東京2020パラリンピック聖火の採火を実施しました
更新日:2021年8月25日
東京2020パラリンピック聖火は、イギリスのストーク・マンデビルで採火される炎と日本各地で採火される炎から生み出されます。
パラリンピック聖火リレーのコンセプト『Share Your Light/あなたは、きっと、誰かの光だ。』に基づいて、共生社会の実現や人と人、人と社会とのパートナーシップについて考えるきっかけとなることを目指し、本市においては、松戸市少年少女発明クラブの児童のみなさんが事前に古式ひもぎり式で火をおこした種火をもとに、日本大学松戸歯学部の学生のみなさんが“松戸市の火”を作成しました。
火おこしの様子
松戸市少年少女発明クラブの松菱 則嗣会長と児童5名が新松戸未来館で事前に火おこしを行いました。
古式ひもぎり式は、二人一組で、一人が火きり棒を押さえ、もう一人が火きり棒に巻き付けた紐を両手で交互に引いて動かすことで摩擦により発火させます。
摩擦で火種床に黒い削りかすが出てきて赤い火種の粒ができます。
この火種の粒をおが屑に落として風を送り、火を大きくすることで種火が採れました。
採火の様子
採火には、日本大学松戸歯学部の橋口泰一准教授、同大学6年安附尚哉さん、4年伊藤暢祐さん、1年三浦智成さんにご協力いただきました。
松戸市少年少女発明クラブのみなさんが火をおこした種火を大きくして点火棒に着火し、“松戸市の火”が作成されました。
実施日
令和3年8月18日(水曜)
場所
松戸中央公園
※感染症対策のため、関係者のみで実施しました。
“松戸市の火”を点火棒からランタンへ納火し、千葉県内全市町村の火が集まる集火式へ出発。
橋口准教授は、松戸市2020年東京オリンピック・パラリンピックやさシティおもてなシティ推進会議の委員を務めています。
また、日本パラリンピック委員会 強化委員を務め、スポーツ心理学を専門としており、日本パラリンピック委員会 医・科学・情報サポート事業では、心理や栄養、コンディショニングといった複数の科学的領域を取りまとめ、パラアスリートを支援しています。
安附さん、伊藤さん、三浦さんは、同大学においてスポーツに関する教養科目で障がい者スポーツについて学んでいます。
集火式
松戸中央公園で採火した“松戸市の火”は、その後、市原スポレクパークで行われた集火式で千葉県内全市町村の火と一つになって『千葉県の火』となり、東京都に向け出立しました。
実施日
令和3年8月18日(水曜)
場所
市原スポレクパーク
集火者
日本大学松戸歯学部4年 伊藤暢祐さん
伊藤さん(右)
三浦さん(左)、橋口准教授(中央)、伊藤さん(右)