新型コロナウイルス感染症の病態理解と治療法検討のための多施設共同研究
更新日:2023年7月26日
研究について
当院では「新型コロナウイルス感染症の病態理解と治療法検討のための多施設共同研究」という研究を行います。この研究は、2020年1月1日から2022年3月31日までに当院にて、新型コロナウイルス感染症の診断を受けた方を調査する研究で、研究目的や研究方法は以下の通りです。直接の同意はいただかずに、この掲載によるお知らせをもって同意を頂いたものとして実施されます。患者さんにおかれましては研究の主旨をご理解いただき、この研究へのご協力をいただけますようお願いいたします。
この研究への参加を希望されない場合、途中で参加取りやめを希望される場合、また、研究資料の閲覧・開示、個人情報の取り扱い、その他研究に関する質問は下記の問い合わせ先へご連絡下さい。
課題
新型コロナウイルス感染症の病態理解と治療法検討のための多施設共同研究
研究予定期間
2020年10月23日から2024年7月31日まで
対象
2020年1月から2022年3月までに新型コロナウイルス感染症の治療を受けた患者さん
研究責任者
松戸市立総合医療センター 救命救急センター 村田 希吉
意義・目的
新型コロナウイルス感染症は、新しい疾患であり、今後の治療戦略を考えるにあたり、未だに多くのことが解明されていません。この研究では、全国の多くの病院と協力して、新型コロナウイルス感染症症例のデータベースを構築し、未解明研究課題を早急に解決することを目的としています。
方法
2020年1月1日から2022年3月31日までに当院を退院された方の中で、新型コロナウイルス感染症の確定診断をされた方を対象にしています。全国の多くの病院にも参加を募り、データを収集し、疾患の病態や治療法の解明、必要となる医療コストなどを解析します。今後我が国での新型コロナウイルス感染症の治療戦略を検討する上でも、極めて貴重な研究データになることが予想されます。
この研究は、患者さんの以下の情報を用いて行われます。
- 年齢
- 性別
- 血圧値
- 脈拍値
- 治療薬
- 血液検査データ(肝機能、凝固系指標等)
- 医療費
個人情報保護について
研究にあたっては、個人を直接特定できる情報は使用されません。また、研究発表時にも個人情報は使用されません。その他、「人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針(文部科学省・厚生労働省・経済産業省)」および「同・倫理指針ガイダンス」に則り、個人情報の保護に努めます。
研究成果の公表について
この研究成果は学会発表、学術雑誌などで公表します。
問い合わせ等の連絡先
松戸市立総合医療センター 救命救急センター
副部長 八木雅幸
電話:047-712-2511(代表)
応対可能時間:8時30分から17時(平日)
関連リンク
お問い合わせ
松戸市立総合医療センター
千葉県松戸市千駄堀993番地の1
電話番号:047-712-2511 FAX:047-712-2512