おいしく育って! 矢切小学校の「全校田植え」
更新日:2014年6月3日
矢切小学校の全校田植えが平成26年5月9日(金曜)に、旧矢切高等学校横の水田で行われました。
子どもたちは「泥がぬるぬるしているけど、冷たくて気持ちいい」「最初は難しかったけど、だんだんうまく植えられるようになった」と、泥だらけの顔で楽しそうに話していました。
高学年が低学年をサポート
お兄さん、お姉さんがしっかりサポート
同校の田植えは今年で34回目を迎える伝統行事。晴天に恵まれた当日は、1年生から6年生までの全児童が、協力農家の皆さんの指導を受けながら、約10アール(1,000平方メートル)の水田に稲の苗を植えました。
初めての田植え体験となる1年生は、“ベテラン”の6年生のサポートを受けて、何とか無事に作業を終えました。
受け継がれる伝統
協力農家の古宮さん
協力農家の皆さんの中には、小学生のときにこの行事に参加した人もおり、教わる側から教える側へと伝統が継承されています。古宮健さん(44歳)もその一人。当時の全校田植えで指導を受けたのはお父さんからだったそうで「親子2代で指導するとは思わなかったです」とにっこり。
育った稲は今年9月に刈り取り、10月の収穫祭でカレーライスにして全員で食べます。昨年、一昨年は300キロを超えるお米が収穫できました。子どもたちは、今から収穫を楽しみにしています。
一直線に植えることができました