歯・口の健康
更新日:2025年8月1日
口腔には食べる機能や会話をしてコミュニケーションをとる機能などがあります。いつまでも食事や会話を楽しみ、質の高い生活を送るために口腔の健康は欠かせません。
松戸市の現状
むし歯になっている人の割合
若い世代のむし歯は減少傾向にありますが、50歳以上は100パーセント近い人にむし歯の経験があります。
※むし歯は、治療しても元の状態には戻らないため、治療済みの歯もむし歯として数えます。
年齢 | むし歯のない人 | 処置が完了している人 | 処置歯と未処置の歯がある人 | 未処置の人 |
---|---|---|---|---|
20歳代 | 26.6 | 37.2 | 25.1 | 11.1 |
30歳代 | 11.4 | 52.3 | 29.3 | 7.0 |
40歳代 | 4.1 | 61.1 | 30.7 | 4.1 |
50歳代 | 0.7 | 70.3 | 28.8 | 0.2 |
60歳代 | 0.7 | 70.8 | 28.5 | 0.0 |
70歳以上 | 2.0 | 65.0 | 32.1 | 0.9 |
歯周病になっている人の割合
歯周病(歯周ポケット4ミリメートル以上)になっている人は、高齢になるにつれ増加しています。
※健康な歯周ポケットは3ミリメートル以内と言われています。
年齢 | 割合 |
---|---|
20歳代 | 39.1 |
30歳代 | 40.9 |
40歳代 | 50.8 |
50歳代 | 51.0 |
60歳代 | 58.5 |
70歳以上 | 68.7 |
何でも噛んで食べることができる人の割合
何でも噛んで食べることができる人の割合は高齢になるほど低下し、60歳代で89.5パーセントです。
年齢 | 割合 |
---|---|
20歳代 | 97.6 |
30歳代 | 95.7 |
40歳代 | 96.4 |
50歳代 | 92.4 |
60歳代 | 89.5 |
70歳以上 | 85.8 |
過去1年間に歯科健診を受けた人の割合
過去1年間に歯科健診を受けた人の割合は50.8パーセントです。どの年代も男性より女性のほうが歯科健診を受けた割合が高くなっています。
年齢 | 男 | 女 |
---|---|---|
20歳代 | 37.2 | 56.6 |
30歳代 | 48.2 | 56.6 |
40歳代 | 35.2 | 47.4 |
50歳代 | 44.9 | 57.2 |
60歳代 | 36.0 | 59.3 |
70歳以上 | 50.7 | 60.1 |
1年に1度は歯科健康診査を受けましょう
歯と口の健康を守るため、症状がなくても定期的に歯科健康診査を受診しましょう。松戸市では18歳以上の人を対象に成人歯科健康診査を実施しています。在宅で要介護認定3から5を受けている、通院が困難な75歳以上の人(千葉県後期高齢者医療制度被保険者)は、訪問歯科健康診査を受診することができます。
効果的な口腔ケア
デンタルフロスと歯間ブラシの使い方
歯ブラシでみがいただけでは、十分とは言えません。歯と歯の間をみがく道具、デンタルフロスと歯間ブラシも使用してみがき残しを減らしましょう。
【デンタルフロスの使い方】
歯と歯の間の隙間が小さい場合、デンタルフロスが有効です。
フロスを引っ張り出して、肘くらいの長さを目安に切ります。(約40センチメートル)
中指に巻き付け、人差し指や親指で支えます。(指と指の間は1~2センチメートル)
歯と歯の間に前後にスライドしながら歯肉まで挿入し、歯に引っ掛けるようにして、上下に2~3回動かします。
【歯間ブラシの使い方】
歯と歯の間の隙間が大きい場合は、歯間ブラシが有効です。歯間ブラシのサイズは、歯や歯肉を傷めないために、歯の隙間より少し小さめのものを選ぶようにします。
歯と歯の間の根元に歯間ブラシを挿入します。
前後に小さく2~3回程度動かします。
少し角度をつけて動かすと清掃効果が高まります。続いてはの裏側からも同様に行います。
フッ化物配合歯みがき剤の使い方
フッ化物は科学的に合成されたものではなく、自然界に広く分布している元素です。地球上のすべての動植物にも、毎日飲む水や食べる海産物・肉・果物・お茶などほとんどの食品に微量ながら含まれています。フッ化物は歯質を強化したり、再石灰化を促進したりすることでむし歯を予防します。フッ化物配合歯みがき剤は、幼児から高齢者まで生涯を通じて家庭で利用できる身近なフッ化物応用法で、世界で最も利用人口が多い方法です。
歯科衛生士による健康相談
歯や口に関する相談は、健康推進課で受付けています。お気軽にお電話ください。
曜日
月曜日から金曜日
時間
8時30分から17時
電話
047-366-7481
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