柔軟仕上げ剤のにおいに関する情報提供
更新日:2024年10月23日
危害に関する主な相談事例
事例1
柔軟仕上げ剤を使用し、室内干ししたところ、においがきつく、妻と2人ともせきが出るようになった。柔軟仕上げ剤を使用したタオルで顔を拭くとせきが止まらなくなった。メーカーに連絡すると、柔軟仕上げ剤を持参して医師の診察を受けるように言われたのでそのとおりにした。2人共アレルギーの反応が低かったため、原因不明とのことで、複数の薬を処方してもらった。
事例2
隣人の洗濯物のにおいがきつ過ぎて頭痛や吐き気があり、窓を開けられなく換気扇も回せない。柔軟仕上げ剤のにおいではないかと思う。医師の診察は受けていないが、家族3人全員同じような症状で今まで特定の物質にアレルギーがあると言われたことはない。
消費者へのアドバイス
- 柔軟剤などの香りで頭痛や吐き気がするという相談が寄せられております。
- 自分にとって快適な香りでも、困っている人もいることをご理解ください。
- 香り付き製品の使用に当たっては、周囲の方にもご配慮下さい。
- 自分がにおいに敏感な場合は、商品を選択する際に商品の表示等に記載された芳香の強さ等を参考にしてください。
参考
消費者庁「「その香り困っている人もいます」ポスターを掲載しました。」
独立行政法人国民生活センター「柔軟仕上げ剤のにおいに関する情報提供(2020年)」
日本石鹸洗剤工業会 (JSDA)「柔軟仕上げ剤の香りに関して」
知ってください!!その香り困っている人もいます(ポスター)(PDF:664KB)
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