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Go!Go!本郷谷(令和3年度)

更新日:2022年3月1日

「Go!Go!本郷谷」の記事は、広報まつどの毎月1日号に掲載しています。

126  SDGS達成に向けて(広報まつど3月1日号)

 新型コロナウイルスのオミクロン株は、従来と比べて格段に感染力が強く、年明けから本格化した感染拡大により、600人を超える新規感染者が発生する日もありました。市内の新規感染者全体に占める20歳未満の人の割合は、第4波までが10%、第5波が20%程度だったのに対し、第6波は約30%まで増えており、子どもにも感染が広がっています。

 オミクロン株は、肺炎となる人が従来に比べて少なくなっていますが、高齢者にとっては、感染することによって基礎疾患を悪化させることや、別の病気を引き起こすことで重症化する危険性があり、注意が必要です。

 高齢者への感染拡大を防止するためには、ワクチン接種が大変重要です。追加(3回目)接種を積極的に進めるために、2回目接種から6カ月が経過した全ての方がワクチンを接種できる体制を整えました。また、接種予約の際に極力混乱が生じないよう、本市予約サイトを通じて1・2回目の予約をお取りいただいた65歳以上の方には、あらかじめ接種日程・場所を記載した上で接種券を送付させていただきました。

 松戸市はSDGs(エスディージーズ)達成に貢献していくことを宣言しています。SDGsは国連で採択された「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称です。「誰一人取り残さない」ということを誓っており、地球上の誰もがすべての行動の基本に置くべき目標だと思います。市としてもこれまで、この趣旨に沿うような政策を実施してきたことで「全国市区第2回SDGs先進度調査」において県内2位の評価をいただきました。これをさらに推進すべく、昨年8月に市役所内に市長を本部長とし、すべての部署が参加する「地方創生SDGs推進本部」を立ち上げました。また、県の「ちばSDGsパートナー登録制度」に自治体では初めて登録し、国に対しては市が「SDGs未来都市」に指定されるよう申請しました。行政・市内の大学・民間企業・NPOなどがそれぞれ連携するのはもとより、市民の皆さん一人ひとりが、それぞれの立場でできることに取り組んでいく必要があります。

 市民みんなで総力を挙げ、この目標に向かって手をつないでいきましょう。よろしくお願いします。

125  感染急拡大 感染対策の徹底を(広報まつど2月1日号)

 新型コロナウイルスの感染が急拡大しています。令和4年1月の市内感染状況についてご説明します。1月24日までの累計感染者数は1462人。人口10万人当たりの感染者数は293.0人で、東京都は640.2人、市川市426.8人、柏市376.6人、船橋市384.5人となっており、本市および近隣他市ともに、都内感染者数の増加に追随して感染が拡大しています。年代別では全体の54%を29歳以下の若者が占め、症状別では、無症状または軽症の方が多く、自宅療養者の割合が全体の88%となっています。また、1月24日時点の県内の重症患者数は3人で、第5波において感染者数が最大であった8月20日時点の103人と比較しても少ないことが分かります。

 従って今回のオミクロン株による感染拡大は、感染力は強いものの、重症化する割合は比較的低いということが分かっています。しかし、基礎疾患のある人や高齢者は引き続き感染しないよう注意が必要です。また、医療・介護に従事する人の感染や濃厚接触者が増加すれば、医療提供体制や介護サービスに影響が出ることから、基本的な感染対策を徹底していただき、大人数で集まり大声で会話をするようなことは切に控えていただくようお願いします。市は今後もコロナ関連の情報収集を行い、広報まつどや市ホームページなどで周知していきます。市民の皆さんも国・県・市からの情報に注意していただくようお願いします。

 ワクチンの3回目追加接種については、医療従事者は昨年12月から、高齢者施設等入居者は1月から接種を開始しています。65歳以上の高齢者についても接種間隔を6カ月に前倒し、当初の予定よりも早い1月21日から松戸運動公園体育館に集団接種会場を設置し、接種を開始。64歳以下の方も接種間隔を7カ月に前倒し、2月1日から接種を開始します。今後もワクチンの供給状況を見ながら体制を整備し、対象者には順次、接種券を送付させていただきますのでそれまでお待ちください。

 年末年始は松戸市ゆかりの選手が駅伝で活躍しました。常盤平中学校男子駅伝部が全国大会で5位入賞。元旦に行われたニューイヤー駅伝では、市内に練習拠点を置く日立物流が10位と健闘。優勝したHondaの最終区を走り、区間賞を獲得した土方英和選手は新松戸南中学校の出身です。箱根駅伝にも市内出身選手が8人エントリーされ、優勝した青山学院大学の往路8区を走った小金中学校出身の佐藤一世選手は区間2位で総合優勝に貢献しました。市ゆかりの選手の今後の活躍を市民みんなで応援しましょう。

124  感染再拡大に備えた支援と追加接種(広報まつど12月1日号)

 8月に猛威を振るった新型コロナウイルスの感染が現在は沈静化しています。しかし、この1年半を振り返ると、昨年4月の感染拡大の第1波を皮切りに、8月、12月、今年の4月、8月と4カ月ごとに感染拡大期を迎えています。これまでの感染拡大期と状況が違うところは、市内のワクチン接種率が8割を超え、感染しても重症化する方が大きく減少しているということです。しかし、まだまだ油断することはできません。

 市としては、第6波に備えるため、早期に検査ができる環境を整備することが必要だと考えました。薬局での医療用抗原検査キットの販売が可能となったことを機に、11月から、市内の協力店舗にて医療用抗原検査キットを500円で購入できるようにしました。購入対象の検査キットは体外診断用医薬品として国が承認したものなので、各家庭や事業所で事前に常備していただき、体調が気になる場合にセルフチェックとして自ら検査を実施できるようにすることで、より確実に医療機関への受診につなげ、感染拡大防止を図ります。

 3回目のワクチン接種については、ワクチンの効果を維持するため、2回目の接種が完了してから8カ月を経過した18歳以上の方から接種することになっています。接種券は対象者に順次発送させていただきます。予約方法や接種会場等の詳細は、接種券に同封のチラシや広報まつど、市ホームページ等をご覧ください。

 今年も中学・高校の音楽部活動が全国大会で「音楽のまち松戸」を象徴する成績を収めています。市では、これまで、音楽のまち」と呼ぶにふさわしいイベントを開催することができないか検討してきました。そして11月に21世紀の森と広場・森のホール21で、市内の音楽活動家等による「まつど音楽フェスティバル」を初めて開催することができました。当日は多くの方に参加いただきました。これから、この音楽フェスティバルを松戸の音楽のシンボル(象徴)として育てていきたいと考えています。また、12月末まで松戸駅周辺で開催されている「松戸クリスマス音楽祭」は、約90人の音楽家による50回に及ぶ演奏会を開催する全国でも屈指の音楽祭です。こちらのイベントにもぜひ参加していただき、素敵な音楽に触れてみてはいかがでしょうか。

 12月19日に東松戸駅近くに、東松戸支所、図書館、青少年プラザを併設する複合施設「ひがまつテラス」がオープンします。東部支所は東松戸支所に名称変更して開所し、図書館の東部分館は東松戸地域館となり、蔵書数をこれまでの1.5万冊から5万冊に増やしています。青少年プラザは中高生世代が勉強やバンドなどの音楽活動、ダンスなどが楽しめる施設となっています。皆さん、ぜひご利用ください。

123  ウィズコロナ ワクチン接種と経済活動の再開(広報まつど11月1日号)

 新型コロナウイルス新規感染者が200人を超える日もあった時期から一転、今では0人の日も珍しくありません。しかしながら、昨年4月から今年8月まで、4カ月周期で感染拡大が起きています。理由は分かりませんが、この周期でいくと12月から年明けにかけて第6波が発生してもおかしくありません。

 しかし、これまでと違うことはワクチン接種が進んでいることです。県によると、70歳以上で2回目の接種から15日以上経過した方は、接種していない方と比較して93%感染しにくく、死亡も97%抑えられたという分析結果を発表しました。市内のワクチン接種率(10月21日終了時点)を年代別にみますと、1回以上接種した方が65歳以上は90%ですが、10代は53%、20代は57%、30代は61%となっています。接種券を持っていなくても、予約不要で接種ができる接種枠を10月下旬から実施していますが、11月にも実施する予定です。ぜひ若い世代の方には感染や重症化を防ぐためにもワクチンを接種していただきたいと思います。

 新型コロナウイルスの蔓延防止と共に、市内の経済活動等の再開も進めていかなければなりません。市では、個人消費の喚起と市内事業者への支援として、1万円で3千円のプレミアムが付いた商品券を10月20日から販売しています。商品券は15万セット、総額19億5千万円分を用意しています。申し込みは11月7日(日曜)までとなっていますので、ぜひご利用ください。

 地球温暖化抑止、脱炭素社会を実現し、人類が地球に永遠に住み続けられるような持続可能な社会を構築することが何よりも大切です。市では、これまでも個別課題に取り組んできました。その結果として、日本経済新聞社が実施した「全国市区第2回SDGs先進度調査」において、県内2位の評価をいただいています。取り組みをさらに強力に進めるため、今年8月、庁内にSDGs推進本部を設置しました。また、県内自治体では初めて、千葉銀行と「地方創生SDGsに関する包括連携協定」を締結。市単独では解決できない課題がありますので、地元に根差し、様々な知見を持つ千葉銀行にも協力していただきSDGsの達成に貢献していきたいと思います。

122  第5波の感染状況(広報まつど10月1日号)

 7月から始まった新型コロナウイルスのデルタ株による第5波の感染拡大は、松戸市内においても大変な猛威を振るいました。これまでとは異なり、子どもたちへの感染拡大が心配されましたが、感染しても軽症や無症状の子どもが多く、また、ワクチン接種の進展もあり、重症化しやすい高齢者の感染が減少したことが救いでした。しかし、軽症、無症状者が急増したことにより、自宅での療養を余儀なくされ、療養生活や症状の急変に不安を抱く方も多く、市として救急搬送体制の強化などの緊急対策を打ったものの、今後に多くの課題を残しました。

 新型コロナウイルスの感染拡大が下火になってきた現在、第6波への備えと共に、1年半に及ぶ新型コロナウイルスとの戦いの中で疲弊した人たちへの支援が必要になります。そこで、市としては個人消費の喚起と市内事業者の支援を図るため、1万円で1万3千円分の買い物ができる「プレミアム付商品券」の販売を今後の感染状況を見ながらの実施にはなりますが準備を進めています。

 9月5日に閉幕した東京パラリンピックでは、車いすラグビーで松戸市出身の羽賀理之選手が前回のリオ大会に続く2大会連続の銅メダルを獲得しました。今大会は、副主将としてチームを牽引しました。多くの市民の皆さんに感動と車いすラグビーの魅力を伝えてくれた羽賀選手に心より拍手を送りたいと思います。

 「ほっとるーむ」や「送迎保育ステーション」を活用して県内初となる託児機能付きコワーキングスペースを設置した取り組みが、「千葉県ベスト育児制度賞」を受賞しました。この賞は、子育て中のお母さんが選んだ全国の子育て支援に関する取り組みの中から、都道府県ごとに最も優秀な取り組みを選定し表彰するものです。子育て支援に関する市の受賞は、「日経DUAL共働き子育てしやすい街ランキング2020総合編1位」「日本子育て支援大賞」の受賞に続き3つ目の受賞になります。

 松戸駅周辺地域(約50ヘクタール)が令和3年9月1日に、国より「都市再生緊急整備地域」に指定されました。今後は、土地利用規制の緩和や金融・税制の支援措置等が受けられるようになります。松戸の玄関口である松戸駅周辺の活性化の第一歩が始まりました。

121  須崎優衣選手に松戸市民栄誉賞(広報まつど9月1日号)

 新型コロナウイルスの感染拡大がやみません。8月中旬以降、市内感染者数が100人を超える日が出ています。8月第3週の人口10万人当たりの感染者数は、1日平均で東京都と市川市が34.1人、船橋市が28.2人、柏市が28.1人、千葉市が26.6人、松戸市が23.2人になっており、東京都に隣接する千葉北西部は、東京都の感染拡大の影響をまともに受けています。

 松戸市や千葉県の感染者を分析すると…

  1. 今回のデルタ株は従来株と比較すると感染力が大変強い※市の1日当たりの最多新規感染者数が62人(1月17日)から164人(8月21日)
  2. 年代別の感染者数は、ワクチン接種の効果もあり、重症化しやすい60歳以上が大幅に減少。一方、19歳以下の子どもたちの感染が増加
    ※60歳以上:25パーセント(1月から5月)から6パーセント(8月1日から22日)、19歳以下:12パーセント(1月から5月)から20パーセント(8月1日から22日)
  3. ワクチン未接種の40から50歳代が高リスクになっている
    ※中等症・重症者のうち、この世代が54パーセントを占めている(8月1日から12日公表分。陽性判明時点の症状)
  4. 県全体の重症者のワクチン接種歴を見ると、ワクチン未接種が67パーセント、1回接種が10パーセント、2回接種が0パーセント、不明が23パーセントとなっており、ワクチン接種の効果は大きい ※数字は7月5日から8月15日のもの

 ワクチン接種については、市で行うワクチン接種の他に職場や大学などで行う職域接種を含めますと、9月末には接種対象者の約7割の方の接種が終了する見込みです。それまでの間は、引き続き感染拡大防止策の徹底をお願いしたいと思います。

 東京オリンピックレスリング女子フリースタイル50キログラム級で松戸市出身の須崎優衣選手が、見事金メダルを獲得しました。全試合無失点の完全勝利でした。また、オリンピック女子個人種目での金メダル獲得は県内初の快挙です。市は、この功績を称え、須崎選手に市民栄誉賞を贈呈しました。市民栄誉賞は次世代に語り継がれる功績を残された方に贈られる賞で、宇宙飛行士の山崎直子さん、プロ野球選手の涌井秀章投手など、これまで7人の方が受賞しており、須崎選手が8人目となります。

 また、全国高等学校野球選手権大会で専修大学松戸高校が明豊高校(大分)に6対0で快勝し、春夏通算3度目の出場で、甲子園初勝利を挙げました。2回戦は惜しくも敗退となりましたが、須崎選手と専修大学松戸高校の活躍は、多くの市民の方に勇気と感動を与えてくれました。心より祝福すると共に、今後のさらなる活躍を期待しています。

(※須崎優衣選手の「崎」は「たつさき」が正式表記です。)

120  松戸市ゆかりの選手にエールを(広報まつど8月1日号)

 皆さん今年の夏は大変暑いです。この1年間は新型コロナウイルスの影響により外出自粛を要請する日が多く、また、急激な気温の上昇に体が慣れず、熱中症を引き起こす心配があります。こまめに水分を補給するなど、くれぐれも熱中症にはお気を付けください。


 さて、松戸市の新型コロナウイルス感染状況ですが、7月に入り、東京都内での感染が拡大し、松戸市もその影響を受けています。市内感染者を年代別に見ますと、感染すると重症化することが危惧されていた60歳以上の感染者の割合が、2カ月ほど前には、全体の25.8パーセントであったのが、最近では6.2%にまで減少しています。これはワクチン接種による感染抑止効果が大きいのではないかと思います。


 松戸市のワクチン接種については、9月末ごろまでには希望者全員が接種できる体制を整備していますが、現在、国から供給されるワクチンの量が全国的に不足しています。松戸市も、8月末までは必要量が確保される予定ですが、9月以降、ワクチンの供給が不足する見込みです。接種予約は国から供給されるワクチンの状況を見ながら予約枠を追加していきますので、市ホームページや広報まつどなどでご確認ください。


 松戸市が2021年の「日本子育て支援大賞」を受賞しました。市の待機児童・医療体制・住宅支援策の他、保育士・幼稚園教諭の確保や育成のための施策が高く評価されての受賞だということです。今後も松戸市としては、「社会全体で支え合い、助け合いながら子育てできる環境」を整備していきたいと思っています。


 松戸市ゆかりの選手や学校が明るい話題を提供してくれています。7月23日に開幕した「東京2020オリンピック大会」には女子レスリング50キログラム級に須崎優衣選手(六実中出身)、76キログラム級に皆川博恵選手(市内在住)、男子走高跳に戸邉直人選手(専修大学松戸高出身)、サッカー女子の平尾知佳選手(六実小出身)が出場しています。松戸市がホストタウンになっているルーマニア・ドミニカ共和国の出場選手も市内で事前キャンプを実施し、オリンピックに臨んでいます。滞在中は、市内の大学生とのオンライン交流や、中学・高校生が書道や和太鼓、吹奏楽、チアリーディングによるパフォーマンスを披露し、両国の選手にエールを送りました。


 さらに、全国高等学校野球選手権千葉大会の決勝戦で専修大学松戸高校が延長13回サヨナラ満塁本塁打で見事甲子園の切符を手にしました。


 夢の舞台であるオリンピック、甲子園に出場する松戸市ゆかりの選手たちをみんなで応援しましょう。

 今年の夏はさらに熱くなりそうです。

119  ワクチン接種の進捗状況(広報まつど7月1日号)

 新型コロナウイルスの流行の第4波では、東京都で感染が拡大し、松戸市もその影響を受けるのではないかと大変心配されたのですが、市民の皆さん、特に高齢者や子ども関連施設の関係者の努力、飲食店などの協力もあって、大きなクラスター(集団感染)の発生が抑えられ、近隣市の中でも感染者数を減少させることができました。本当にありがとうございます。


 松戸市の感染状況をみますと、本来、まん延防止等重点措置区域を解除されてもよかったのですが、東京都からの感染拡大を阻止するため、東京都に隣接する自治体は措置が継続されることになりました。これはやむを得ないと思います。


 新型コロナウイルスの感染再拡大を防止し、日常生活を取り戻すためには、ワクチンの接種率向上が最も重要です。市は医療従事者と共に、総力を挙げてこれに取り組んでいます。


 市が5月から開始した65歳以上の高齢者のワクチン接種は、6月22日終了時点で1回目の接種を受けた方が84,748人(接種率63.29パーセント)、2回目の接種を受けた方が42,386人(接種率31.65パーセント)となっており、県内でも接種率が高い市の一つになっています。また、県も市町村のワクチン接種を補完するため、千葉市に次いで県内2カ所目となる高齢者大規模集団接種会場を松戸市文化ホール内に開設しています。


 64歳以下の方の接種については、6月末に12歳までの全対象者に接種券を発送しました。接種予約については、混雑を避けるため年齢など段階的に受け付けています。55歳以上の方はすでに始まっていますが、12歳から54歳の方で基礎疾患のある方、高齢者施設・子ども関連事業従事者は7月5日(月曜)から開始します。7月14日(水曜)以降には市内全対象者の予約受付が可能となります。


 ワクチン接種は、自治体のみならず、防衛省による大規模接種の実施や大学や職場での職域接種も始まっています。これらの接種会場も利用して、少しでも早く、多くの方にワクチンを接種していただき、集団免疫が獲得できると一般的に言われている市民の接種率70パーセント程度を早期に達成し、一刻も早くいつもの日常生活を取り戻せるようにしたいと思います。そのためには、皆さんご自身が接種を受けていただくと共に、周りの方にも早期の接種を呼び掛けていただきますようお願いします。

118  新型コロナウイルスワクチン接種の進捗状況(広報まつど6月1日号)

 ワクチン接種の進捗状況について説明させていただきます。


 市では、4月下旬の高齢者施設での接種を皮切りに、5月中旬から運動公園体育館、和名ケ谷スポーツセンター体育室、キテミテマツド、市内小学校の体育館での集団接種と病院・診療所での個別接種を開始しました。5月25日現在の接種状況は、高齢者施設入所者が5,642回、集団接種が16,811回、個別接種が5,260回の計27,713回分の接種が完了しました。


 接種予約については、既に6月末までの約15万回分の予約枠を設けていますが、今後、ワクチンの供給スケジュール、接種に携わる医師・看護師の確保、接種会場の準備などをみながら随時予約枠を追加していきます。


 予約枠の追加については、市ホームページや安全安心メール等でお知らせしますのでご登録をお願いします。また、今号の1面にご案内したように、6月5日(土曜日)からは7月分の接種予約を開始します。先の予約受付時には、コールセンターへの電話がなかなかつながらなかったりしてご不便をお掛けしたことから、できる限り混雑を避けるため、今回予約方法について一部見直しを行いました。接種予約回数や年齢等に応じて予約できる日にちを設定させていただくことにしました。また、インターネットや電話が利用できない方を対象に、市役所や市民センターで予約を代行する臨時窓口を開設しますので、ぜひご利用ください。


 予約の際は電話や予約サイトが混み合うことがありますが、ワクチンの供給量については市内65歳以上の高齢者が7月末までに2回接種するために必要な約26万8千回分のワクチンを確保していますので安心してください。


 また、基礎疾患を有する方や64歳以下の一般の方のワクチン接種については、準備が整い次第、お知らせしますので、どうか焦らずにお待ちいただければと思います。


 新型コロナウイルスを収束させるための有効な手段はワクチンを接種していただくことしかありません。集団免疫を得るためには、およそ7割の方の接種が必要だと言われています。できる限り早く到達できるよう、市は全力を挙げて取り組んでまいりますので、市民の皆さまには、ご理解とご協力をお願いします。

117  感染防止策の徹底とワクチン接種(広報まつど5月1日号)

 新型コロナウイルスの市内新規感染者数は、令和3年1月17日の62人をピークにその後減少し、2月初めからは10人前後で推移しています。国の指標に照らし合わせると松戸市の水準はステージ2相当でありますが、新規感染者数の増加が衰えない東京都に隣接する区域に位置し、都内との往来状況等を総合的に判断し「まん延防止等重点措置」が適用されることになりました。4月22日現在、隣接する東京都は感染状況の悪化を踏まえ、3回目の「緊急事態宣言」の発令を国に要請する状況となっています。これまで市内感染者数は、東京都の感染拡大を後追いする形で増加していますので、東京都の感染状況を最大限の注意を払って見ていく必要があると思います。市民の皆様には引き続き感染防止策の徹底と、感染者の多い東京都との往来や飲食店でのカラオケ利用の自粛をお願いします。


 現在、ワクチン接種に松戸市医師会をはじめ、市内医療従事者と共に全力を挙げて取り組んでいます。国からのワクチンの供給が遅れており、ワクチン接種を担当する医療従事者が事前に接種するワクチンを一部、高齢者向けのワクチンから振り分け、接種体制の構築を図っています。4月13日より一般高齢者向けのワクチン接種の予約を開始しました。6月末までの約11万回分の予約枠はおおむね埋っていますが、予約枠に追加が出た場合や7月以降の接種の予約を開始する場合は、広報まつどや市ホームページでお知らせします。時間のない中での準備でご不便をおかけしていますが、こんな時こそ予約でお困りの方がいたら周りの人が手伝ってあげるなど、協力していただければと思います。なお、ワクチンは国から順次供給され、接種を希望される方は必ず接種できますのでご安心ください。


 話題は変わりますが、東京オリンピックの開幕まで残り83日となった中、六実出身の須崎優衣選手がレスリング女子50キロ級の日本代表に初めて内定しました。須崎選手は2018年の世界選手権で2連覇した後の国内選考大会で敗退を喫しましたが、オリンピックに出場したいという強い思いで諦めず、わずかな可能性にかけて掴んだ切符です。また、すでに代表に内定している市内在住のレスリング女子76キロ級の皆川博恵選手は、元世界女王の浜口京子さんら強豪揃いの階級であり、けがにも苦しみましたが33歳にしてようやく代表の座を掴みました。東京オリンピックでの2人の活躍を松戸市民50万人みんなで大いに応援しましょう。

116  感染症対策の徹底で再拡大を防ぐ(広報まつど4月1日号)

 松戸市における新型コロナウイルスの感染状況ですが、緊急事態宣言が発出された1月中旬には1日に62人の感染者が確認された日もありましたが、その後大幅に減少しています。しかし、ここにきて感染者数が1日に10人程度と下げ止まりの状況が続いています。市内においては、病院や高齢者施設などで集団感染の発生があったものの爆発的な感染拡大は防げているという状況です。


 全国的に感染が広がっている変異株ウイルスですが、市内においても昼カラオケといわれる場所で60代から80代の人が感染し、その家族を含めますと17人が感染しています。変異株ウイルスは感染力が強いといわれており、緊急事態宣言解除後の現在も変異株ウイルスによる感染者のリバウンド(再拡大)が危惧されており、気を抜けない状況です。私たちができることは基本的な感染防止策を引き続き実行することです。3密の回避やマスクの着用、せっけんで手を洗う、手指の消毒などの徹底をお願いいたします。


 新型コロナウイルスのワクチン接種については、市内においても医療従事者への接種が始まっています。65歳以上の高齢者の接種は4月12日以降に開始予定ですが、4月中に供給されるワクチンの量が約3千回分と限定的であるため、集団感染のリスクが高い高齢者施設の入所者から接種を行う予定です。それ以外の高齢者の接種は5月10日以降の開始を予定しており、6月末までには市内の全高齢者が2回接種できる約25万6千回分のワクチンが供給される予定です。


 接種場所については、キテミテマツド・松戸運動公園体育館・和名ケ谷スポーツセンター体育室など1カ所で集中的に、地域に密着した市内45校の小学校体育館で、そしてかかりつけ医のいる診療所のそれぞれで接種できるよう検討しています。なお、今月中には集団接種の模擬訓練を実施する予定です。一般の方の接種スケジュールについては国からのワクチンの供給と準備が整い次第、お知らせします。


 昨年から実施している全市民を対象としたPCR検査費用の補助や妊婦の方が安心して妊婦健診を受診できるようタクシー利用料金の一部を助成する制度については4月以降も引き続き実施します。感染拡大防止のためご活用ください。よろしくお願いします。

お問い合わせ

総合政策部 秘書課

千葉県松戸市根本387番地の5 新館5階
電話番号:047-366-7303 FAX:047-366-1177

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