市民の声（平成26年度）11月受理分

　千葉県の北西部には、大型ショッピングモールなどの商業施設がありますが、松戸市も大型商業施設を松戸市として誘致してほしい。

松戸市では、市内経済の活性化と雇用の確保を図るため、企業の誘致を進めております。製造業だけでなく、大型商業施設も対象の一つと捉え、誘致に取り組んでいるところです。
企業の誘致は、昨年度「産業振興アドバイザー」として採用した、知識と経験を有する職員を中心に進めており、これまで、市内の工業団地に食料品製造工場など2社の立地につながりました。しかしながら、大型商業施設については、土地の問題等、さまざまな課題があり、現時点では誘致を実現できていませんが、今後も産業振興アドバイザーを中心に、引き続き誘致に取り組んで参りたいと考えています。

　小山地区からバスを使い松戸駅に行き、常磐線で都内へ通勤していますが、道路の混雑によりバスが遅れることもあります。　現在は松戸駅方面に向かうバスはありますが、常磐線は強風で運行できなくなることもあるため、江戸川を渡り東京行きのバスがあれば、より交通の便が良くなります。また、バスを使用する手段しかなく、松戸駅まで遠いのです。松戸駅と金町駅の駅間の新駅の計画はありますか。

現在、市川駅から松戸駅を結ぶバス路線があり、1日当たり片道約180本が運行され、通勤通学や松戸駅までの市民の足として大きく寄与しているものと考えています。路線バスの遅延については、特にラッシュ時の交通渋滞により生じていて、利用者にご不便をおかけしています。こうした中、携帯、スマートフォン、パソコンから、最寄り停留所における運行状況をリアルタイムで確認できるサービスを実施しており、利用者の待ち時間を想定できるなど、利便性向上を図っているところです。
ご要望の東京方面へのバス路線については、経路となる国道6号新葛飾橋付近にて慢性的に渋滞が発生しており、定時性、速達性が確保できない状況です。また、速達性の高い鉄道が並行しており、競合しても採算性が見込めないことから、バス路線設置は難しいものと考えています。一方常磐線の強風対策については、JRにおいて、江戸川橋梁に防風柵の設置を進めており、運行見合わせ等の解消に努めているところです。
また、松戸駅と金町駅間の新駅設置については、総合的な街づくりの検討及び整備が必要であり、現在のところ、計画等はありません。
今後も、交通事業者と連携協力し、交通利便性向上に取り組んでいきます。

　松戸市立病院の工事はいつから始まりますか。また、病院移転に伴う千駄堀地区一帯の道路改良工事の予定はありますか。市立病院と共に開発や整備を行うことで、21世紀の森とともに松戸の魅力あるスポットになるのではないでしょうか。

現在、新病院建設の事業者が決まり、平成29年12月の開院に向けた建設事業を進めています。病院事業における道路整備として、既設の五差路交差点から事業地への現道へ接続する新設道路の整備を予定しています。建設作業の進捗について、ホームページ等で随時お知らせしていきます。

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