人と環境にやさしい持続可能なまちの形成 |
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提案にあたっての留意事項
- 提案内容や調整の結果によっては実現できないことがあります。
- 提案事業の実施有無にかかわらず、市が提案及び調整にかかる費用(企画や打ち合わせ等にかかる人件費・交通費などを含む一切の費用、損害等)の補填や賠償をしません。
- 提案に関する庁内外の関係者との調整には、時間がかかることがあります。
- 関係課との詳細な打ち合わせの結果、調達や公募等の手続きが必要となった場合、松戸市が提案者から得た情報の全部または一部を利用し、公募等のための仕様を作成させていただくことがあります。
提案にあたっては、必ずまつどSDGs×産学官民連携 事業提案窓口 運用ガイドライン(PDF:430KB)をご確認ください。
連携実績
「保育士の目線」を見える化する「まなざしプロジェクト」の実証実験を実施(令和6年5月から6月)
松戸市と子ねくとラボ(運営:株式会社 明日香)が連携し、「保育士の目線」を動画化することで保育の質向上の実現を目指す「まなざしプロジェクト」の実証実験を実施しました。
保育分野において、ヒューマンエラーによる事故、不適切保育等の課題が生じる中、熟練の保育士の方などにウェアラブルカメラを装着して保育に当たっていただくことで、「保育士の目線」を動画化し、その動画を用いた勉強会における職員間のフィードバックや情報共有を通じて組織レベルでの「保育の質向上」の実現を目指す取り組み「まなざしプロジェクト」の実証実験を実施しました。
関係課
子ども部保育課
実施場所
松戸市立二十世紀ヶ丘保育所
実施日程
- (撮影)令和6年5月15日(水曜)
- (勉強会)令和6年6月11日(火曜)
梨の剪定枝を活用した環境配慮型ボールペン製作事業(令和5年3月)
松戸市とTOPPAN株式会社が連携し、梨の剪定枝を主原料にした環境配慮型のペンを製作しました。
松戸市の梨園で、年間70トン以上出てしまう梨の剪定枝は、その処理に1キログラム25円以上の費用がかかっています。そこで、異なる素材を自在に混合して新しいプラスチックを生み出す「フリーブレンド工法」という技術を生かして、TOPPAN株式会社が梨の剪定枝を活用したボールペンを製造しました。
まずは試作品として、約50キログラムの剪定枝から1000本を製作。今後、まつどSDGs関連ブースやSDGs関連事業への参画者等に配布し、松戸の梨園およびSDGsの取り組みについてPRしながら、剪定枝の廃棄量の削減と新たな付加価値の創出を目指します。
関係課
総合政策部政策推進課SDGs推進担当室
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