吉田沙保里選手が松戸に!小学生向けレスリング教室が開催されました
更新日:2018年11月2日
平成30年9月22日(土曜)、アマチュアレスリングで五輪3連覇、世界選手権16連覇の偉業をもち、国民栄誉賞も受賞した吉田沙保里選手が松戸市立相模台小学校を訪れ、6年生を対象にレスリング教室が開催されました。併せて、東京2020大会ゴールドパートナー(乳製品・菓子)である株式会社明治の協力で、食育講座も行われました。
このイベントは、2020年東京オリンピックのレスリング競技が幕張メッセを会場とすることを受け、日本レスリング協会と千葉県の連携事業の第1弾として行われました。平成30年1月に行われたフェンシング競技のイベントに続き、千葉県主催のオリンピック・パラリンピック関連イベントが松戸市からスタートしました。
レスリングのタックルを体験!
早速登場した吉田沙保里選手に、元気に挨拶をする小学生たち。続くウォーミングアップでも、「ゆっくりでいいんだよ」と言われても全力疾走する子がいるなど気合十分です。
続くレスリングのルール説明では、ポイントの取り方やタックルのかけ方を、松戸市アマチュアレスリング協会所属の選手の皆さんが実演。投げ技の激しさにどよめく子どもたちに、「今日はこの技を皆さんにやってもらいます」と冗談を交える吉田選手。実際には、足元へのタックルの練習を行いました。
最後は、レスリングの練習でもよく行うという馬跳びと四つん這いでのダッシュを組み合わせたリレーでチームごとに対決。人数が奇数のクラスには担任の先生も参加し、白熱した勝負が繰り広げられました。
取材にも答える相模台小児童
体験の後は、各クラスの代表児童がマスコミの取材にも対応。皆「レスリングには怖いイメージがあったけど、そんなことはなかった」などと、はっきりと受け答えをしていました。
吉田選手の感想は?
報道陣からの取材に応じた吉田選手は、「教えたことがすぐできる子たちでびっくりしました。みんな目がキラキラしていて、こっちも元気をもらいました。来て良かったです」とコメントしてくれました。
一時は引退報道もあったものの、東京オリンピックを目指して現役続行を明言している吉田沙保里選手の、今後の活躍にも期待です。
学んで役立つ食育講座
レスリング教室と併せて、株式会社明治の管理栄養士・飯泉千寿子さんによる食育講座も行われました。クイズを交えて楽しく栄養の重要性を学べ、特にこの時期の小学生にとって大切な「背を伸ばすために必要なカルシウム」が中心の内容だったこともあり、子どもたちは熱心に聞いていました。