「高齢者の見守りシール」について
更新日:2023年6月13日
松戸市では、認知症などによって行方不明となった高齢者の安全を確保し、ご家族や介護をする方の負担を軽減することを目的に、見守りシール事業の推進をしています。
見守りシールとは
家族や介護者が登録した注意事項などの情報を携帯電話などで読み取ることのできるQRコードが印字されたシールで、高齢者の衣服や、かばんなどの持ち物に貼って使用します。
行方不明となった高齢者の発見者がQRコードを読み取ることで、高齢者の介護者とインターネット上の伝言板を通じてやり取りを行うことができます。
見守りシールを身に着けている高齢者が一人で歩いているところを見かけた方は、その高齢者が道に迷っている可能性があるため、QRコードを読み取ってください。
「見守りシール」を支給しています
松戸市では徘徊の恐れがある高齢者のご家族等を対象に「見守りシール」を無償で配布しています。
ご希望される方は、下記をご参照の上、高齢者支援課までお申し込みください。
見守りシール 見本
見守りシール使用の流れ
- 松戸市より見守りシールを配布されたら、保護者は高齢者についての基礎情報を入力します。
- 見守りシールを高齢者の衣服などに貼り付けます。高齢者が行方不明になったら、保護者が伝言板に情報を入力します。
- 行方不明になった高齢者の発見者がQRコードを読み取ります。
- QRコードが読み取られると、保護者へ自動的にメールが送信されます。
- 発見者は、現在地の情報などを入力します。
- 発見者が発見情報の入力をすると、自動的に保護者へ発見通知メールが届きます。
- オンライン上の伝言板で発見者と保護者がやりとりし、保護された高齢者の御身のお引渡しについて等を決めていきます。(例:保護者が現地まで赴くか、発見者が最寄りの交番まで連れていくか等)
- 高齢者が保護者のもとにご帰宅する流れとなります。
※保護者、発見者双方の個人情報(氏名、連絡先等)は特定されずに、やり取りを行うことができます。
支給の対象者
- 認知症などによって行方不明となり、防災行政用無線により探索されたことがある高齢者
- 道に迷った、家がわからなくなったなどにより、警察に連絡または保護されたことがある高齢者
上記1、または2に該当する高齢者の方のご家族等
支給枚数
対象者1名につき、見守りシール50枚セット(耐洗ラベル40枚、蓄光シール10枚)を無料で支給します。
支給までの流れ
まずは窓口に相談
高齢者支援課、または高齢者いきいき安心センター(地域包括支援センター)にご相談ください。
申請の手続き
支給を希望する場合は、松戸市役所 高齢者支援課(本館1階)にて支給申請の手続きを行ってください。
手続きの際には、下記4点をお持ちください。
- 支給申請書
- 対象者および申請者、連絡先となる方の印鑑
- 対象者および申請者の身分証明書(住所、氏名、生年月日が確認できるもの、コピー可)
- スマートフォンなどの携帯電話(QRコードの読み取り機能があるもの)
松戸市徘徊高齢者等見守りシール支給申請書(PDF:118KB)
申請内容に変更が生じた際には、下記変更届を記入・捺印の上、郵送又は持参にて高齢者支援課にご提出ください。
松戸市徘徊高齢者等見守りシール支給申請内容変更届(PDF:80KB)
見守りシールの支給
見守りシールを支給し、使い方を説明いたします。ご希望の方は職員が基礎情報の登録をお手伝いいたします。
注意事項
- 家族、介護者は、携帯電話等を用いて、必要な情報の入力および対象者を発見した第三者との通信を行うことが必要となります。(それぞれの個人情報は特定されずに、やりとりを行うことができます。)
- 携帯電話の機種、機能、使用状況等により、伝言板がうまく表示できないことがあります。
- 携帯電話の迷惑メール対策等を設定されている方は、@qr-d.jpからのメールを受信できるよう設定をお願いします。
参考資料
「高齢者の見守りシール」に関する取材について
令和元年5月、「高齢者の見守りシール」について、イギリスのBBC放送局が取材を行いました。詳しくは下記リンク先(英文記事)をご覧ください。
※掲載日を一定期間経過すると記事の閲覧が有料になる、記事の閲覧ができなくなる可能性がございますのでご注意ください。
PDF形式のファイルを開くには、Adobe Acrobat Reader DC(旧Adobe Reader)が必要です。
お持ちでない方は、Adobe社から無償でダウンロードできます。

