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夢は「ジャンルにしばられないオペラ歌手」松戸市立松戸高等学校 鳥羽寿光さん

更新日:2022年3月31日

第75回滝廉太郎記念 全日本高等学校声楽コンクールで第1位

 2021年10月に開催された「第75回滝廉太郎記念 全日本高等学校声楽コンクール」で、松戸市立松戸高等学校合唱部3年の鳥羽寿光(とばひさみつ)さんが1位に選ばれました。千葉県内から初関東でも2人目となる快挙を成し遂げました。
 『春』や『荒城の月』といった名曲を生み出した作曲家・滝廉太郎とゆかりのある大分県竹田市で開催される同大会は、歴史ある若き声楽家の登竜門と言われており、過去に1位となった方々には国内外で活躍する声楽家たちが名を連ねています。
 鳥羽さんが合唱に取り組み始めたのは松戸市立第一中学校の合唱部で、音楽を学ぶために進学した市立松戸高校でも合唱部に入部しました。中学1・2年および高校1年時には、当時の合唱部顧問だった小倉孝勇先生(現在は松戸市立第四中学校合唱部顧問)に師事し、声楽コンクールへの出場を薦められたのをきっかけに高校2年からコンクールへの出場を始めました。
 歌唱動画審査で千葉県の代表として選ばれた鳥羽さんは、本大会では課題曲として『荒城の月(作曲:滝廉太郎)』、自由曲として『O del mio amato ben(作曲:ステファーノ・ドナウディ)』を披露し、伸びと艶のある歌声が評価され1位を勝ち取りました。副賞にはオーストリア・ウィーンへの短期留学の助成金があり、「自分と同年代で声楽を学んでいる人たちがどのようなレベルなのかを知りたい。刺激を受けてきたい」と留学への意欲を示していました。


 ※写真は、松戸市役所への表敬訪問で歌を披露する鳥羽寿光さん。会議室がオペラ会場のようになりました。

夢はジャンルにしばられないオペラ歌手

 鳥羽さんは、有名音大への進学を目指して日夜勉学に励んでいます。夢はオペラ歌手になることで、目標とするのは世界三大テノールの1人だったイタリア人のルチアーノ・パヴァロッティです。鳥羽さんは「彼はクラシックやロックなど、音楽のジャンルにとらわれない活動をしていました。私も同じようにジャンルにこだわらないオペラ歌手になりたいです」と将来像を描いていました。音楽のジャンルも世界も軽く飛び越えていく。そんなアーティストへの成長が今から楽しみです。

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