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「いざという時の準備を」市全域で総合防災訓練

更新日:2016年7月20日

 平成26年11月8日(土曜)、市全域で総合防災訓練を実施しました。収容避難所となる市全域の市立小・中学校と市民センターで、通信訓練や避難所を開設する訓練を初めて行いました。また、メイン会場の牧野原中学校では、市と警察・消防・自衛隊の防災関係機関の他、県や事業所とも連携し、いざという時のために真剣に訓練に取り組みました。

真剣な表情で訓練の説明を受けている写真

大勢が参加したメイン会場

 メイン会場となった牧野原中学校では避難所設営訓練や車両展示ブース、トリアージ訓練(医療関係者が、けがの状態に応じて診療や搬送の順位付けをする訓練)など、様々な訓練が行われました。
 自衛隊員や医師など実際の現場で活躍する職員から研修を受けられることもあり、訓練参加者は熱心に耳を傾け、実際に仮設トイレの組み立てや土のうの作成などを体験しました。また、主に牧野原中学校の生徒が訓練の対象となりましたが、一般の市民の方も参加して心臓マッサージの方法などを学んでいました。
 訓練に参加した牧野原中学校の生徒は「あまりやったことのない作業だったけど、ここで経験できたので、災害時に役立てることができそう。特に土のうを作って積む作業が重くて大変だった」と話してくれました。

ヘリでの移送訓練

 災害時にD- MAT(災害派遣医療チーム)を迅速に移送するため、ヘリコプターによる訓練も行われました。朝8時40分に千葉西総合病院を出発したヘリコプターは、メイン会場などの上空を巡り、約15分後に21世紀の森と広場の池のほとりに着陸しました。

ゲーム形式で避難所運営訓練

 7つの小・中学校では、次々に訪れる避難者や支援物資などに適切に対応するゲーム形式の訓練を実施しました。

突発事態に臨機応変に対応

 「HUG(はぐ)(Hinanjo Unei Game)」と呼ばれる同訓練は、避難所の見取り図をベースに、避難者情報が書かれたカードや付箋、マジックなどで刻一刻と変化する状況に対応するものです。柿ノ木台小学校で行われた訓練には、町会長が集まりHUGに取り組みました。
 災害時、避難所となった小学校に起こる突発的に発生する事態に、いかに落ち着いて、臨機応変に対応するかがゲームのポイントです。最初は戸惑っていた参加者も、時間が経つにつれ表情が真剣になり、話し合いながら判断を下していました。
 HUGを終えたある町会長は「ケースバイケースでどのように対処するか、ある程度は考えることができた。でも、実際に災害が起きると、ゲームのカードではなく目の前に現実の避難者がいる。腹をくくって臨まないといけない」と気を引き締めていました。

多くの人に伝える必要性

 柿ノ木台小学校では、市の防災計画を基にした避難所運営マニュアルを策定しています。マニュアルを作っただけで終わらないよう、実際の訓練を年に数回実施し、地域の人の協力を得て防災体制を強化しています。
 また、地域の防災担当者がいつも同じ人だとは限りません。HUGの参加者が「次の世代の人たちへの継承をしっかりしないといけない」と話すように、より多くの人が防災への意識を持ち、その意識を地域の他の人たちに広めていくことが重要になります。

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