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地域で育む居場所づくり「やきり子育てカフェつむぎ」

更新日:2024年11月21日

地域の絆で、みんなで子育て

地域のみんなで育む居場所づくり

 いま、松戸市矢切地区で、子育て真っ最中の現役ママ4人が取り組む、地域の居場所づくりに注目が集まっています。

 「こどもはみんなで育てたい」を合言葉に、矢切地区で地域の居場所づくりに笑顔で取り組む、活動歴3年目の「やきり子育てカフェつむぎ」。メンバーである上島(うえしま)由佳利(ゆかり)さん、郷州(ごうしゅう)葉子(ようこ)さん、寺下愛由実(あゆみ)さん、二村(にむら)崇園(たかえ)さんに、現在の活動内容や想いについて伺いました。



左から、上島さん、寺下さん、郷州さん、二村さん(写真提供:寺下 誠さん)

みんなが笑顔になる地域の居場所

 「秋の親子フェスタ」は、「やきり子育てカフェつむぎ」の発足当初から開催しているハロウィンイベントです。今年は10月25日(金曜)に開催されました。

 当日はあいにくの空模様でしたが、平日にも関わらず開催場所である矢切富士見公園に続々とお客さんがやってきます。ベビーカーを押しながら散歩途中に立ち寄るお母さんや幼稚園がお休みのママ友グループ、学校帰りにお祭りを見かけて急いで公園に遊びに来た子、お祭りの様子を見に来たお年寄り、仕事終わりに子どもに誘われてきたお父さんなど、さまざまな方が、お祭りをきっかけに地域の公園である会場に笑顔で集まってきます。

秋の親子フェスタの会場
秋の終わりで会場はハロウィン仕様(写真提供:寺下 誠さん)


 10月25日の矢切富士見公園は、ハロウィンの飾りつけでいっぱい。親子で楽しめるキッチンカーやワークショップ、ハロウィン仕様の仮装コーナーなど楽しみが盛りだくさんでした。公園のところどころにピクニックシートが敷いてあり、小さな子どもと一緒に遊びにきた親子がゆっくり座りながらお祭りを楽しめるような、現役ママならではの細かな心遣いが光ります。開催時間も13時から18時とさまざまな方が来られるように配慮されていて、赤ちゃんや下校後の小学生、保育園や仕事帰りの親子まで、さまざまな方がそれぞれのペースでふらっと立ち寄れる居場所になっていました。


 会場を訪れる人に、メンバーの4人は「こんにちは」という大きな挨拶と満面の笑顔で出迎え、遊びに来た方たちも笑顔で「こんにちは!」と返し、公園中に笑顔が広がります。イベント終了まで子どもたちの楽しそうな笑い声が響く、そんなあたたかな空間が公園を包み込んでいました。

ひとりで悩む子育てママをほっとさせたい

 メンバーの4人の出会いは、お子さんたちが小学生の頃。「働いているママも、自分たちにできることで地域貢献したい」という想いで意気投合して集まった“ママ友達”だそう。何ができるだろうと4人で考えていた時、「ふと周りを見渡したら、ひとりでベビーカーを押して散歩するママなど、それぞれひとりで子育てを頑張っているママの姿に気付き、『これだ!』と思いついたのが、“こどもをみんなで育てられる居場所づくり”でした(上島さん)」。

 子育てをしてきたママだからこそわかる、子育ての中に感じる孤独。
そうして4人は、矢切地区で「子育てを孤立させない」ことを目的に、最初の一歩を踏み出します。一杯無料のコーヒーを片手にひと息つける居場所として「駐車場Cafe」を2022年5月に初めて開催すると、その後は自分を取り戻せる時間として、ヨガやカラー・骨格診断の講座を行った他、地域のお祭りへの参加、そして今回の「秋の親子フェスタ」と、さまざまな形の居場所をつくってきました。

屋外のテントでコーヒーを楽しむ様子
駐車場Cafe(写真提供:寺下 誠さん)

 活動を続けていく中で、活動に賛同してくれる事業者や、地域の方など、気が付けば3年間で地域の輪が少しずつでき始めてきたことを実感しつつあるそうです。会場に初めて参加した方や顔見知りの方にも、メンバーの4人から積極的に話しかけている姿からも地域みんなでイベントや居場所をつくりあげる様子がうかがえます。矢切地区ならではのあたたかな空間は、こうして自然に築かれているのかもしれません。

活動の原動力は「楽しい!」

広々とした緑の中でヨガを楽しむ様子
青空の下でみんなでヨガ(写真提供:寺下 誠さん)


 仕事に家事に育児にと忙しい毎日に、「やきり子育てカフェつむぎ」という活動まで出来るパワーの源は何か伺うと、皆さんの第一声は「楽しいから」。義務感でなく、ただ「地域で何かできないか?」という一人ひとりの想いから始まり広まった行動が、必要とする誰かに届いた楽しさと嬉しさ、そこから広がった人との繋がりが、彼女たちの原動力とのこと。4人の活動の目的は、純粋に楽しみながら矢切地区での地域の輪を広げること、矢切に住む人たちの笑顔を増やすことだと言います。

 個性の違う4人が、それぞれの「やりたい」を尊重し、つくり上げる居場所だからこそ、さまざまな方の心にマッチする居心地よい場所がつくりだせるのかもしれません。
今後も、4人の現役ママが矢切で起こす化学反応に要注目です。

関連リンク

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お問い合わせ

総合政策部 広報広聴課 シティプロモーション担当室

千葉県松戸市根本387番地の5 新館5階
電話番号:047-366-7320 FAX:047-362-6162

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