介護支援科
更新日:2024年10月9日
令和6年4月より介護の資格を有する職員が当院に加わり、新たに介護支援科が誕生しました。
閉院した介護老人保健施設「梨香苑」での経験を活かし、活躍しています。
急性期病院である当院においての介護の強化は患者さんにとって大きなメリットとなります。
活動内容
患者さんの状態を確認しながら、寝たきりを防ぐための離床のお手伝いや、リハビリの一環で体操を行ったり、手先の運動を行うなど、介護のプロフェッショナルとして寄り添いながら、患者さんの今後の生活に必要な支援を行っています。病棟の看護師とリハビリテーション科の職員との橋渡しとして活躍しています。
車椅子に移ることができたら、次は集団や個別での体操、レクリエーションが待っています!
体操や手作業は楽しみながら続けるのが大切ですので、患者さんの笑顔を引き出し、心も身体も元気になれるよう職員がお手伝いします。
介護福祉士へのインタビュー
Q
介護をするなかで大事にしていることは何ですか?
A
多職種連携で働くなか、介護福祉士の専門性を活かしつつ視野を広く持ち、患者さんにとって、本当にこれが良いのかと常に考えています。他の職種を尊重して、患者さんへより良いケアを提供できるよう、チームの方向性をしっかりと理解し、自身の考えを表出していく事を大事にしています。
また、1日の短い時間であっても患者さんの笑顔を引き出し、安心して過ごせるような関わりをしたいと思っています。
Q
急性期病院でどのような介護をしていますか
A
介護支援科には介護福祉士7名が在籍し、介護老人保健施設「梨香苑」での経験を活かして、患者さんの食事や排泄、入浴といった身の回りの介護のほか、患者さんの状態に合わせた生活リハビリや作業活動等を行い、自立支援をしています。また、ご自宅に退院される患者さんのご家族に介護方法のアドバイスや、介護保険の認定調査に同席し、情報提供等を行っています。
介護支援科では各専門職と協働し、病棟のチームの一員として、患者さんに「来てよかった」と思っていただけるように支援させていただいています。
病院広報誌に掲載中
病院広報誌ペアレターVol.24に掲載しています。ぜひご覧ください。
