広報まつど2022年7月15日号 ロックバンド・TENDOUJI
更新日:2023年1月5日
松戸×同級生×EASYPUNK 好きな音楽を好きな仲間と
ロックバンド・TENDOUJI(テンドウジ)
初心者でも気軽に楽しめて、曲のカバーや演奏がしやすい「EASY PUNK」をテーマに楽曲を世に送り出すロックバンド・TENDOUJI。2018年に、アメリカ最大級の音楽フェスティバルの一つ「SXSW(サウスバイサウスウエスト)」、2019年・2021年には毎年世界から国内にビッグアーティストが集まり、多くのバンドが憧れる「FUJI ROCK FESTIVAL(フジロックフェスティバル)」に出演するなどの実力派です。
ヨシダタカマサ(ベース、写真左上)、モリタナオヒコ(ギター・ヴォーカル、写真左下)、アサノケンジ(ギター・ヴォーカル、写真右上)、オオイナオユキ(ドラム、写真右下)の4人がバンドを結成したのは2014年、メンバーが20代後半のとき。彼らの母校である新松戸北中学校を卒業してから一度は別々の道を歩みましたが、卒業後毎年屋台を出店していた新松戸まつりで「地元の友達と何か形を残したい」と考えたのがバンド結成のきっかけだったと当時を振り返ります。
幅広い世代から支持を得ているTENDOUJIも、結成当時は順風満帆ではありませんでした。彼らの理想は、決まったルールを設けずお客さんが会場で自由に曲を楽しめるライブ。「お客さんが楽しんでいる姿を見ると、自分たちが楽しめる」というのが彼らのモチベーションですが、当時のライブハウスではイメージ通りの空気感に運ぶのが難しく、悩んだそうです。しかし他のバンドやスタッフ、お客さんと絶えず関わっていくことで自分たちも刺激を得て成長し、自然と理想のスタイルを確立していけるようになったと言います。「コロナ禍でライブができるのが当たり前ではないことに気付かされました。聴きに来てくれる人を大事に、毎回全力でステージに立っています」と、以前にも増して全てのライブパフォーマンスに全力を注ぐようになったと話してくれました。「今では、自分たちより若い世代から上の世代、親子で観に来てくれる人もいます」とファンの層が厚くなってきたと感じているそうです。
現在、全国ツアーを回るなど、忙しい日々を送るTENDOUJIですが、今後は地元の学園祭やお祭りへの参加、市内での野外ライブなど、松戸市内でも積極的に活動していきたいと言います。「『松戸と言えばTENDOUJI』と言われるバンドになりたいですね」と笑顔を見せる彼らから、今後も目が離せません。