公園の未来を描きながら、約2500人が夏の終わりを楽しんだ「松戸ラストサマー盆踊り(「暮らしの芸術都市」企画)」
更新日:2016年12月27日
子どもたちの楽しかった夏休みが終わりを迎える8月30日(土曜)、松戸中央公園で約2500人が参加した「松戸ラストサマー盆踊り」が開催されました。
今年初めて! 11もの町会・自治会が集まって開催した盆踊りイベント
今年初めて開催されたこのイベントは、松戸中央公園内のかつて市民プールがあった場所を会場に、町会・自治会の枠を超えて人々が集い、幅広い世代が一緒に楽しめる盆踊りで地域の交流やつながりをはかろうと、松戸駅周辺の11の町会・自治会でつくる「松戸まちづくり会議」が企画・実施した新しい盆踊りです。
会場中央に建てられた大きな櫓(やぐら)の周囲には、お楽しみゾーンが出現。
やきとり・串揚げ・カレー・焼とうもろこし・かき氷などのフードやドリンク、縁日を思わせるような子ども向けのゲームなどが並んだ出店ゾーンには、各町会・自治会や地元のお店が出店。
約20店舗ものお店が軒を連ね、ビールやジュースを片手に店自慢の一品料理をほおばったり、子どもたちが夢中でゲームを楽しむ姿が見られました。
炭火やきとり、おいしいよ!
焼とうもろこし、いかがですか
おいしい飲み物を用意しました
櫓(やぐら)のステージでは、地元のミュージシャンや歌手の皆さんによるコンサートも開催。公園の空いっぱいに、すてきな歌や音楽がこだましました。
吉崎さとしさん&湖天波さん
歌手の泉珠里さん
地元にキャンパスがある2つの大学の学生たちもイベントを盛り上げ!
イベントゾーンには、移動式の屋台やカフェが登場。
千葉大学大学院園芸学研究科の学生と海外からの留学生が、日本庭園や子どもの遊びをイメージして街づくり関連の共同実習で手づくりしたのだそうです。
日本庭園を思わせる屋台
すまっしゅげーむに挑戦!
夕涼み気分でほっと一息
聖徳大学生が7月の「アートパーク」で子どもたちと一緒に製作した「きのこロボット」や、子どもたちのアート作品も展示され、初めて見る子どもたちはわくわく気分いっぱい。
アートパークをご紹介!
心なごむ、子どものアート作品
おっきいね、きのこロボット
公園の未来をみんなで描いてみよう
うちわぬり絵コーナー
プールの跡地で開催される盆踊りだからこそ、このイベントを通じて公園の将来や活用方法をみんなで考えてみたい……
参加する人々に配られたうちわの裏には、この公園の線画が描かれ、自分の理想の公園を描けるようになっていました。
自由にぬり絵やお絵かきができるコーナーでは、楽しみながらもどこか真剣な表情で未来の公園を描く子どもたちが、とても印象的でした。
夕方16時、いよいよ盆踊りがスタート!
盆踊りがスタート!
夕方16時、まだ明るさが残る夏空の下、盆踊りがスタートしました。
見よう見まねで一緒に踊る子どもたちや、日本の夏の伝統行事を楽しむ海外からの留学生の皆さんなどが、一つの円に交じって楽しそう!
地元の和太鼓集団が演奏する、太鼓の活気ある音が、盆踊りの風情をさらに盛り上げてくれます。
時間が経つごとに参加する人々は増え、日暮れとともに活気もどんどん増していき、盆踊りの輪も大きくなっていきました。
海外からの留学生も一緒に盆踊り
やぐらの前でパフォーマンス
地元消防団のポンプ車と子どもたち
会場の様子
太鼓を打つ体験
警備に入った地元消防団のポンプ車に興味津々な子や、太鼓を打つ体験に夢中な子など、子どもたちは盆踊り以外にも、それぞれに夢中なものを見つけ、思い思いに楽しんでいました。
光のアートをみんなで作って、盆踊りはフィナーレへ!
夜の盆踊り会場
ちょうちんの灯りが幻想的に思えるほど暗くなった頃、光のアート作品をみんなで作る「ライトドローイング」が行われました。
参加した子どもたちが、ライトを手に持ち、ゆっくりとくるくる動かすと……
大型スクリーンに映し出された盆踊り会場に、カラフルな光のアートが現れました!
夢いっぱいの会場に変身したように見えますね。
提灯の明かりに照らされて踊る人たち
盆踊りを楽しむ人たち
大人も子どもも輪になって一緒に踊る盆踊り。
知らない人同士でも、一つの輪の中で顔を合わせると、自然と笑顔があふれているようでした。
フィナーレの頃にはその輪は三重ほどにもなって、みんなで盛り上がりながら夏の終わりを楽しんでいました。
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