市民の声(平成28年度)4月受理分
更新日:2016年12月20日
松戸市に寄せられたご意見・ご提案と回答
1 六実に関して
内容
六実に住んで40年近くになります。その間六実地区は衰退をたどる一方で繁栄などかけらもありません。真偽の程は定かではありませんが、野田線に快速運転を予定しているようですが、六実は止まらず高柳が停車駅になるようです。素人ながら街の発展は駅や大型店舗誘致などが基本的な要因になるのではと思います。先般柏市は沼南町を市政下として、高柳駅周辺の開発に力を入れているようです。一方六実駅はとなると、タクシーが陣取り店舗も無いに等しい状況です。見るからに田舎の駅です。同じ松戸市内でも開発の差が著しく思えます。市としてどの様にお考えでしょうか。
回答
六実駅周辺につきましては、松戸市都市計画マスタープランにおいて、「生活拠点」として位置づけられており、駅前広場などの交通基盤や商業空間の整備を進める地区とされています。
また、地元においては、六実駅周辺再開発促進地区準備組合を平成13年に発足し、再開発の事業化に向けた検討がなされてきましたが、地権者の合意形成や経済情勢の変化などにより、事業化に至りませんでした。
そこで、本市といたしましても、課題解決のため平成24・25年度に地元と話し合いを重ねながら、六実駅周辺地区のマスタープランを作成しました。現在は、マスタープランに基づき、街づくり機運の醸成を図るため、地区計画による誘導とあわせた建物の共同化の促進により身の丈にあった街並みを形成していくことを目指しています。
東武野田線においては、平成28年3月26日より急行列車の運転を開始しておりますが、急行区間は大宮駅~春日部駅間で、春日部駅~船橋駅間については各駅に停車しています。
また、別事業となりますが、今後、逆井駅~六実駅間の複線化を行うと聞き及んでおり、県道松戸鎌ヶ谷線と東武鉄道が交差する踏切が前後道路より狭くなっているため、改善が必要であることから、本市としましても、東武鉄道と千葉県東葛飾土木事務所へ歩道拡幅の要望を行っています。
担当課
2 感震ブレーカーの設置について
内容
熊本の災害を毎日目にしていると、人ごととは思えません。自分たちも今できる防災をしたいと思います。地震は避けられないとしても、火災は避けられます。各家が地震の揺れを感じてブレーカーが落ちる「感震ブレーカー」を設置することが必要だと思います。市によっては補助金を出しているところもあります。また、自治会で補助をするところもあります。松戸市の感震ブレーカーに対する対策はどのようなものでしょうか。ぜひ、市民や各自治会へ呼びかけてほしいです。
回答
お問合せいただきました感震ブレーカー設置につきましては、大規模地震の揺れに伴う出火や、停電が復旧する際に発生する通電火災を、未然に防止するためには有効な手段であると認識しています。
しかしながら一方では課題として、商品の機能や性能及び設置費用に大きな開きがあること、夜間等においては避難時に室内の照明が点灯しないこと、また、テレビやラジオ等からの情報が取れなくなること等、避難の支障となることが指摘されています。
この他、家屋内の全ての電気供給が遮断するため、人工呼吸器等の医療用機器を使用している住宅では、全ての電気供給を停止することは、生命の危険となることも懸念されるなど、設置については慎重に検討する必要があります。
こうした状況を踏まえ、本市といたしましては、「感震ブレーカー設置助成」制度の導入につきましては、現在のところ予定はありませんが、感震ブレーカーの啓発につきましては、市民の方向けのパートナー講座等において、通電火災防止対策として感震ブレーカーの有効性と特性等を紹介し、設置されない場合には「避難の際にはブレーカーを切って避難する」など、日頃からの心構えや備えについて引き続き啓発活動を継続してまいります。
担当課
公表について
- 公開しても良いと意思表示されているものを、毎月1回掲載しています(匿名のもの、企業等の営業活動、お礼や私的なもの、誹謗中傷、個人が特定できるものなど、公開することが適当でないと判断したものを除きます)。
- 各月において、同内容のご意見・ご提案等がある場合は、一つのみを公表しています。