市民の声（令和2年度）6月受理分

近所を代表して相談させていただきます。
我が家の近所に野良猫へ無責任な餌やりを続ける人たちがいて困っています。餌やりをしている人のせいで猫が繁殖し、我が家の庭は毎日荒らされ、トイレにされています。我が家だけでなく、近所の家庭がみんな困っています。
猫よけの一般的な対策はいくらしても無意味なので解決には至りません。
一度町会を通じて注意していただきましたが、止む気配がなく、猫の子供がどんどん野放しに増えております。
近所一同みんな困っておりますところ、他の自治体では同様の事例で役所の方が餌やりをする人の自宅を訪問し、直接注意に来てくれるとのお話も伺いました。松戸市はどうなのでしょうか。
松戸市のホームページを見ても、「餌やりをしている人と話し合いをしてみてはどうか」などと書かれているだけで解決になりません。そもそも近所間でトラブルを起こしたくないので、直接談判するのは難しいという事情もあります。
松戸市はこのような問題は何もしてくれないのでしょうか。
猫が憎いわけではありません。しかし、無責任な餌やりは動物愛護と真逆の行動です。民間トラブルではなく、住民の平穏を守ることは市として取り組むべき公共の問題ではないでしょうか。
松戸市は獣害で苦しむ市民がいても、対象が猫の場合は何もしない自治体なのでしょうか。そうではないと信じたいです。近所一同で、松戸市の対応に期待しているところです。
市で何か動いてくださるのであれば、どこの家が餌やりをしているのかなど、やりとりをさせてください。

猫の被害でお困りとのこと、心中お察しいたします。
市では飼い主のいない猫の捕獲や駆除ができないため、それらの猫による糞尿被害等のご相談に対して、相談者の方と、えさやりをしている方のお名前、ご住所等を伺った上で、現地確認を行っております。現地確認の際に、えさやりをしている方の敷地において、えさやりの形跡等が確認できましたら、訪問し、お話を伺い、飼い主のいない猫との適正な関わり方を助言しております。
適正な関わり方とは、えさを置いたまま放置しないこと、猫トイレの設置や周辺の糞尿の清掃をすること、不幸な猫がこれ以上増えないよう不妊去勢手術を実施することなどが挙げられます。

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