花吹雪の向こうに、春　「市内各所で桜まつり」

桜が満開を迎えた4月4日（土曜）・5日（日曜）、市内各所で桜まつりが開催されました。花冷えの二日間となりましたが、会場は春を満喫する人たちでにぎわいました。また、花びらが散る中でさまざまなイベントが行われ、参加者は日ごろの練習の成果を存分に発揮しました。

常盤平さくらまつりは、常盤平駅から五香駅までの間を歩行者天国に多くの模擬店が並ぶ市内最大規模の桜まつりです。毎年数十万人が訪れ、今年もたくさん来場者が模擬店やイベントを楽しみました。

グリーンベルトを挟んだ広い道路を活用して、吹奏楽の演奏などが行われました。また、松戸に根付きつつある新しい文化・コスプレにスポットが当てられ、コスプレイヤーのダンスで盛り上がりました。

八柱駅・新八柱駅前の特設ステージでは、舞踊やダンス、吹奏楽など、多種多様な演目が繰り広げられました。気温が上がらない一日でしたが、桜の花びらがひらひらと舞うステージからは、さわやかな春風が吹くようでした。

歴史的な土木構築物である栗山配水塔の周辺に、立派な桜の木が並んでいます。1年に1回、桜まつりの日にだけ、一般の人も配水塔に上ることができ、足元の桜だけでなく市の全体を望むことができます。

特設舞台では、歌謡ショーなどのステージが行われ、来場者は手拍子や掛け声で盛り上げました。会場にはチーバくんも訪れ、子どもたちと記念撮影するなど楽しいステージに一役買いました。

国分川沿いの土手に並ぶ桜並木は、懐かしさを感じる日本の原風景です。会場では輪投げなど、子どもが楽しめる催し物が行われました。

八柱霊園の正門入り口に模擬店が出店され、花冷えの中、暖を求める人が集まりました。また、ふれあい広場では「野だて」が開かれ、来場者は本格的なお茶を味わいました。他の会場とは少し違う、静かで厳かな桜まつりでした。