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Go!Go!本郷谷

 「Go!Go!本郷谷」の記事は、広報まつどの毎月1日号に掲載しています。

152  人口50万人規模のまち (広報まつど7月1日号)

 6月7日午後2時頃女の子の出生届を受理し、松戸市の人口が全国で28番目に50万人の市になりました。出生届を出されたお父様には、松戸市の認定証をお渡しいたしました。

 昭和18年に人口4万433人でスタートした松戸市ですが、全国的な人口減少社会の中において、堅実に人口が増加し、50万人に到達したことは、大変すばらしいことだと思います。これも長く松戸を支えていただいた方々のおかげで、心から感謝申し上げます。

 このことを皆様とささやかにお祝いするため、市内のイベントなどで『祝松戸市人口50万人到達』を掲げさせていただきたいと思います。よろしくお願いします。

 今年の松戸花火大会は8月3日(土曜)に1万5,000発を盛大に打ち上げます。会場は、松戸駅・北松戸駅の2駅からアクセス可能で、より広く安全なスペースを確保できる、昨年と同じ古ケ崎河川敷スポーツ広場です。昨年は松戸市制施行80周年を記念して、みんなでお祝いしようという思いから、従来の1万発を大幅に増加し全国でもトップクラスの2万5,000発を打ち上げる用意をしました。残念ながら、風がとても強かったことから安全面を考慮し途中で中止にせざるを得ませんでした。今年は松戸の夜空に1万5,000発がうまく打ち上げられ皆さんの笑顔が見られますように!

 フランスで、7月26日(金曜)からパリ2024オリンピックが、8月28日(水曜)からパラリンピックが開催されます。東京2020大会では、松戸市出身の須崎(すさき)優衣(ゆい)選手がレスリング女子50kg級で金メダルを、松戸市在住の羽賀(はが)理之(まさゆき)選手がウィルチェアラグビー(車いすラグビー)日本代表として銅メダルを獲得しました。6月21日現在ですが、松戸市出身の選手として今回のパリ2024大会では須崎優衣選手をはじめ、女子サッカーの平尾(ひらお)知佳(ちか)選手(ゴールキーパー)、パラ卓球の竹守(たけもり)(たけし)選手が日本代表として世界を相手に戦うことが決まっています。みんなで応援しましょう。

※須崎優衣選手の「崎」は「たつさき」が正式表記です。

151  暑さ対策と未来に向けて (広報まつど6月1日号)

 今年もすでに気温の高い日がありますが、猛烈な暑さの中での部活動、災害時の避難所になるなどの理由から小中学校の体育館の冷暖房化は、喫緊の課題です。このたび国からの工事費用の補助に目途が立ち、令和7年度までにすべての市立小中学校ほか市内の体育館の冷暖房化を一気に進めます。

 「小1の壁」と言われる、登校前の子どもの居場所がなく、親が働きにくくなる問題があります。市立小中学校では地域の協力で、校内の清掃や下校時の見守り活動などを行ってきました。今年度から小学校6校で午前7時30分から始業開始まで、早く登校する児童の見守りなども行います。その他の小学校も来年度から実施できないか準備を進めます。

 昨年度、市では『環境未来会議』を開催しました。この会議は、地球温暖化が自分たちに与える影響や、市民が取り組むべき対策について話し合い、最終的に『地球温暖化対策市民行動プラン』としてまとめられました。プランでは、「リユース・リサイクル品の衣料を積極的に購入」「地産地消で地元のものを購入し、地元の農家を応援」「移動はできるだけ公共交通機関や自転車、徒歩、カーシェアを活用して効率的に移動」などの32項目です。今年度も引き続き、これらを実施していく方法などを議論しますが、地球温暖化は市民一人ひとりの行動が一番大切だと考えています。多くの方に『市民行動プラン』を実践していただければと思います。

 市が誕生した時の人口は4万433人でした。昨年度、市制施行80周年を迎え、市の人口は50万人に到達しそうな状況(5月23日現在住民基本台帳499,870人)です。到達したら、50万人目の方をささやかに祝福したいと思います。50万人到達をみんなで見守りましょう。

 大相撲5月場所は13日目を終え、松戸市出身の大関・琴ノ若関改め琴櫻関(佐渡ケ嶽部屋)が健闘されています。広報まつど今号の発行時には5月場所は終わっていますが、初優勝を遂げ市民の皆さんと共にお祝いできることを願っています。

150  百年後のみどりを育てる (広報まつど5月1日号)

 数少なくなった森を市民が守っていこうという『里やまボランティア』活動が市内18か所で行われています。個人宅や事業所が手入れをしている庭などを一定期間公開する「オープンガーデン」は各地で行われていますが、それをヒントに松戸市で始まったイベントが『オープンフォレスト』です。松戸市が元祖です。今年で12回目を迎え、この活動が評価されて『ちば里山大賞』をいただいたこともあります。森では、面白い形に伸びた木の枝やざらざらした木肌の違いを見つけられるなど、自然が作る新しい発見と驚きがあります。ぜひ、お子さんと一緒に森で楽しい一日を過ごしてください。

 『HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)検査』を市内の一部の薬局で、しかも無料でできるようになります。これは糖尿病かどうかを判定する血液検査の一種で、健康診断の項目に入っている検査項目ですが、なかなか健診に行けない人が多い中で、少なくても糖尿病の恐れがあるかどうかの検査を簡易にできるようにしたものです。薬局で検査が無料でできるのは、全国的にも珍しい取り組みです。ぜひ薬局で検査しましょう(詳細は8面または市ホームページで)。

 多くの市が海外の市と複数の姉妹都市提携をしている中で、松戸市は唯一オーストラリアのホワイトホース市とだけ姉妹都市提携をしています。昭和33年、第五中学校の女子生徒がオーストラリア大使館に『ユーカリの種をください』と手紙を出したことがきっかけです。昭和46年に姉妹都市提携をした5月12日を平成14年に「グリーン・ツリー・デー(樹の日)」と定め、ホワイトホース市と市内の公園や小学校において記念の植樹をするほか、大画面をインターネットでつなげて両市の市長・小学生が参加し交流を図っています。オーストラリア・ビクトリア州の自治体の中では、ホワイトホース市と松戸市の姉妹都市関係が最も長く続いているそうです。これからもこの関係を続けていきましょう。

149  今日から新年度! (広報まつど4月1日号)

 4月は何か新しいスタートを切るような気持ちになりますね。

 松戸市でも4月17日から「HELLO CYCLING(ハローサイクリング)」というシェアサイクルサービスを開始します。アプリで無料会員登録後すぐに利用でき、料金は利用開始30分130円から、車種は電動アシスト自転車で通勤、通学、買い物や観光など、生活スタイルに合わせて利用でき、設置されている専用ステーションであれば、どこでも借りたり、返したりできます。また、都内や近隣市にも設置されているので、市域を越えての利用も可能です。まずは、市役所・市営駐輪場・公園など34カ所にステーションを設置し、その後も、他の市有施設や民有地などに拡大していく予定です。

 国の事業として令和6年度より「こども誰でも通園制度」を市内5カ所(予定)の保育施設で始めます。この制度は、全てのこどもの健やかな育ちと保護者の育児支援のため、就労等保育の必要性に関わらず月に一定時間まで保育施設に預けることができる制度です。試行的事業としてのスタートとなる今年は、時間単位で1時間当たり300円、月上限10時間までの利用となりますが保育所は働いていないと利用できないという大きな壁を打ち破ることが期待される制度です。

 日頃から皆さんの地域や家庭においても犯罪に巻き込まれないように気を付けていると思います。しかしながら、誰でも犯罪被害者等になる可能性があることから、「松戸市犯罪被害者等支援条例」を制定しました。支援の内容は、支援金の支給、日常生活支援、無料法律相談、転居費用などで、被害者等に寄り添った支援をいたします。ちなみに、松戸市の刑法犯認知件数は令和5年の1年間で2,631件となり、10年前の5,996件から着実に減ってきています。令和5年千葉県全体の人口1万人当たりの刑法犯認知件数は59.8件で、松戸市は52.9件です。今後とも安心して市民の皆さんが暮らしていけるよう留意していきます。

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