市民の声(平成26年度)4月受理分
更新日:2016年6月24日
市に寄せられたご意見・ご提案と回答
1 首都直下地震による延焼防止対策について
内容
首都直下地震が発生すれば、建物の倒壊・火災により避難等も難しく、狭い道路では、消防車も入ってこられないことが予想され、消火活動の遅れに繋がり、広範囲でも延焼も考えられます。千葉県全域が首都直下地震の緊急対策区域に指定されたので、防災対策を強化し、さらに住みやすい松戸市を目指してほしい。
回答
首都直下地震により想定される被害の特徴は、「首都中枢機能の障害による影響」と「巨大過密都市を襲う膨大な被害」の2点であり、松戸市の場合にあっては、後者による影響が大きく、人口や建築物の密集による人的・物的被害や経済被害は甚大なものになると予想されます。
また、震度6強以上の強い揺れの地域では、木造住宅密集市街地等において、老朽化が進んでいたり、耐震性の低い木造家屋等の倒壊で、家屋の下敷きによる死傷等、多数の被害が発生することが予想されます。
これらのことを考慮し、市として、あらゆる対策の大前提としての耐震化と火災対策、深刻な道路交通麻痺対策等、膨大な数の避難者・帰宅困難者等の対策に重点をおき、被害の絶対量を軽減する計画的かつ早急な事前防災対策と、一人でも多くの命を救うための迅速かつ円滑な災害応急対策等への備えを行なっていきます。また、火災被害の軽減として「感震ブレーカー」等の設置や初期消火、車両の利用自粛、最低3日間の食糧等の備蓄などについても、市民の皆さまに準備等をお願いしたいと考えています。
今後も、防災・減災に努めていきます。
担当課
2 上本郷小学校通学路について
内容
上本郷小学校の校門前の通学路にある擁壁が危険なので、校庭側の門を開けるなどすれば危険性が減るのではないですか。また、グリーンラインも壁側であるため、地震のたびに気になります。
回答
上本郷小学校通学路に隣接する正門前の擁壁については、民地に造成されているものであり土地所有者(民間)に管理が任されています。
学校でも擁壁の危険性及び交通安全を鑑み、登下校の際に正門前の通学路を通るときは、学校の敷地に沿って歩くよう、日ごろより児童に対して指導しています。
ご指摘のとおり、今後、擁壁の安全性が担保できないような状況になることも想定されることから、通学路の変更も選択肢の一つとして、通学路の安全対策を検討していきたいと考えています。
担当課
3 松戸市国保の健康診断制度について
内容
市内委託医療機関の人間ドック費用助成制度について、市内医療機関で受診し、費用を自己負担した生活習慣病健診も助成の対象となるよう善処してほしい。
回答
市内委託医療機関の人間ドック費用助成制度について、生活習慣病健診も助成の対象となるよう、来年度からの実施に向け検討していきます。
担当課
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