松戸市立第三中学校が「第45回全国中学校ソフトボール大会」に出場決定!
更新日:2023年8月17日
松戸市立第三中学校ソフトボール部
7月に開催された千葉県中学校総合体育大会ソフトボール競技(以下、千葉県総体)では、夏の県総体史上17年振りとなる、決勝で松戸市立第一中学校と松戸市立第三中学校による松戸対決が実現しました。松戸市立第三中学校ソフトボール部は、昨年・一昨年と千葉県総体で負けた悔しさを糧に、千葉県総体での優勝を絶対の目標にして練習に取り組んできました。
8月18日(金曜)より開催される「第45回全国中学校ソフトボール大会」への出場権をかけた「第51回関東中学校ソフトボール大会」が、8月7日から9日にかけて、山梨県笛吹市で行われました。
松戸市立第三中学校「関東中学校ソフトボール大会」の試合結果
8月8日の第2試合に登場した松戸市立第三中学校(以下、第三中学校)は、1回戦で埼玉県代表の狭山市立西中学校と対戦し、U-15日本代表の大川選手の本塁打などで得点を重ね、6対0で勝利を収めました。続く2回戦では、大川選手と同じくU-15日本代表の中村投手を擁する神田女学園中学校と対戦。試合には敗れたものの、全国大会出場の最後の枠をかけて、翌日の代表決定戦に臨みました。
代表決定戦は、2回戦で敗退した4チームによるトーナメントで行われ、第三中学校は初戦で埼玉県代表寄居町立城南・深谷市立花園・南中学校の合同チームに勝利し、全国出場をかけた最後の試合に挑みます。相手は前日に松戸市立第一中学校と対戦した群馬県代表の太田市立藪塚本町中学校です。試合は第三中学校が3点をリードして迎えた最終回、藪塚本町中学校に土壇場で逆転され2点のリードを許してしまいます。後がない第三中学校でしたが、顧問の東野先生の「この展開はある程度想定していました。選手の表情も明るかったので3点取ろうと声をかけました。」という言葉通り、選手たちはこれ以上ない粘りを見せて再逆転。9対8と劇的なサヨナラ勝ちを収め、見事に第三中学校ソフトボール部にとって初となる、夢の全国大会への切符を手にしました。
顧問・選手のコメント
松戸市立第三中学校ソフトボール部顧問:東野沙弥(ひがしのさや)先生
目標の千葉県総体優勝を達成できたのは、これまでの先輩たちと共に3年間積み上げてきたことが実を結んだ結果であると同時に、昨年・一昨年と千葉県総体で力がある代が勝てず、先輩たちが悔しい思いをしていた姿を忘れずにいてくれたことが大きかったです。千葉県内では「松戸三中は強い」と言われ続けてきた中で、生徒たちには公式戦は結果が全てとプレッシャーも与えてきましたが、よくそれを跳ね返してくれたと思います。
関東大会では、2回戦で好投手と対戦し点を取れたことがチームの自信にもなり、試合には負けたものの、悔しいという気持ちが芽生えたことで、代表決定戦に向けてモチベーションを上げることができました。その気持ちと、これまでやってきたことを普段通りにできたことが、代表決定戦で見せてくれた粘り強さを発揮しての逆転劇に繋がったと思います。
松戸三中のソフトボール部は、日頃から審判や小学生チーム、松戸三中ソフトボール部のOG・OG保護者の皆さんからたくさんの支援をいただいていています。全国大会では、支えていただいている方々への感謝の気持ちをプレーで表現できるよう、松戸三中ソフトボール部として活動してきた全てを出し切って、思う存分楽しんでくれたらと思います。
(左から)萩原円香さん、大川沙菜さん、鈴木美海さん
キャプテン&セカンド・大川沙菜(おおかわさな)さん
千葉県総体で優勝した瞬間は信じられない気持ちでした。ずっと目標にしてやってきていたので嬉しかったです。このチームで全国大会に行きたかったので、関東大会の代表決定戦では絶対に勝とうと思っていました。キャプテンとして、試合中は点を取られたりミスをしても落ち込んだりしないようとか、特に投手陣には「思い切っていけ」とか声をかけるようにしていました。
逆転サヨナラ勝ちで全国大会出場が決まった瞬間は、本当に嬉しかったです。このチームで活動できるのは全国大会が最後になるので、少しでも長く1つでも多くこの10人で試合ができるように頑張りたいです。
ショート・萩原円香(はぎわらまどか)さん
千葉県総体で優勝できなかった先輩たちの悔しい思いを受け継いで、今年優勝できたことがとても嬉しいです。関東大会は1つでも多く試合をしたかったので、次も試合ができるようにと思っていました。負けていても焦りはなかったし、自分たちなら絶対に逆転できると思っていました。千葉県総体優勝を目標にしてきて、全国大会までは考えてもいなかったので、まさか自分たちが行けるなんてと嬉しくなりました。
全国大会では、毎回これが最後になるかもしれないと思って一つひとつのプレーを大事にして、この最高のメンバーで試合ができることを心の底から楽しんで、自分の最大限の力を発揮できるように頑張りたいです。
ライト・鈴木美海(すずきみひろ)さん
ケガをして練習ができず、試合にも出ることができない時期があり、その時はとても辛い気持ちでしたが、回復してからは皆と練習することが楽しくて頑張ることができました。今も守備には影響がありますが、2年間悔しい思いをして練習を頑張ってきたので、それが結果に繋がって嬉しかったです。関東大会まできたらもっと上まで行きたいと思っていたので、落ち着いて自分の役割を果たしたいと思いました。逆転された時、焦りはありましたが、最終回は自分が先頭バッターだったので絶対に塁に出ようと思っていました。
勝った瞬間は嬉しかったけど全国に行くという実感はあまりなかったです。皆からお祝いしてもらっているうちに実感がわいてきて、今はとても嬉しいです。全国大会はなかなか出られない大会なので、強いチームと対戦して厳しい試合になっても、皆で楽しく最後までプレーできたらいいなと思います。
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