2017年度 通園だより 冬号
更新日:2018年3月5日
あっという間に寒さが厳しくなった年末でしたが、子どもたちの元気な声で新しい年を迎えました。
1月に降った雪に大喜びの子ども達は、わくわくしながら雪に触れ、冷たさに歓声をあげながら元気に雪遊びをしました。また、庭の霜柱を踏んでサクサクという音を鳴らしたり、溶けて地面がどろどろになった感触を味わったりして冬の自然に触れました。
冬は1年間のまとめの季節、そして子ども達の成長を感じる季節でもあります。暖かな春の訪れを感じながら就学や進級を心待ちにしている子ども達です。
雪で真っ白な園庭
雪だるまつくろう
いろいろな冬の行事を楽しみました。
もちつき
餅つき
年末の風物詩でもある餅つき。
湯気のたっているもち米を“ペッタンペッタン”といい音を鳴らし、新しい年も良い年になるよう願いを込めてつきました。
つきたての餅を見て、「柔らかそうだな、早く触りたいな・・・」の表情。でも、触ってみると「あれ?ベタベタしてる」と不思議そうでした。
見て、触れることができた貴重な体験の場です。
※ついたお餅は鏡餅を作り、玄関に飾りました。
餅つきぺったんこ
ペッタン!いい音がしたね。
うわっ~お餅だ!
おたのしみ会
みんなで作ったクリスマスの飾りを持ち寄ってホールを飾り、出し物を見たり、歌を歌ったりして楽しく過ごしました。いつもと違うホールのキラキラした雰囲気に、目を丸くしてホールを見回している子ども達でした。
その後、クラスに来てくれたサンタクロースに子ども達の視線は釘づけ。
サンタさん、また来年も来てね!
ああっ サンタさんだ!
サンタさん また来てね!
サンタさんありがとう
豆まき
節分の前に、鬼のお面を作ったり、ボールで鬼の的当てをして遊んできた子どもたち。
当日は、鬼がいつ来るかドキドキしている子や、いざ鬼が来ると怖くて大人から離れられない子どもたちがいる中、勇気をだして鬼に豆を投げる子、怖がらずに鬼に向かって行く子もいて、なんともたくましい姿を見せてくれました。
子どもたちの頼もしい姿に成長を感じ、立春の暖かい春の訪れを感じた豆まきでした。
こわくないよ!
おには~そと!
保育、療育の取り組み
音楽療法
音や音楽に触れることは、身体や心に様々な影響を与えてくれます。
見たり、聴いたり、触れたりすることは身体の感覚に働きかけ、心地良い音や音楽は気持ちがゆったりします。また、音楽に合わせて動くことで楽しく運動できる機会にもなっています。
講師はお子さん一人一人の反応に注目し関わり、人と人とのコミュニケーションを持てる機会にもなっています。
そーっと触ってごらん。 あっ、音が止まったね
音を鳴らしてみよう。いい音がするね
いち、にの、さんでフワ~ッ
さあ、音楽に合わせて走るよ!
水療育
センターの中にあるプールで、親子のスキンシップを持ちながら、安心して水の中で身体を動かす楽しさを味わっている子どもたちです。水の中では緊張を和らげ、陸上ではとりづらい姿勢や動作などを取ることで、ボディーイメージを培っていきます。
回数を積み重ねるごとに、緊張は減り親子の笑顔が増えてきました。
まずは親子で水に慣れていきます
水の流れに体をまかせて
保健関係の取り組み
お口を大きく開けてね。
通園では色々な保健の取り組みをしています。
看護師による毎朝の視診、毎月実施の身体測定に加えて、定期健康診断(年2回)、尿検査、蟯虫卵検査、歯科検診、歯磨き指導など、医師や歯科衛生士等と連携を取り、子どもたちの健やかな育ちをサポートしています。
『食育』冬の取り組み
『節分』の行事食を紹介します。
2月2日(金曜)は、「節分」にちなんだ給食で、普通食は「ぎすけご飯」と「いわしの香草焼き」でした。
「ぎすけご飯」は、大豆と小魚を油でカリッと揚げて、甘辛いタレに絡め、それをご飯に混ぜたものです。福岡の郷土料理「ぎすけ煮」からきています。噛み応えがあり人気メニューのひとつです。混ぜご飯が苦手な子もいますが、大人に励まされながら、少しずつがんばって食べています。
「いわしの香草焼き」は、下味をつけたいわしの上に、パン粉、マヨネーズ、牛乳、乾燥パセリをオリーブオイルと調味料で混ぜたもので焼いたものです。イワシ特有のにおいもなく、子どもたちにも好評です。
《軟食の献立》
しらす軟販、白身魚の香草焼きあんかけ(スティックきゅうり)、小松菜の和え物、味噌汁、ぶどうゼリー
《普通食の献立》
ぎすけご飯、いわしの香草焼き(小松菜ソテー)、ナムル、味噌汁、ぶどうゼリー
中期移行食
中期食
後期食
普通食