光英VERITAS中学校・高等学校書道部のみなさんが広報まつど元旦号の表紙に登場!
更新日:2022年1月1日
広報まつど令和4年元旦号の表紙を飾るのは、のびのびと力強く書かれた「一言芳恩」。
これは松戸市内にある光英VERITAS中学校・高等学校書道部の作品です。大きさが縦3メートル・横6メートルにもなる大作で、文章や作品のデザインなども部員のみなさんで考えられたものです。
新年を飾るにふさわしいこの作品に込められた思いや、メッセージをご紹介します。
作品の制作過程を撮影した動画もありますので、ぜひご覧ください!
元旦号の特集「松戸のスポーツが熱い」では松戸で夢や目標に向かって頑張る子どもたちを紹介しています。
そこで表紙の作品も、今まで数多くの賞を受賞し活躍している光英VERITAS中学校・高等学校書道部のみなさんに制作していただきました。
光英VERITAS中学校・高等学校とは
聖徳大学附属女子中学校・高等学校の共学化に伴い、2021年4月に学校名を変更し光英VERITAS中学校・高等学校として新たなスタートを切りました。
書道部の紹介
部長・鈴木結衣さん、副部長・小倉愛加さんへのインタビュー
書道部はどんな雰囲気の部ですか
自由な雰囲気ですが、やるべきことはしっかりやれるメリハリのある部です。また挨拶や礼儀など、書道以外でも人として大切なことを重んじています。
みなさんの強みを教えてください
中高一貫校なので、先生や先輩たちから教えていただいたことを6年間という長い期間で積み上げられることがこの学校の強みだと思います。私たち高校3年生も先輩から受け継いだ技術や知識を、最後まで後輩たちに伝えていこうと思っています。
書道部のみなさん
部員数
中学校
1年生:3人、2年生:1人
高等学校
1年生:2人、3年生:3人
近年の受賞歴
東京学芸大学学芸書道全国展
第41回(平成29年度)から5年連続 全国最優秀団体賞
大東文化大学全国書道展
第58回(平成28年度)団体の部 外務大臣賞
第60回(平成30年度)団体の部 外務大臣賞
第61回(令和元年度)団体の部 外務大臣賞
第62回(令和3年度)団体の部 外務大臣賞
※令和2年度は感染症対策により展覧会未実施。
千葉県小・中・高校書き初め展覧会
高校団体の部 優勝(最優秀団体賞・千葉県知事表彰)35回受賞
全国書写書道伝統文化大会 全国学生書き初め展覧会
第8回(令和元年度)高校の部 個人 文部科学大臣賞
作品制作を終えて
普段は個人で作品を制作しているそうですが、今回の元旦号の企画を受け、初めて部員全員で1つの作品を書き上げてくれました。みなさんにとっては初めての挑戦。作品の制作後、お話しを伺いました。
作品に込めた思い「友人や家族への感謝」
一言芳恩とは「声を掛けてもらったことを忘れずに感謝する」という意味です。この言葉はみんなで意見を出し合って決めました。今このコロナ禍で、どうしても一人になってしまうことが多いと思うのですが、日々言葉を掛け合ってみんなで支え合い、頑張っていこうというメッセージにしたいという意見にまとまり、作品の言葉に選びました。
この作品は「友人や家族への感謝」がテーマです。作品を通して、友人や家族、そのほかにも自分を支えてくれる人たちへの感謝の思いを感じてもらったり、感謝の大切さを改めて感じてもらえたら嬉しいです。
書き終えて感じたこと「みんなでいい作品が書けたことに感動」
普段書かない大きさの作品なので、今回はまず道具を揃えることから始まりました。みんなで書くときは一人で書くときとは違い、リズムや呼吸を合わせるということがすごく難しかったです。呼吸を合わせないとぶつかってしまったり、書き終えるタイミングが合わせられなかったりと苦労しました。作品がどうしても大きいので、準備や後片付けに時間がかかったのも大変でした。
私たちにとっては初めての挑戦でしたが、「一言芳恩」という言葉はみんなで選んだ大切な言葉ですし、意味も共感できて書きやすかったです。本番ではみんなの呼吸を意識して、思いをぶつけて書きました。今こうやって形になった作品を見て、すごくいい作品が書けたことに感動しています。
こちらまで緊張が伝わるほど張り詰めた空気でしたが、書き終えると笑顔が溢れていました。今後も書道部の活躍が楽しみです!
作品展示のお知らせ
実際の作品をご覧いただけます。
展示会場
光英VERITAS中学校・高等学校
特別棟ホール南側
所在地
〒270-2223 松戸市秋山600
光英VERITAS中学校・高等学校へのアクセス(外部リンク)
期間
令和4年3月末まで