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Go!Go!本郷谷(平成29年度)

更新日:2018年3月1日

 「Go!Go!本郷谷」の記事は、広報まつどの毎月1日号に掲載しています。

 082 継続した子育て施策の推進(広報まつど3月1日号)

 平成30年度の予算案の概要について今回と次回との2回で説明させていただきたいと思います。

 新年度も子育て・教育・文化に関する施策を積極的に取り入れました。待機児童ゼロを維持するため小規模保育施設をさらに10カ所整備するとともに、新松戸駅前に「幼稚園型送迎保育ステーション」を開設し、各幼稚園への送迎と保育体制を整備します。これにより幼稚園児の長時間保育が可能となります。幼稚園バスを活用した送迎保育ステーションは全国初の試みです。

 また、小学生の放課後の居場所づくりとして、放課後児童クラブの定員を480人増の3,360人へ大幅に増やすとともに放課後KIDSルームも3校増やします。さらに、子どもが安心して学校生活を過ごせるように、県内初の試みとして市職員をスクールソーシャルワーカーとして中学校3校に固定配置し、いじめや不登校、貧困など、さまざまな課題を抱える子どもたちを支援します。 

 学校教育では、小・中学校の英語教育を充実させるため、英語教員を1カ月間海外に派遣し、本場の英語を勉強するプロジェクトを開始します。英語教員の指導力を向上させることで、子どもの英語力をより高めます。

 元気で長生きできるまちをつくるには、高齢者を地域で支える体制を整備することが重要です。松戸市では、高齢者が何でも相談できる場所として市内15カ所に高齢者いきいき安心センターを設置し、各センターを核として、地域の高齢者支援体制の強化を図っています。また、センターごとに松戸市医師会が地域サポート医を配置し、相談や必要に応じて訪問支援を行うなど、地域で医療・介護が必要な方をサポートしています。新年度は「在宅医療・介護連携支援センター」を衛生会館内に創設し、在宅医療に携わる医師を増やせるように努めます。ここまで医師会が地域医療の支援に乗り出している街は全国でも松戸市ぐらいです。

 さらに、新年度は各高齢者いきいき安心センターを取りまとめている「基幹型地域包括支援センター(市役所内)」で、福祉に関して何でも相談できるよう、高齢者だけではなく、障がい者や子どもたちに関する相談にも対応できる専門職を配置し体制を強化しようと思っています。

 続きは次号で!

 081 ホストタウン交流(広報まつど2月1日号)

 2018年がスタートして、早いもので1カ月が経ちました。1月7日に行われた「七草マラソン」では多くの市民ランナーが健脚を競い、5,550人のランナーが完走しました。一番人気がある10キロコースでは、最初にスタートを切った人と最後の人とでは150メートル以上離れていたのではないでしょうか。大変な盛況で、マラソンが得意でない私にとって、マラソン愛好家が多いことに感心させられました。

 2020年の東京オリンピック・パラリンピックでは、出場国に対しておもてなしをする街、ホストタウンとして国から認定されています。松戸市はルーマニアとドミニカ共和国をおもてなしすることになっています。

 今回の七草マラソンでは、ルーマニアから駐日大使、同国陸上長距離界のホープ2選手と、松戸市出身で今年の箱根駅伝往路5区箱根の山登りで区間2位の好記録を出した早稲田大学キャプテンの安井雄一選手(常盤平中卒)が招待選手として参加し、大会を盛り上げてくれました。

 ルーマニアの2選手は、現役のオリンピック候補選手だけあって他のランナーを寄せ付けない走りを見せてくれました。また、両選手は松戸国際高校を訪れ、茶道など日本の文化を体験したり、松戸市の中学・高校の陸上部員を相手にランニング教室を開いていただいたり、また松戸商工会議所で行われたルーマニアフェスタではトークショーにも参加され、多くの市民と交流を深めていただきました。ありがとうございました。これからも、ホストタウンとして松戸市民みんなでルーマニアの選手を応援しましょう。

 松戸市の子育て支援PR動画第2弾「世界一の感謝状」が完成し、松戸市近隣の映画館(TOHOシネマズららぽーと船橋、MOVIX亀有)で上映されています。市公式YouTubeチャンネル「まっちゃんねる」でも見ることができます。市民から公募した4組のご家族が出演し、日頃の「ありがとう」をサプライズで伝えるという内容です。中には「松戸市の魅力をPRしたいから」と、お子さんがご両親を説得して応募されたご家族もあったそうです。ぜひ一度映画館でご覧ください。

 080 来年、そして未来へつながります(広報まつど12月1日号)

 今年も残すところあと1カ月となりました。振り返ると3月には大変痛ましい事件がありましたが、松戸市にとって大変いい年でもありました。

 子育て環境の整備については、松戸市として力を入れて推進してきました。「共働き子育てしやすい街ランキング全国編(東京を除く)」で、松戸市は昨年5位という高い評価を得ていましたが、今年は見事、全国1位に選ばれました。小規模保育施設を市内全23駅に設置するなど、子育て支援の充実が評価されたようです。全国1位になったことは、松戸市にとっても、市民の皆さんにとっても大変名誉なことです。子育て環境の整備は短期間でできるものではありません。おやこDE広場や365日間実施している夜間小児急病の診療など、多くの人が長い間努力してきた結果、全国1位になることができたのだと思っています。これからも、子どもたちのためできることは皆さんと力を合わせて頑張っていきたいと思います。

 今年は市内(出身)の中学生、高校生が各分野で大活躍しました。スポーツでは、六実出身の須崎優衣さんがレスリング世界選手権で金メダルを獲得しました。高校生での世界選手権の金メダル獲得は、オリンピック4連覇の伊調 馨(いちょう かおり)さん以来の快挙だそうです。

 音楽では、全国大会で第一中・第四中・第六中・小金中・小金南中の吹奏楽部と管弦楽部が金賞、最優秀賞を受賞し、第一中合唱部が銀賞を受賞しました。大変な偉業です。松戸市の中学校5校が、全国大会でトップレベルの評価を得ています。まさに「音楽のまち松戸」です。生徒と指導者の皆さんの日頃の努力に敬意を表します。また、この活躍は、松戸市民の文化レベルも高くなければ成しえないことだと思います。

 科学では、小金中科学部がロボカップ世界大会のパフォーマンス部門で見事、世界1位に輝きました。この他にもさまざまな分野で多くの方が輝いた1年でした。

 来年に目を向けますと、東京外郭環状道路の開通によって、街の骨格を成すインフラの整備が進みます。来年、そして未来の松戸市が、より住みやすく、魅力ある街となるよう市政運営に全力で取り組んでいきます。

079 健康で長生きが一番(広報まつど11月1日号)

 今年の4月から来年3月末までの1年間に市内で100歳を迎えられる方が何人いると思いますか?答えは80人です。20年以上前には、元気に100歳を迎えた双子姉妹「きんさん・ぎんさん」が、マスコミに取り上げられたことが思い出されますが、今では、健康に過ごせば、これだけ多くの方が100歳を迎えられるようになりました。「何と言っても健康で長生きが一番」。そのためには、食事や運動、人と話したり趣味のお稽古をしたりして、社会との繋がりを持つことが必要だと言われています。そこで松戸市では昨年度から、皆さんが健康づくりに取り組めるための事業として「まつど健康マイレージ」を実施しています。健康診断の受診や健康に関するイベントへの参加、スポーツジムの利用などでマイルが貯まり、応募すると抽選で特典がもらえるというものです。100歳を迎えられる方80人のうち、男性は10人と少ないので、私も含め男性には特に、この事業に積極的に参加して、健康で長生きできるきっかけを作っていただければと思います。

 21世紀の森と広場が2つのイベントで盛り上がります。現在開催中の芸術祭「松戸アートピクニック」では、高校の教科書で紹介されている方など9人の招待作家が、公園の広大な土地を活かした作品やライトアップする光の作品を屋外に展示しています。公園の近くを通るJR武蔵野線や、公園を横切る道路からも芸術作品を見ることができます。11月3日(金曜)から5日(日曜)には「モリヒロフェスタ」が同時開催され、全国でも有名なお店が出店するラーメンサミットや市内飲食店や手作り雑貨の物販、スポーツイベントが行われます。ぜひ、足を運んでいただき、芸術・食欲・スポーツの秋を楽しんでください。

 12月27日(水曜)に開院予定の「松戸市立総合医療センター」が竣工しました。延床面積は4万7,020平方メートル、地上9階建てで、免震構造になっています。また、災害対応や広範囲からの重症患者を受け入れることができるよう、屋上にヘリポートを設置しました。11月26日(日曜)から30日(木曜)まで、内覧会を開催しますので、新しく生まれ変わる「松戸市立総合医療センター」を、皆さん、ぜひ見に来てください。

078 世界・日本を舞台に中学・高校生が大活躍(広報まつど10月1日号)

 今年の夏も終わりましたが、この夏多くの子どもたちが大活躍しました。少し紹介させていただきます。

 何と言っても、須崎 優衣(すさき ゆい)さん。8月にパリで行なわれた「レスリング世界選手権」において、見事金メダルを獲得しました。須崎さんは六実中学校を経て、現在はJOCエリートアカデミーに所属し練習をしている高校3年生。お父さんが運動公園体育館でレスリングを指導している関係で、幼い頃からレスリングを始め、小学生の時から全国優勝をしていた逸材です。高校生が世界選手権で優勝したのは、あの五輪4連覇の伊調 馨(いちょう かおり)選手以来の快挙だそうです。東京オリンピックの有力な金メダル候補です。皆さんで名前を憶えて、応援しましょう。

 また、陸上競技では、第五中学校1年生のハッサン・ナワールさんが「全日本中学校陸上競技選手権大会」の女子200mで見事優勝しました。100mでは惜しくも準優勝でしたが、中学1年生で優勝するのは初の快挙だそうです。ご両親はガーナ人で、本人は松戸生まれです。まだ中学1年生ですから、東京オリンピックに間に合わないかもしれませんが大変な逸材です。大いに期待しましょう。
 
 毎年活躍している小金中学校の科学部。7月に行なわれた「ロボカップ世界大会」の19歳以下のクラスに出場し、パフォーマンス部門で見事世界一に輝きました。ミスが無かったこと、全部のロボットが2分間動き続けたことなどが、高く評価されたそうです。

 第六中学校の小柳 和季(こやなぎ かずき)さんが「世界青少年発明工夫展2017」で銅メダルを獲得しました。テーマは『夏の大三角形を探せ~松戸プラネタリウム』でした。

 音楽関係では、吹奏楽コンクールA部門で第四中学校と小金中学校が全国大会へ、B部門で第六中学校が東日本大会への出場を決めています。合唱コンクールでは、第一中学校と第四中学校が関東大会へ進出し、それぞれ全国大会出場を狙っています。

 皆さんとても素晴らしい。輝いています。これからも頑張ってください。

077 松戸の歴史を感じる文化財(広報まつど9月1日号)

 貴重な財産として、今日まで守り伝えられてきた市内の文化財が、また1つ増えました。東松戸駅から歩いて10分ほどのところにある、故齋藤トシ氏から市に寄附された古民家「旧齋藤邸」(紙敷588)の主屋が、市所有の建造物として初めて国の登録有形文化財に登録されました。「旧齋藤邸」は、明治34年に建築された、茅(かや)葺(ぶき)屋根を備える寄(よせ)棟(むね)造(づくり)の木造住宅で、江戸時代以降の農家の建築様式を踏襲しつつ、近代和風建築の要素が加わった住宅で、古くからの地域の景観を今に伝えるものとして評価されています。

 この他、明治前期の上流住宅の指標として、歴史的価値が高いという評価を受けている「旧徳川家松戸戸定邸」は、国の重要文化財に指定されています。また、芝生や樹木の植え方に洋風技法を取り入れた「戸定邸庭園」は、国の名勝に指定されています。現在、この庭園では、徳川昭武が設計し、完成させた明治期の姿に復元するための工事を進めています。かつて富士山を見渡すことができ、桜の花見が行なわれていた東屋とそれに連なる芝生庭園が復元され、来年度には一般公開する予定となっています。市内には国・県・市が指定した53の文化財があります。皆さんもぜひ、文化財を巡って、松戸の歴史を感じていただきたいと思います。

 7月31日から市の国際交流員として市役所で働く、ベトナム出身のレー・ガン・ハーさんを紹介します。ハーさんは「東日本大震災で支え合う日本人の姿を見て、日本人の良いところを学びたい」と、ベトナムの大学で日本語の勉強を始め、通訳ができるまでに上達した努力家です。松戸市は3年後の東京オリンピック・パラリンピックの開催により、外国人観光客や市内在住の外国人との交流が活発になっていきます。ハーさんには市内のイベントへの参加や観光スポットへの訪問を通じて「松戸の良さ」を国内外に発信してほしいと思っています。また、市内に住むベトナム人の方々が松戸に住んで良かったと思っていただけるよう、サポートしてほしいと思っています。ハーさんを街で見かけたら「シンチャオ(こんにちは)」と声をかけてあげてくださいね。

076 市内の交通関係事業について(広報まつど8月1日号)

 今回は、市内の交通関係の事業についてお話させていただきます。

 1日約20万人の乗降客があるJR松戸駅で、市民の皆さんからも要望が多かった駅構内のバリアフリー化(ホームにエレベーターの新設、エスカレーターの増設、改札内に多機能トイレの設置)工事がようやく開始されます。また8月1日からは新京成線八柱駅北口のエレベーターが利用できるようになり、市内鉄道駅のバリアフリー化が一層進みます。

 2年前に開通した、上野東京ライン。松戸から乗り換えなしで東京・品川に行けることから大変好評を得ていますが、今年の秋のダイヤ改正で、品川に直行する電車が増えることになりました。上野東京ラインは、常磐線、宇都宮線、高崎線が乗り入れしていますが、今回のダイヤ改正で増便になるのは常磐線だけだそうです。

 さらに、JR北松戸駅・新松戸駅・北小金駅・東松戸駅で、視覚障がい者の方などのホームからの転落事故を防止するため、ホーム側に線状の突起を付けた「内方線付き点状ブロック」が今年度中に整備される予定です。

 また、バス利用者に対する事業として、松戸新京成バス株式会社が、松戸駅東口や新松戸駅など市内12カ所のバス停に「広告付きベンチ」を設置しました。バスを待つ利用者の環境を少しでも改善させ、安全・安心で、快適に利用できるよう実現したものです。ベンチの設置費用や維持管理費は広告料収入を原資としています。

 さらに、年末には、JR北松戸駅・馬橋駅・新病院「松戸市立総合医療センター」などを繋ぐ、コミュニティバスの試験運行を予定しています。沿線の70歳以上の高齢者の運賃を試験的に5割引として運行します。好評であれば、他の地区にも広げていきたいと思います。

 松戸市の交通インフラも着実に充実してきていますが、今後も障がい者や高齢者を含む市民の誰もが安全で安心して利用できるよう、引き続き鉄道・バス・タクシー事業者などの関係機関と連携して積極的に取り組んでいきたいと思っています。

075 「まつど」をより暮らしやすいまちに(広報まつど7月1日号)

「まつど地域活躍塾」が開講しました。市では介護や防災、子育てなど、さまざまな課題が山積していますがこれらの課題を担う、町会・自治会、民生委員、社会福祉協議会、NPOなどの人材が不足しています。こういった地域を担う人材の育成を目指して『地域活躍塾』を開講しました。今回の受講生は34名です。これからのまちづくり、市民一人一人の社会参加が欠かせません。塾生のみなさんに卒業と同時に、地域で先頭に立って活躍していただけるものと期待しています。

 松戸市ではスポーツ選手の活きた言葉や実技を通してスポーツがもたらす勇気や感動を子どもたちに伝える「夢の教室」を実施しています。今年度は公立小学校全45校の5年生125クラスで実施します。行政負担で実施されるクラス数としては全国最多です。7月10日(月曜)に相模台小学校で行われる「夢の教室」では、日本サッカー協会最高顧問・小倉純二氏、サッカー元日本代表・永島昭浩氏をお迎えして実施します。

 国土交通省から自動車の「ご当地ナンバー」の募集についての発表がありました。ご当地ナンバーの導入については、市民の皆さんからも数多くのご要望をいただいておりましたが、今までは『原則として複数の市町村』という条件があり、実現しませんでした。今回の募集では松戸市単独での申し込みが可能であり、市のPRにつながることから「松戸ナンバー」などのご当地ナンバー実現に向け、努力していきたいと思います。ご当地ナンバーが松戸市で導入されれば、平成32年度中より発行される予定です。

 今年3月末に閉場した「北部市場」の跡地利用について、住友商事は、物販・飲食・サービス業種のほかに、シネマコンプレックスを核としたアミューズメント機能、地域住民の健康維持促進のためのフィットネスやクリニックなどを検討しているようです。平成30年度内の着工、31年度内の開業を予定しています。住商グループは『ショッピングセンター大賞・金賞』を受賞したこともあり、どんな商業施設になるのか今から楽しみですね。

074 魅力あるまちづくりに向けて(広報まつど6月1日号)

 住宅金融支援機構(旧住宅金融公庫)をご存知ですか?家を建てるときに多くの人が利用する公的金融機関です。この機構が、子育て支援・地域活性化に貢献している地方自治体の市民に対して、特別にフラット35の金利を、当初5年間、0.25%引き下げる制度をスタートさせました。適用されるのは、千葉県内の市町村としては松戸市だけです。これは、子育て支援・地域活性化に積極的な地方公共団体に対して、国土交通省および住宅金融支援機構が政策の後押しをしようとするものです。協定締結式で、松戸市の子育て支援を発表する機会がありましたので、妊娠・出産から子育て期にわたるまで、待機児童対策を中心に英語教育の充実、三世代同居の推進など、松戸市が若い世代にとって子育てしやすいまちであることをPRしてきました。

 話は変わりますが、松戸市では、今年度2つの道路が開通します。

 現在、開通に向けて鋭意工事が進められている外環道。計画から完成までほぼ50年かかりましたが来年の3月末までに完成する予定です。外環道が完成すると、都心までの移動時間が大幅に短縮され、交通の利便性が相当高まります。一方で、工事に伴い、まちが分断されたり、やむなく転居を強いられたり、多くの人の生活に影響を与えもしました。そこで、外環の開通に向けて、市民に親しんでいただこうと、多くのイベントを企画しています。機会があればぜひ参加していただければと思います。

 さらに、6月8日には、都市計画道路3・3・6号線の一部が開通します。今回の開通区間は国道6号二ツ木交差点から八ケ崎さくら通りまでの区間です。この道路の開通によって、さくら通りなど周辺幹線道路の渋滞緩和が期待されますし、12月に開院予定の新病院「松戸市立総合医療センター」へのアクセスも向上します。この道路も計画から完成まで15年かかりました。

 まちづくりには大変時間がかかります。将来に向けて必要なことは今から、頑張っていきたいと思います。

073 子どもの安全を守るために(広報まつど5月1日号)

 市内の小学3年生の女子児童が行方不明になり、命を奪われるという大変痛ましい事件が起きてしまいました。4月14日には事件の被疑者が逮捕され、ひとまず安堵いたしましたが、被疑者が逮捕されたといっても、ご遺族の悲しみや、同級生の子どもたちが受けた心の傷はいえるものではありません。

 事件が発生した地域では、日ごろから子どもたちが安全で安心して生活できる環境をつくるため、地区の防犯協会や地元町会等の皆さんが熱心に見守り活動に取り組んでいただいていましたが、被疑者がその活動に携わる関係者であり、保護者会の会長であったことは大変な衝撃でした。

 松戸市ではこの事件を受け、緊急対策会議を開き、3月27日から緊急特別警戒体制を敷いて、子どもの安全確保に努めてまいりました。警察や1,410の市民団体等・事業所、地域の皆さんの力を結集し、市を挙げて子どもたちへの注意喚起や見守り活動に取り組んできました。児童が通っていた学校には、随時スクールカウンセラーを派遣し、子どもたちの心のケアに努めています。また、今回被害に遭われたご遺族は外国から移り住まれた市民です。ご遺族の心労は計り知れませんし、ご遺族が今後も松戸市で安全で安心して生活していけるよう支援していきたいと思っています。

 松戸市では街頭犯罪の抑止として、市内に防犯カメラの設置を推進し、平成29年3月末現在323台設置されています。今後、町会・自治会等やPTAなどの団体に協力を依頼し、小・中学校の通学路にある危険箇所の再点検を行い、抑止力のある防犯カメラのさらなる設置や、カメラの設置のある道への通学路の変更なども検討したいと思います。
 
 いずれにしても、子どもたちが安全に勉強したり遊んだりできるよう、市民みんなで力を合わせて、頑張っていきたいと思います。

072 安心して暮らせるまちに(広報まつど4月1日号)

 市内の小学3年生の女児が痛ましい事件に巻き込まれ、幼い命が失われたことに対し、深い悲しみを感じております。被害者のご冥福を心よりお祈り申し上げます。市では緊急特別体制を敷き、注意喚起・警戒を行っていますので、市民の皆様もご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
 
 前回に引き続き、今年度の主な事業を紹介します。

 12月27日には、市立病院が「松戸市立総合医療センター」に名称を変更し移転・開院します。同センター、千葉西総合病院、新東京病院、新松戸中央総合病院をはじめ、全国に誇れる恵まれた医療資源を、医療ガイドブックや医療情報専門ウェブサイトを通じて発信し、全国に「健康医療都市まつど」をPRします。

 松戸駅周辺まちづくり基本構想に掲げた新拠点ゾーン(松戸中央公園周辺)については、地域の開発に先立って必要な土地区画整理事業を検討します。松戸駅では、平成30年度完成に向けて、西口デッキでエレベーター・エスカレーター整備を進めます。矢切地区の観光拠点は、整備に向けた基本調査を実施し、新松戸地域、千駄堀地域、北小金駅周辺、馬橋駅東口周辺、六実駅周辺でも、地域の皆様とともに、まちづくりの取り組みを強化します。

 「経済の活性化」では、新たな雇用確保のため、企業誘致を続けるとともに、中小企業支援に取り組みます。特に、ゲームや書籍、音楽などの制作・流通を担うコンテンツ産業を志す若者を対象としたイベント、異業種とのマッチングを通じて、個人クリエイターを含む層の厚い産業を形成します。

 「安全・安心なまちづくり」では、警察官OBや地域の防犯ボランティアと連携し、パトロールなどを行う防犯ボックス事業を始める他、平成31年度の開署を目指して中央消防署の建て替え、粗大ごみなどの処理を集約化する「(仮称)リサイクルプラザ」建設に先立ち、六和クリーンセンター解体工事に着手します。
 皆様のご協力をよろしくお願いします。

お問い合わせ

総合政策部 秘書課

千葉県松戸市根本387番地の5 新館5階
電話番号:047-366-7303 FAX:047-366-1177

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