おうちで読書~おすすめピックアップ図書~
更新日:2024年9月1日
ゆうまつどライブラリー
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情報相談員からピックアップ図書
こちらのページでは主に4つのジャンルに分けて、ライブラリーの図書を紹介しています!
9月のテーマは「シニア向けの本」
健康に関すること、介護について、生活について、シニア世代の方はもちろん、シニア世代と同居している家族や一緒に働いている方に向けた本を集めました。
「シニアのための防災手帖」
著者/三平洵/産業編集センター
大規模な自然災害で一番犠牲者が多いのはシニア層です。中でも地震で瓦礫の下敷きになるなどの直接的な被害だけでなく、避難先での体調悪化など、シニア世代が特に気を付けるべき防災を、基本的な事柄を押さえつつ、多角的に解説しています。要介護者を守るための災害時の備えやシニア世代が注意すべき感染症への対策、シニア世代の自助、共助(近助)の重要性など、日ごろの備えから災害時に役立つ知識までを紹介した1冊です。
「認知症世界の歩き方 認知症のある人の頭の中をのぞいてみたら?」
著者/筧裕介/ライツ社
「どうして、こんなことをするの?」という、理由のわからない認知症の人の言動を、まるで「ご本人の頭の中をのぞいているような感覚」で、ゆるいイラストとクスッとするネーミングで解説した1冊です。認知症の人の見え方、感じ方を理解することで、周りの家族、介護者の気持ちを楽にしてくれます。
この他にも素敵な本、役に立つ本などを多数ご用意しています。
ご興味ある方はぜひお越しください。
女性論とその周辺(性差別、その他人権含む)についてのピックアップ図書
「早く絶版になってほしい#駄言辞典」 聞いた。言われた。言ってしまった。無意識の思い込み。
日経xwoman編集部/日経BP
心を打つ「名言」があるように、心をくじく「駄言」もある。何気なく言われた言葉に傷ついたり、嫌な思いをしたことは誰にでもあるのでは。この本は、日常に溢れる思い込みによる発言(駄言)を広く募集し、まとめられた1冊です。きっとあなたにも心当たりのある「駄言」が見つかるはず。性別、結婚、能力、家事などに対して、無意識に刷り込まれている思い込みがあることに気づき、「駄言」に立ち向かっていくことで、あなたにとって生きやすい世の中となるヒントを見つけてください。(令和5年度男女共同参画週間記念講演会講師著作)
『パパの家庭進出がニッポンを変えるのだ!ママの社会進出と家族の幸せのために』
前田 晃平/著
「優雅な育休を過ごすはずだったのに、どうしてこんなことに?!」
ウェブサイトnoteでの連載が話題となり、書籍化された1冊です。自身の育児体験によって「パパの家庭進出なくしてママの社会進出はありえない」と気づいた「普通のパパ」が、様々なデータや実体験をもとに、家族の幸せを考えるきっかけを与えてくれます。(ゆうまつどフェスタ2022基調講演会講師著作)
『これからの男の子たちへ 「男らしさ」から自由になるためのレッスン』
著者/太田 啓子
著書では、社会の中で「男らしさ」として称賛される特性の中に、暴力や性差別的な言動を生む有害な性質があることを「有害な男らしさ」と表現しています。
乱暴なふるまいを「やんちゃ」などと流したり、「意地悪は好意の裏返し」と軽く考えたり、子どもの頃から社会が男の子に「有害なメッセージ」を送ってしまっていないでしょうか。大人になってセクハラや性暴力の加害者となったり、女性と対等な関係性を持てない、持とうとしない男性にならないよう、これからの世代が性差別意識を持たないようにするヒントが書かれた一冊です。(令和4年度男女共同参画週間記念講演会講師著作)
『僕が夫に出会うまで』
著者/七崎 良輔
幼少期のいじめ、学生時代の初恋と失恋。抑えきれない嫉妬、そしてカミングアウト。
「普通じゃない」と言われた著者は、傷つきながらも自分と向き合い同性のパートナーと幸せをつかみます。
性の多様性について正しく理解していくことが重要なことを教えてくれます。
『女は「政治」に向かないの?』
著者/秋山 訓子
「女性活躍」が叫ばれる一方で、女性は未だ政治から遠い位置にあります。
本書では、女性政治家7人を取り上げ、なぜ政治を志し、どう壁をぶち破っていったのかに焦点を当てたインタビューをまとめています。
男性の多い社会で生き抜いていくためにはどうしたらよいのか、政治記者が見聞きした、女性政治家の本音と生き方がここにあります。
『THE LAST GIRL イスラム国に囚われ、闘い続ける女性の物語』
著者/ナディア・ムラド/ジェナ・クラジェスキ
貧しくも平和な村で、愛する家族と暮らしていたナディア・ムラドさん。
しかし、イスラム国の脅威は次第に強まり、ついに虐殺と収奪の日が訪れます。
決死の覚悟で脱出し、支配地域の現状を世界に発信するまでに、彼女を支えた人々と一人の女性の身に起こった、生還と闘いの物語です。
『セクハラ・サバイバル わたしは一人じゃなかった』
著者/ 佐藤 かおり
15年前に受けたセクハラによる精神的後遺症を労災と認めさせた、一人の女性の闘いの記録と再生の物語です。
職場のセクハラは労働災害であり、被害者に深刻なダメージを与え苦しめます。
セクハラに加えパワハラ被害を受けた著者が支援者とつながることで回復に向かった経緯から、同じく暗闇の中にいる被害者へメッセージを送ります。
『お母さんのためのアルコール依存症回復ガイドブック』
著者/ローズマリー・オコーナー
アルコールや薬物のない生活にどう向き合ったらいいのか。
シングルマザーでもある著者の体験は、女性がしらふの状態を維持しながら生活を立て直すことの困難さと、それが不可能ではないことを教えてくれます。
本書は、依存症支援にかかわる多くの支援者と依存症と闘う女性当事者を支えてくれます。
『十人十色のつがい方 オトナ婚です、わたしたち』
著者/大塚 玲子
半同居婚、別居婚、おめでた事実婚、子連れ初婚、女×女婚…形にとらわれない結婚(オトナ婚)をしている人たちに話を聞いています。「結婚はこういうもの」という思い込みに縛られずに、「自分にあった幸せのカタチ」を見つけるヒントがもらえる本です。
『変えてゆく勇気-「性同一性障害」の私から』
著者/上川 あや
「性同一性障害」とは、身体の性と心の性の不一致に苦しむ状態のこと。
幼い頃から自分の身体に違和感をもっていた著者は27歳のときに「男性」として生きることをやめ、やがて「女性」として暮らすようになります。
誰もがのびやかに生きられる「寛容な社会」を創るためのメッセージです。
『わたしはノジュオド、10歳で離婚』
著者/ノジュオド・アリ デルフィヌ・ミヌイ
訳/鳥取 絹子
古い習慣によって無理やり結婚させられたイエメンの少女ノジュオド。なぜ彼女は幼くして結婚しなければならなかったのか。
その裏には、貧困、教育の欠如、父権制が根強く残る地域社会の伝統などがありました。
遠い国のことが、文化や宗教、食べ物などの違いを通して心にしみるようにわかり、その中で頑張ったノジュオドからたくさんの勇気をもらいます。
『男がつらいよ 絶望時代の希望の男性学』
著者/田中 俊之
独身プレッシャー、大黒柱ストレス、イクメン疲労…。
男性が男性だからこそ抱えてしまう「男性問題」。解決するためには、当事者が問題を直視し、自ら向き合っていく必要があります。
「生きづらさ」の根本的な原因を知り、男性の生き方の見直しをすすめ、多様な生き方を可能にする社会を提言しています。
『リベンジポルノ-性を拡散される若者たち』
著者/渡辺 真由子
プライベートな画像がいったんネットに流出するとその回収はほぼ不可能といわれ、大きな社会問題となっている「リベンジポルノ」
なぜ、被害者を悪者にしたがるのか。被害にあわないためにできることはあるのか…など。
リベンジポルノ被害の防止策を練る入り口に立つためのヒントがここにあります。
『「女性活躍」に翻弄される人びと』
著者/奥田 祥子
「女性活躍」への期待が高まる現代。
働く女性が管理職への昇進を拒む深い葛藤、「勝ち組」専業主婦の今、そして男をも襲うプレッシャー。
女たちは規範の押し付けに悩み、苦しみ、怒っている。
人びとの等身大の本音を十数年に及ぶ定点観測ルポで掬い上げ、それぞれが希望を見出せる社会を考えていきます。
『夫が怖くてたまらない』
著者/梶山 寿子
巧みなマインドコントロールにより、妻は夫から逃げられない。
「わたしが悪いのだ。夫はかわいそうな人だから、わたしがそばにいてあげなきゃいけない」やさしかった夫はなぜ豹変し、悲劇が繰り返されるのか・・・。
加害者の心理や脱DVプログラム、子どもへの影響、アメリカの予防教育までよく分かります。
『弁護士がここまで教える よくわかる離婚調停の本』
著者/神坪 浩喜
離婚問題に直面したときに、辛くて余裕がないかもしれません。しかし、取り決めをしていないばかりにその後の生活に苦しんでいる方も多い。
離婚後の生活、人生の再出発がスムーズにいくように調停前に準備しておくこととは!?
子の親権や年金分割についてなど、次の一歩を踏み出す時に背中を押してくれる本です。
『境界を生きる 性と生のはざまで』
著者/毎日新聞「境界を生きる」取材班
何をもって「男」か「女」かを決めるのか。
生まれたときに性別は決まっているーそう疑わない社会で性別の悩みを抱える生きづらさ、そして自分らしく生きていくこととは。
「性」と「生」について考えるきっかけをくれる本です。
『誰にも頼れない女(ひと)のお金の守り方』
著者/小山 智子
ファイナンシャルプランナーの著者の元に来る相談の大半は、40~50歳の離婚を控えている方や未婚の女性。
「入ってくるはずのお金がきちんと入ってくるようにすること」「出ていくお金を減らすこと」まずは生活に困らないようにすることが大切です。
- お金を守って生活する。
- 自分を守り、子どもたちも守る。
- ずっと大切にしてきた夢と希望も守る。
お金を守るための智恵として知っておいてほしいことを教えてくれます。
『きっと大丈夫。~私の乳がんダイアリー~』
著者/矢方 美紀
若い世代にも増えている乳がん。
セルフチェックで乳がんを発見した著者、矢方美紀さんが抗がん剤治療や治療しながらの仕事について、がんを経験したからこその想いを綴っています。
アピアランスサポートという闘病中の「見た目」サポートについても紹介しています。
『皿洗いするの、どっち?目指せ、家庭内男女平等!』
著者/山内 マリコ
結婚はハッピー?それとも…。
男と女の真実がまるわかり!30代女子の人気作家山内マリコさんの男と女の果てなき心理戦のレポートです。
- 男がいると家事が3倍?
- 男手問題は同棲で解消する?
- 女が本当に欲しい物は?
など、婚前男女の9割が気づかない男の実態、女の言い分が満載です。各章末にある「男のいいぶん」がいいアクセントになっています。
生き方(子育て、家庭、介護)についてのピックアップ図書
『トラウマのことがわかる本 生きづらさを軽くするためにできること』
監修/白川 美也子
心の傷は、思いもよらないところで心や体に影響を与えます。トラウマとはどういった状態、症状のことなのか、トラウマによってどんな生きづらさが表れてくるのかということや、トラウマから心と体を整える方法が分かる一冊です。
『精神科医がつかっている「ことば」セラピー 気が軽くなる・こころが治る』
著者/上月 英樹
著者が青年時代に支えられた、数々の名言が紹介されています。「自分をちょっと休ませる」、「生き方上手にならなくていい」など、テーマ毎の少し心を軽くしてくれる名言に癒されます。名言ひとつにつき、見開き1ページでまとめられているので、本が苦手な方にもおすすめです。
『ひとり親家庭』
著者/赤石 千衣子
日本社会においてひとり親であるとはどのような状況なのでしょうか。
自らもシングルマザーとして30年以上、当事者に寄り添い続けてきた著者が、現状の課題を整理し、ひとりで子どもを育てる人々の生活を豊かにする道筋を提起していきます。
『21世紀の「男の子」の親たちへ 男子校の先生たちからのアドバイス』
おおた としまさ著
21世紀のど真ん中を生きる男の子たちに今どのような感性が求められているのでしょうか。
男子校のベテランの先生たちが「これだけは間違いない」ということを根拠に「男の子」の親として心得ていくべきポイントをまとめています。
『赤ちゃんにきびしい国で、赤ちゃんが増えるはずがない。』
著者/堺 治
赤ちゃんに優しい国とはどんな国だと思いますか。
本書はコピーライターの著者が取材した育児をサポートする活動を紹介するとともに、少子化を乗り越えて新しい社会を作るためにはどうしたらいいかを考えていきます。
『こんなときどうしたらいいの?感情的にならない子育て』
著者/高祖 常子
子育てのいろいろな場面で役立つ「子どもの困った」を対処するヒントが満載!
子育て真っ最中のパパやママからの質問にQ&Aの形で答えていきます。
「感情的にならない子育て」が当たり前になり、親子の笑顔が増える社会になってほしいという著者の願いが込められています。
『夢に住む人 認知症夫婦のふたりごと』
著者/木部 克彦
「どちらも認知症の老齢夫婦が自宅で暮らすのは無理」と言われながらも、希望通り自宅暮らしを続ける二人の「こころの声」や「つぶやき」をまとめています。
認知症になっても楽しく生きられる、誰もが命ある限り「心豊かに」暮らしていける社会の到来を願って書かれたノンフィクションです。
『女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと』
著者/西原 理恵子
仕事に全力投球し子どもを必死に育てあげた著者が、今だからこそ言っておきたい、厳しくもハートフルな人生指南。
「王子様を待たないで。お寿司も指輪も自分で買おう」
目下子育てに奮闘しているママにも、反抗期まっさかりの子どもにも、大きな元・女の子の娘さんにも、胸にすとんと落ちるメッセージです。
『「逃げ恥」にみる結婚の経済学』
著者/白川 桃子×是枝 俊悟
年収600万円未満の夫は専業主婦の妻に「好きの搾取」をしている!?
「逃げ恥」が見せた因数分解で結婚の価値が明らかに!
「婚活」ブームの生みの親×イクメン・エコノミストが語る現代日本の「結婚」「お金」「夫婦の形」とは…。
生存戦略としての結婚を問います。
『家事でモメない部屋づくり』
著者/家事シェア研究科 三木 智有
家事分担のことでしょっちゅうモメる。
片付けても片付けても、すぐに散らかる。
この悩み、「モヨウ替え」で解決できます!
10年後、20年後も「ただいま!」と帰りたくなる家庭でありふれた社会をめざして活動してきた家事シェア研究科の三木智有さんによる著書です。
『「仕事も家庭も」世代の新・人生戦略 「パパは大変」が「面白い!」に変わる本』
著者/安藤 哲也(NPO法人ファザーリングジャパン)
「イクメン」という言葉がもてはやされることなく、男性の育児が当たり前となった昨今。
にわかに話題を集めるのは「イクメンブルー」という新たなキーワードです。
本書では、「パパのための育児本」から一歩も二歩も進み、単なる「イクメン」から視座を上げ、育児を含めた人生そのものを楽しむ「ポスト・イクメン」へと脱却する具体的な方法を提示します。
『母と娘の「しんどい関係」を見直す本』
著者/石原 加受子
娘に依存する母親、そして母親の「愛情」という束縛を振り切れず、我慢に我慢を重ねる娘…。
母と娘の関係がこじれるケースから娘の側が摂食障害やうつなどの深刻な症状を引き起こすケースもあります。
母と娘の問題を根本から解き明かし、新たな関係を築くための方法を提案しています。
『みんな「夫婦」で病んでいる』
著者/本田 りえ
夫婦はお互いをどう理解すればいいのか。
モラハラ、DV、仮面夫婦など「夫婦」が最大のストレスになっているケースもあります。
相手を変えるより、自分を変えるほうが数倍カンタン!
最も近い人に対する見方を変えて、心を軽くする「切り替え術」を教えてくれます。
『追いつめる親 「あなたのため」は呪いの言葉』
著者/おおた としまさ
本書は「教育虐待」といわれる「あなたのため」という大義名分のもとに親が子に行う、いき過ぎた「しつけ」や「教育」について取り上げています。
人間関係がうまくいかない、生きている実感がわかない、怒りがコントロールできない…
そんな満たされない感覚が常にあるのだとしたら、もしかしたらあなたも、被害者であり加害者なのかもしれない…。
教育虐待の実態を多くの人に知ってもらうことで、教育虐待の闇が少しずつでも後退していけばという著者の思いが込められています。
『ルポ 妻が心を病みました』
著者/石川 結貴
パートナーの精神疾患という現実に戸惑いながらも、新たな一歩を踏み出していく夫たち。
病院探しから仕事との両立まで、課題に向き合ってきた夫婦の記録の数々から、彼らの実像に迫ります。
その姿は、夫婦という関係がいかに柔らかな可能性に満ちたものであるか、改めて気づかせてくれます。
『「家族の幸せ」の経済学 データ分析でわかった結婚、出産、子育ての真実』
著者/山口 慎太郎
「3歳までは母親がつきっきりで子育てすべき」
「赤ちゃんには母乳が一番。愛情たっぷりで頭もよくなる」
など、出産や子育てはエビデンス(科学的根拠)を無視した思い込みが幅をきかせています。
著者は、家族や労働を分析する経済学者。家族や育児をめぐる真実をあぶりだし、本当の「家族の幸せ」につながる考え方を提示してくれます。
『「家事のしすぎ」が日本を滅ぼす』
著者/佐光 紀子
「手作りの食卓」「片付いた部屋」…。
「きちんと家事」へのあこがれと呪縛が日本人を苦しめています。
多くの聞き取りや国際比較を参照しながら、気楽な家事との付き合い方を提案。ナチュラルクリーニングのプロでもある著者が日々の暮らしを自分らしく楽しむことの大切さを教えてくれます。
『非婚ですが、それが何か!?結婚リスク時代を生きる』
著者/上野 千鶴子・水無田 気流
生涯未婚率は上昇の一途を辿り、男性3人に1人、女性の4人に1人が一生独身の社会になるといわれています。
本著では2人の社会学者が、現在の固定化された結婚観や家族観を鋭く考察していきます。
非婚も結婚も出産も自由に選べる社会の実現のために、旧来の価値観を超えて個々人が幸福になるための方法を探ります。
『ひとり親でも子どもは健全に育ちます-シングルのための幸せ子育てアドバイス』
著者/佐々木 正美
離婚・死別をどう子どもに伝えるか、思春期の子どもとどう向き合うか…。
長年子育て相談の現場を通して、常に子どもに寄り添ってきた児童精神科医による安心して子どもを育てるためのアドバイス。
親が幸せに生きることが子どもの幸せにつながること。
ひとりで子どもを育てる母親・父親のこころを軽くするルールがここにあります。
『言い訳してる場合か!-脱・もう遅いかも症候群』
著者/坂東 眞理子
人生100年時代の今、生き方も生涯を通じてひとつではなく、ターニングポイントでライフシフト(生き方の転換)を考えていく必要があります。
女性にとっては人生の折り返しは実質50歳。
「もう遅すぎる」と諦めてしまうのではなく、次のステージの出発点だということに気づかせてくれます。
『没イチ パートナーを亡くしてからの生き方』
著者/小谷 みどり
「没イチ会」は先立ったパートナーの分も人生を楽しむというテーマを共有し、社会に発信しようとする取り組みです。
「没イチ会」誕生のきっかけから、配偶者を亡くしたシニアのそれからの生き方や終活についてもふれています。
配偶者と死別し、悲しくつらい日々を送っている方が前を向くきっかけになればという願いが込められた本です。
『あっ、こう言えばいいのか!ゴードン博士の親になるための16の方法』
著者/瀬川 文子
夫婦、親子がさまざまな困難を乗り越え協力し、信頼し合える関係を築くためには意識的に家族を構築する力「家族力」が必要な時代になってきました。
家族の間のコミュニケーションの大切さ、その方法を親子関係の事例を通して教えてくれます。
親子はもちろん、夫婦や上司と部下、教師と生徒にも役立つ実践プログラムが満載です。
『不妊治療のやめどき』
著者/松本 亜樹子
不妊治療のやめどきに悩んだら「不妊治療のHappyとゴール」について考えてみませんか!?
妊活コーチ松本亜樹子さんは、相手が「望む人生を送りやすくする」ための対話による支援をしています。
不妊に悩むすべての女性がこれからの人生を、自分自身で選ぶことができるように。
治療を「後悔するもの」ではなく「愛しい自分の人生の一部」にするための応援本です。
「子どもが生まれても夫を憎まずにすむ方法」
著者/ジャンシー・ダン 訳/村井 理子
「このイライラ、私だけ?」
10年暮らしてきた夫と出産後にケンカが絶えなかったという著者のジャンシー・ダン。
妊娠中は「出産後に夫と険悪になるなんて、まさか」と思っていたという。
彼女は夫と良きパートナーでいるために、お互いがどう変われば良いのかを模索をしていきます。セラピスト・FBI交渉人から直接聞いたアドバイスや考え方は、子どもを持つ予定の女性やパートナーにもおススメの一冊です。
『働く女性たちへ 勇気と行動で人生は変わる』
著者/佐々木 常夫
働く女性が不安と焦りを解消するにはどうしたらいいのか。
「女性が活躍する社会」「女性が輝く社会」をリアリティのないきれいごとのスローガンで終わらせないでほしい。仕事を通じて幸せになるために、女性自身がいまできることに取り組むために必要なことを教えてくれます。
女性の力を高めることを応援する本物のリーダーからのメッセージです。
『親になったの私だけ!?』
漫画/ゆむい 原作/耳たぶ吸ってたも~れ
親となった後の生活をリアルに描いた、共感を呼ぶコミックエッセイです。
夫は保育士、妻はソーシャルワーカー。夫婦でそれぞれ家事をこなし、子育ても仕事もうまく回せるようになるまでの何年にも及ぶ壮絶な夫婦の物語。
主人公の、妻として母として、そして一人の社会福祉士として、生き方を模索していく姿にも注目。
働くこと(女性の活躍、社会参画含む)についてのピックアップ図書
『ストレスレスの授業-「ものさし」を変えれば悩みは悩みではなくなる』
著者/清水 将平
ストレスの原因は「自分基準のものさし」であり、そのものさしを捨てることで多くのストレスが軽減されるという考えが書かれています。「仕事」「人間関係」「お金」「健康」「夢の実現に対して」の5つの場面で生じるストレスについて、どう対応するかが分かる一冊です。
『入社1年目の教科書』
著者/岩瀬 大輔
仕事とは、未知の分野への挑戦の積み重ねです。
仕事のやり方が変わると、見える世界も変わるかもしれません。
社会人になって間もない人、これから社会人になろうとしている人に向けて、著者自身が培ってきた仕事に臨む姿勢を教えてくれます。
『産業カウンセラーが教える「つぶれない働き方」の教科書』
著者/吉岡 俊介
ストレス、うつ、パワハラ…現代社会では、勤め先でつぶれてしまう人が急増しています。
著者も社内で理不尽な思いをして47歳で大手損害保険会社を退職、今の仕事をするまでにうつ病で苦しんだ経験があります。
自身の体験と産業カウンセラーとしての経験から「つぶれない働き方」のポイントやヒントを紹介しています。
『仕事も人生も自分らしく イマドキ女性管理職の働き方』
著者/麓 幸子
女性の管理職には、男性にはない様々な葛藤があります。
多くの女性管理職の実例から見つけ出したベストプラクティスに加え、ノウハウやソリューションも紹介しています。
昇進を前に不安や葛藤を抱える女性たちに「自分らしい管理職」になってもらいたいという著者の願いが込められています。
『働く女子と罪悪感「こうあるべき」から離れたら、もっと仕事は楽しくなる』
著者/浜田 敬子
メディア業界の一線で挑戦を続ける均等法世代の一人、浜田敬子さんの次世代へのメッセージ!
- 女性初は損か得か
- ワーママと罪悪感
- 会社というモンスターとどう付き合うか
逆風の中で歩み続けた著者から後輩世代へのエールは、今働くことに悩んでいる女性の気持ちを軽くしてくれます。
『自分らしいキャリアも幸せも手に入れる!「働くママ」の仕事術』
著者/金澤 悦子
ママになった今こそ、自分らしく生きるチャンスです!
ママが悩みを抱えがちな「時間管理」や「キャリアづくり」の解決策とは!?
1人でも多くの働くママが「これでいいのだ!」と自分らしく生きられるヒントを教えてくれます。
『超一流の雑談力』
著者/安田 正
雑談は「人」と「人」とをつなぐ接点。ちょっとしたやりとりの中で、お互いへの共感が生まれ、理解が深まり、信頼関係の礎となります。
初心者から、話し方に自信のある方まで、今日から始められる雑談トレーニングです。
『働くわたし』
編集/本の雑誌編集部
企業の管理職、獣医、印刷オペレーター、理容師、校閲者などなど。
様々な仕事に就いている働くわたしたち。仕事の面白さやその仕事を選ぶ過程にもそれぞれのドラマがあります。
20代から80代まで14人の働く女性のインタビュー集。巻末には働く女性たちの歴史を知ることができる本の紹介もあります。
『幸せな着ぐるみ工場 あたたかいキャラクターを生み続ける女子力の現場』
著者/かのう ひろみ
世界中からオーダーが舞い込む宮崎県郊外の小さな工場。世界中に拡がるご当地キャラを生み出しています。そのクオリティを作り上げている女性従業員たちは、介護、育児、シングルマザー…。それぞれに事情を抱えながら仕事をしています。「どんなに大変でも働く人がやめなくていい職場が正しい工場である。正しい製品は正しい工場からしか生まれない」という理念。著者のかのうひろみさんがその哲学と実践を着ぐるみづくりとともにやさしく語ります。
『リーダーシップに出会う瞬間 成人発達理論による自己成長のプロセス』
著者/有冬 典子 監修・解説/加藤 洋平
女性リーダーに抜擢された女性社員が、成人発達理論をもとに、潜在的なリーダーシップを開発するための本です。主人公は30歳の女性社員。メンターの先輩女性や思慮深い相談相手の上司に支えられながら、自分の信念に立って自分らしいリーダーシップとは何かに気づき、人間性豊かに成長するプロセスが書かれています。誰もがどこかで経験する、共感的ストーリーです。
児童書(子ども、青少年)についてのピックアップ図書
『気持ちの本』
著者/森田 ゆり イラスト/たくさんの子どもたち
人にはたくさんの気持ちがあって、嬉しい、楽しいなどの感情だけではなく、怒りや悲しみ、妬みなど不快を表す感情もあります。自分が今どんな気持ちなのかを把握し、その気持ちにどう対応するか、どのように人に伝えると良いかが分かる一冊です。
『いいたいことがあります』
作/魚住 直子 絵/西村 ツチカ
中学受験を控えた小学校6年生の女の子、陽菜子が主人公のお話です。兄は家の手伝いをしなくて良いのに、陽菜子は勉強も、家のこともやるように言われるなど、「女の子だから」の我慢を今抱えている娘と、これまで抱えていた母親の気持ちに寄り添った内容になっています。母娘二人で読むのもおすすめです。
『スカートはかなきゃダメですか? ジャージで学校』
著者/名取 寛人
「生まれ変わったらどっちがいい?」という質問に「男でも女でもいいから、心と身体が同じがいい」と答えていたという元バレエダンサーの名取寛人さん。
スカートが嫌でジャージで通っていた中学高校時代から、男性バレエダンサーとして活躍し手術を受けて戸籍を男性に変えた現在までを綴っています。
「人と異なる」と思って(思い込んで)、苦しんでいる人達に向けて、「そんなに悩まなくていいんだよ」と伝えてくれる一冊です。
『男子が10代のうちに考えておきたいこと』
著者/田中 俊之
性別によって、求められる役割や進路選択、期待のされ方が違う日本。そのことに気づかぬまま「男らしくあれ」という圧力に窮屈な思いをしたまま大人になる若者も多く見られます。
男性学の視点から進路や生き方をとらえなおすとともに、新しい男子のありようを提言しています。
「ピンクがすきってきめないで」
著者/ナタリー・オンス イラスト/イリヤ・グリーン 翻訳/とき ありえ
わたしは黒が好き!
ピンクっぽいものを見ると「目がげっぷしちゃう」と感じる女の子。
友達や自分をじっくり観察して「ピンクがすきじゃなくても、そんなことどうでもいいじゃない」という結論に達します。
「女の子らしく」「男の子らしく」よりも「私らしく」を大切にしたいと気づかせてくれるフランスの絵本です。
「ひとりでできる 子どもキッチン」
著者/上田 淳子
料理ができるとたくさんのいいことがあります。自分の力でおなかいっぱいになれる。誰かのために作れば、まわりをハッピーにすることができる。買い物や洗い物までできるようになればあなたも立派なおうちシェフ!
料理の順番や雑学集まで、料理初心者の大人にもおススメのお料理BOOKです。
『羊の告解』
著者/いとう みく
いつもと同じ光景、いつもと同じ朝食、いつもと同じ朝。中学3年生の涼平の父親が殺人容疑で逮捕された。
人を殺した父は、そしてその息子は許されることを願ってもいいのだろうか…。「加害者家族」となった少年の再生とゆるしの物語です。
『しょうがっこうがだいすき』
著者/うい 絵/えがしら みちこ
小学校に上がる前の子ども達は楽しみとともに不安も抱えているはず。当時小学2年生だったういさんが、保育園・幼稚園の子どもたちの役に立つように、自分の経験をもとに16のアドバイスを書き上げました。
絵本作家、えがしらみちこさんの優しさあふれるイラストも魅力の絵本です。
『中学時代がハッピーになる30のこと』
著者/中谷 彰宏
中学時代がいまいち楽しくない、もっと充実させたいと思っている中学生と、中学生になることを不安に感じている新中学生、必読!
中谷彰宏先生が中学生の悩みや不安を解消するヒントを教えてくれます。書かれているのは、どれもユニークなことばかり。
「勉強を部活のつもりでやろう」「職員室に遠慮なく入ろう」「大人の人と話そう」…など。
読むだけでキモチに余裕ができて中学校生活に前向きになれる本です