水道管の耐震化について
更新日:2024年9月26日
水道施設は日常生活に欠かせない重要なライフラインであり、地震などの災害時においても断水による影響を最小限にとどめることが求められます。
2011年の東日本大震災や2024年の能登半島地震など、過去の震災では水道施設は大きな被害を受け、広範囲で断水するなど市民生活に大きな影響を与えています。
松戸市営水道では基幹管路などの重要度の高い管路、経年化している管路を優先的に耐震管へ入れ替える工事を実施し、地震に強い水道を目指した取り組みを行っています。
強靭な管帯と優れた継手性能で地震に強い水道管 提供:一般社団法人日本ダクタイル鉄管協会
耐震化の状況
基幹管路延長 | 耐震管延長 | 耐震化率 | 耐震適合性のある管延長 | 耐震適合率 |
---|---|---|---|---|
36.7キロメートル | 7.54キロメートル | 20.5パーセント | 14.09キロメートル | 38.4パーセント |
※基幹管路とは、導水管(水源から源水を浄水場へ送る管)、配水本管(松戸市では口径200ミリメートル以上の管)のことを言います。
管路全体延長 | 耐震管延長 | 耐震化率 | 耐震適合性のある管延長 | 耐震適合率 |
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217.1キロメートル | 20.39キロメートル | 9.4パーセント | 95.79キロメートル | 44.1パーセント |
※耐震管とは、地震の際でも継手の接合部分が離脱しない構造となっている管のことを言います。
※耐震適合性のある管とは、「耐震管」に「耐震管以外の管路でも布設された地盤の状況を勘案すれば耐震性があると評価できる管」を加えた管のことを言います。