難治性ネフローゼ症候群患者に対するリツキシマブ(RTX)後のミコフェノール酸モフェチル(MMF)の長期投与に関する有効性と安全性の検討について
更新日:2022年4月21日
対象
2011年12月1日から2021年11月30日までの10年間で初回RTX投与後に維持療法としてMMFを単独で2年以上使用した小児期発症の難治性ネフローゼ症候群の患者さん
研究内容
当科では免疫抑制剤内服下でもコントロールが困難な難治性ネフローゼ症候群の患者さんに対し、RTXとMMFによる治療を行っています。RTXに関しては2014年8月に保険収載されており、MMFの使用に関しては当院倫理委員会の承認を得た上で使用しています。どちらのお薬も多くの研究で有効性が報告されており、当院で治療した患者さんに関しても、再発回数の減少や寛解期間の延長など、良好な成績が得られています。まとまった数の報告は貴重であり、治療の有効性と安全性を検討したうえで、学会雑誌への投稿を予定しています。
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担当者
小児科 南
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