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2017年度 通園だより 春号

更新日:2019年12月18日

 春の暖かい陽気と共に新年度がスタートしました。
ドキドキ、わくわくしながら迎えた4月。ちょっぴり緊張していた様子のこども達も少しずつ通園での生活に慣れ、笑顔が多く見られています。
 園だよりでは、保育や行事の取り組み、こども達の様子をお伝えしていきます。

新年度挨拶

こども発達センター センター長 挨拶

 新しい年度が明けました。
進級した方、新しく通園に来られた方、皆さんそれぞれ気持ちを新たにして、4月を迎えられたと思います。
 今年は皆さんに3つのことをお願いしたく思います。ひとつは、一杯遊ぶこと・もうひとつは、お友達を一杯つくること・そうして最後に、自分を表現する力を身につけ伸ばすことです。
 ことばでなくても、目力でも、動作でも、絵でも何でも構いません。自分が今感じていること、考えていることを是非自分の外に向かって発信してください。その力を引き出すよう、私ども職員も頑張るつもりです。
今年一年が皆さんにとって充実した年になることを願っています。

センター長  花岡 繁

こども発達センター 通園施設長 挨拶

 若葉の緑がすがすがしい季節となりました。
道を歩いていると黄色やピンク、白、薄紫などの花が咲き、嬉しい気持ちにさせてくれます。また、耳を傾けると、楽しそうな鳥のさえずりも聴こえ、生命の息吹を感じます。気持ちのよい季節、太陽の下たくさん遊んでいきたいと思います。
 今年度、通園施設では、キラキラ58名、スマイル16名、合計74名のお子様をお迎えしてスタートしました。
 新しい環境に、初めは心細そうなこども達でしたが、日を重ねるごとに笑顔が見られるようになり、職員の手に手を重ねてタッチをしたり、手を引っ張ってやって欲しいことを伝えにきたり、少しずつ変化が見られるようになってきました。そんなちょっとした子どもの変化は嬉しく、大人も元気になります。新しい人との出会いを通して、人と関わることの心地よさ、自分の思いを伝えること・伝わることの嬉しさをたくさん感じて欲しいと思っています。
 また、お子様の変化、成長を保護者の皆様と共に感じ、お子様の豊かな成長につなげられるよう職員もがんばってまいります。
 一年間、どうぞよろしくお願いいたします。

通園施設長  原田 友子

通園での「食育」の取り組みをご紹介します

 食べることは、生きることの源であり、心と体の発達に密接に関係しています。
 特に、幼児期は成長の盛んな時期で、生涯における食習慣や健康づくりの基礎となる大切な時期です。また、食事は空腹を満たすだけではなく、楽しく食べることで、心を豊かにしたり、人との信頼関係を深めることにもつながります。
 これらのことを踏まえ、通園でも、こどもたちがおいしく、楽しく食べながら、食べ物への関心を深め、健康でいきいきとした生活が送れるよう、食育に取り組んでいます。

1、クラス配膳

 ご飯や汁物をクラスで配膳します。温かいものを温かく食べられたり、一人ひとりに合った量をよそい、食べられたことで達成感を感じ、食べる意欲を育てていけるような取り組みを心がけています。栄養士や調理員と「ちょうだい」「ありがとう」等、いろいろな人とのやり取りを持つ機会にもなっています。こども達が楽しく食事をする姿が見られ、中には、自分でお茶碗を持っていき、炊飯ジャーから直接よそってもらうようになる子がいるほどです。

2、食材に触れる体験:とうもろこしの皮むき

 食材に触れる機会として、給食に出るとうもろこしの皮むきをしています。
一枚一枚皮をむくと、中から黄色いとうもろこしが出てきて、「うわぁー」と歓声があがります。自分が皮をむいたとうもろこしは、いつも以上においしそうに食べてくれ、意欲につながっていることを感じます。

3、クラスクッキング

 保育参加を利用して、保護者の方と一緒に、親子でおにぎりやデザートを作ります。
自分が作ったものを食べる経験を通し、食べることへの興味や関心が深まり、苦手なものが少しずつ食べられるようになったお子さんもいます。家庭でも親子で作ることを楽しみ、おいしく食べるきっかけになっているようです。

 平成29年度も引き続き「食育」に取り組んでまいります。
今回ご紹介した内容の他にも、「食育」に関する資料の掲示など、さまざまな取り組みを通して、楽しく食べることを基本にしながら、日々の積み重ねを大切にしていきます。
そして、お子さんがそれぞれ持つ「食に関して気になること」を、ご家庭と連携を図りながら取り組んでいくことで、食べる力を育むことにつなげていきたいと考えています。

給食の食形態について

 通園の給食は、お子さんの摂食機能に応じた食形態で提供しています。
食形態は、大きく分けて「普通食」と「軟食」があります。
「普通食」は大人と同じ給食で、「軟食」は「初期食」「中期移行食」「中期食」「後期移行食」「後期食」に分かれています。それぞれの移行食には3つの区分を設け、段階的に進めていけるように、お子様に合わせた、きめ細かい対応を行っています。

こどもの日の献立を紹介します

 通園では、さまざまな季節の行事に触れています。給食でも四季折々の行事にちなんだ食事(行事食)を提供しており、5月2日(月曜日)は「こどもの日」にちなんだ行事食でした。

軟食の献立

ゆかり軟飯、かれいの立田揚げあんかけ(いんげん、トマト)、和え物、すまし汁、プチクレープ、パック牛乳

普通食の献立

たけのこご飯、ししゃも春巻き(アスパラガス、トマト)、小松菜の土佐和え、すまし汁(ハンペン、ミツバ)、プチクレープ、パック牛乳

 ししゃも春巻きは、ししゃもを春巻きで巻いて揚げたものです。パリパリしていて頭から食べられ、とても人気があるメニューです。デザートのプチクレープも冷たくて、日差しが強くなってきた今の時期には、アイス感覚でよく食べていました。

お問い合わせ

福祉長寿部 健康福祉会館

千葉県松戸市五香西3丁目7番地の1
電話番号:047-383-0022 FAX:047-383-5522

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