松戸市高齢者等見守り活動の実施について
更新日:2024年8月8日
高齢者等の皆様に対する幅広い「見守り活動」を事業者等と連携して実施しています
市内にお住まいの高齢者をはじめとする市民の皆様が、住み慣れた地域で安心して暮らし続けることができるように、事業者等と連携して、「松戸市高齢者等見守り活動」を実施しております。平成30年度より見守り活動の対象者を高齢者、障害者、子ども(以下「高齢者等」という。)へと広げ、見守り活動のさらなる充実を図っております。協定締結事業者は「安心!見守り!防犯パトロール実施中」のマグネットシートを業務車両に掲げたり、「安心!見守り!実施中」の見守りステッカ-を店舗等に掲示して日常的に見守り活動を実施しています。
この活動は、市内で活動する事業者等が配達などの日常業務を行う際に、高齢者等が心配な状況にあることを発見した場合、市に連絡をいただき、連絡をいただいた市が状況の確認などを行うという取り組みです。協力をいただける事業者等と「松戸市高齢者等見守り活動に関する協定書」等を締結し、見守り体制を築いてまいります。ご協力いただける事業者には見守り活動にご使用いただける啓発グッズを配布しておりますので、下記担当課までお問い合わせください。
車両用マグネットシート
店舗等掲示用見守りステッカー
令和5年度「松戸市高齢者等見守り活動」の実施について報告いたします
現在、「高齢者等見守り協定締結事業者」による松戸市内での見守り活動は精力的に行われております。各事業者は、日々様々な視点での見守り活動を実施しており、松戸市内で安心・安全なまちづくりを推進しています。
見守り活動の主な事例
各事業者が行った見守り活動について、具体的な事例をいくつかご紹介いたします。
松戸市薬剤師会(松戸市内の各薬局)
- 「一緒に受診同行してくれる約束をしている人はどこにいるか」と来局されました。話を聞いていったところ眼科受診する予定で、同行してくれるはずだった人と会えなかった様子でした。近隣の眼科へ一緒に行ったところ、受診予定の時間を理解できず約束に遅れたため、同行予定者とも会えず診察も受けられず来局したことが分かりました。予約を取り直すように眼科で言われましたが、それも理解できないようだったため地域包括支援センターへ案内したところ、地域包括支援センターでも探されていた方だったため後をお願いしました。
- 店舗内で急に体調が悪化した方がいらっしゃったため、介護の上救急車を呼び、対応しました。
ヤマト運輸株式会社
- 営業所にて早朝5時から6時頃の作業時、迷い込んでこられた高齢女性を発見し声をかけたところ、家に帰れないと仰っていました。幸いご住所を確認できたため、警察には通報せずタクシーを手配しご帰宅いただきました。
朝日信用金庫
- 介護施設入居中のお客様が、通帳が手元に無いと1週間に8回程ご来店されました。施設に連絡を取りご家族との連絡が取れ、結果的にはご家族が通帳を管理されているとのことでした。その事実を伝えるとお客様は安心されました。
- 体のご不自由なお客様がご来店され、身の回りの支援をしてほしいとの要望があり、地域包括支援センターに連絡を取り対処して頂きました。
株式会社スズケン
- 支店の門の近くで高齢の方がしゃがみ込んでいた為、声をかけました。脱水症状がみられたのでお茶を渡し支店内で涼んでもらいました。氏名を伺い答えては頂きましたが、多少認知症の傾向があるようでしたので、警察に通報して到着まで事務所で休んで頂きました。
このように、松戸市では様々な業態の事業者が、安心なまちづくりのために市民の方を見守っています。松戸市は、今後とも事業者と協力し、住み慣れた地域で安心して暮らし続けることができるまちを目指していきます。
協定締結事業者等一覧
松戸市高齢者等見守り活動に関する協定 締結事業者一覧(PDF:186KB)
関連情報
松戸市高齢者等見守り活動に関する協定書(雛形)(PDF:137KB)
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