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世界で大活躍中!松戸のアスリート 東京2020オリンピック・パラリンピック大会メダリスト

更新日:2022年1月31日

【レスリング】須崎 優衣(すさき ゆい)さん

東京2020オリンピックで松戸市初の金メダル

 東京2020オリンピックのレスリング女子50キログラム級に出場した須崎優衣選手(松戸市出身)が金メダルを獲得し、8月20日に松戸市役所を表敬訪問しました。また、この度の功績が認められ、須崎選手には「松戸市民栄誉賞」が贈られました。同賞の受賞者は、須崎選手で8人目となります。
 また、須崎選手は松戸市出身者初の金メダリストとなり、千葉県出身者の個人種目での金メダル獲得は男女通じて5人目、女子の種目としては初となる快挙となりました。須崎選手は「絶対に松戸市に金メダルを持ち帰ろうと思っていた。実現して嬉しかった」と願いが叶ったことを喜んでいました。
※須崎優衣選手の「崎」は「たつさき」が正式表記です。

全試合テクニカルフォール勝ちで圧巻の金メダル

 東京2020オリンピックでの須崎選手の試合運びは圧巻でした。全試合、相手に1ポイントも獲られず、相手よりも先に10ポイントを獲得した時点で勝利するテクニカルフォール勝ちを収める盤石の試合運びで、小学生の頃からの夢だった「東京2020オリンピックでの金メダル」を手にしました。最高の結果となった要因について質問された須崎選手は「東京でオリンピックが開催されると決まった時からずっと持っていた、絶対に東京で金メダルを獲るという強い想い」と回答し、信念の強さが今回の結果につながったと答えました。今年5月、大会前に松戸市を表敬訪問した際にも「(閉幕前日の)決勝に進出して金メダルを獲得し、オリンピックを締めくくりたい」と語っており、それを実現した須崎選手の「有言実行する力」の強さを感じました。

いちレスリングファンとしても楽しめたオリンピック

 自身のレスリングの試合を純粋に楽しめたと語った須崎選手は、レスリングの実力者たちの試合からもパワーをもらったそうです。出場前日に現地入りして会場で生観戦したほか、準決勝の試合終了後にもスタンドから観戦し「いちレスリングファンとして、強い選手の試合を映像ではなく生で観戦できてとても嬉しかった」と笑顔で語ってくれました。

次の目標は「パリ五輪での連覇」

 オリンピックで全試合無失点のテクニカルフォール勝ちでの金メダルという、この上ない結果を得た須崎選手は、今大会同様の50キログラム級でオリンピック連覇を目指すと宣言しました。「東京で金メダルを獲得したら満足してしまうかなと思いましたが、獲得した瞬間にもっと強くなりたい、2024年パリオリンピックでも金メダルを獲りたいと感じました。自分でもそのような感情になるとは思わなかったので驚きました」と、まだまだ上を目指す意思を示した22歳の須崎選手。日本中、そして松戸市中の人々は、今大会以降もしばらく続くであろう須崎選手の快進撃に期待できそうです。


【車いすラグビー】羽賀 理之(はが まさゆき)さん

 昨年夏に開催された東京2020パラリンピックでの車いすラグビー日本代表の試合は、グループリーグから3位決定戦まで手に汗握る場面の連続でした。同代表で副主将を務め、前大会に引き続き2度目のパラリンピック出場を果たした羽賀理之さんが昨年松戸市役所を表敬訪問のため訪れ、大会の報告と今後の目標について語りました。

目指すはパリでの悲願の金メダル

 羽賀さんは、前回の2016年リオデジャネイロパラリンピックで初めて代表に選ばれました。チームは初のメダル(銅メダル)を獲得したものの、羽賀さんの出場時間は少なく悔しい気持ちがあったそうです。一方、今大会はプレー時間が増えて重要な場面を任せて貰えただけでなく、副主将に任命されて主将とともにチームをまとめ上げるなど、とても充実した大会になりました。「その点で自分は成長したと言えますが、チームとしては目標にしていた金メダルを逃してしまったのでやはり悔しい」と無念さもにじませました。本郷谷市長は「日本の車いすラグビーが世界のトップグループに位置し、本当に強くなってきたと実感できる試合が多かった。準決勝のイングランド戦は惜しい展開だったが、3位決定戦のオーストラリアとの戦いっぷりは素晴らしかった」と羽賀選手と日本チームの活躍を労いました。
 コロナ禍によって大会が1年延期になったことについて尋ねると「合宿も大会も行えず、日本各地に選手が散らばったまま時間が経つのは大変でした。自宅近くの平らなスペースを探して、車いすのコントロールの練習などをしていました」と難しい環境の中でできることを模索していたと教えてくれました。

 また、2024年パリ大会への出場意欲を尋ねられた羽賀さんは「目指すつもりです」と即答。パラスポーツの方が健常者と比べると経験がものをいう比は大きいかもしれないと述べ、「若い選手も台頭してきていますが、負けないように練習に取り組んで今度こそ金メダルを獲得します」と宣言してくれました。

車いすラグビー日本代表チームの写真
表彰式での車いすラグビー日本代表チーム (写真提供 松尾/アフロスポーツ)


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令和3年度 東京オリンピック・パラリンピック推進課 活動レポート

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