グリーンスローモビリティの実証調査を実施しました!
更新日:2021年6月1日
※松戸市の調査期間は終了しました。
実証調査の結果が、国土交通省のページに掲載されています。ぜひご覧ください。
松戸市は、環境への負荷が少なく、狭い路地も通行可能で、高齢者の足の確保や観光客の周遊に資する新たなモビリティとして期待されている「グリーンスローモビリティ」の地域での活用に向けた実証調査地域に選定されました。
千葉県内初の実証運行です。
グリーンスローモビリティとは
時速20キロメートル未満で公道を走ることが可能な4人以上の電動パブリックモビリティ
実証調査で使用する車両
運行中の様子
実証調査の概要
本年度、国土交通省の令和元年度グリーンスローモビリティの活用に向けた実証調査支援事業の実証調査地域に選定され、実証調査を行うこととなりました。
下記内容でグリーンスローモビリティの実証運行を行います。車両はヤマハ製の7人乗りカート1台を借用します。
この実証調査は、地域特性に応じて、加齢などにより移動に不自由を感じている方々の社会参加を促進し、地域活動がより活性化できるかを住民自身の活動で検証するものです。
検証にあたっては、都市型介護予防モデル「松戸プロジェクト」において、松戸市と共同研究を行っている千葉大学予防医学センターとともに、集いの場を中心としてコミュニティが活性化し、健康づくりが推進できるかについても検証します。
事業名称
全世代型地域共生モビリティ実証事業with都市型介護予防モデル松戸プロジェクト
実証運行期間
令和元年10月28日(月曜)から11月23日(土曜)までの平日の日中
実証運行期間中の土日祝日に試乗会等を実施する予定です。
実証地域
河原塚南山地区を中心に半径1キロメートル程度
利用者
原則、河原塚南山ことぶき会を中心に、自治会内の人
実証地域で、今年度100歳を迎えられた百寿者(センテナリアン)がグリーンスローモビリティに乗車しました。様々な年代の方々がグリーンスローモビリティ利用しています。
事業計画者
松戸市(高齢者支援課)、千葉大学予防医学センター、河原塚南山ことぶき会
協力団体
技術協力
- 有限会社 センチュリーオート
- 千葉県電気工事工業組合 松戸支部
買い物支援
- ヤオコー 松戸稔台店
- イトーヨーカドー 八柱店
- ベルクス 東松戸店
- マルエツ 東松戸駅店
その他
- 有限会社 太左衛門
- 阿部クリニック
- ドラッグセイムス稔台店
- ユニクロ東松戸店
- ガーデン松戸
ヤオコー松戸稔台店に入場する様子
運転手講習会
グリーンスローモビリティ実証調査の期間中に、運転手を担う方々に対して、運転手講習会が開催されました。地域の方々を中心に、約30名が参加し、車両の操作、注意事項等の説明を受けました。
説明を受けている様子
- 日時:令和元年10月26日(土曜)13時から
- 場所:河原塚南山自治会館(河原塚165の7)
オープニングセレモニー
グリーンスローモビリティ実証調査オープニングセレモニーが盛大に開催されました。関係者100名以上が参加し、テープカット後は、参列した方々がカートに乗車し、乗り心地等を体感しました。
3者でテープカット
試乗している様子
- 日時:令和元年10月28日(月曜)11時より(11時30分出発)
- 場所:河原塚南山自治会館(河原塚165の7)
グリスロ賛歌
グリンスローモビリティの実証調査が行われている河原塚南山自治会において、「グリスロ賛歌」が作詞、作曲されました。グリーンスローモビリティの実証調査をきっかけに、地域がさらに盛り上がっています。実際の練習風景は下記をご覧ください。
参考
調査記事の掲載
下記のとおり、グリーンスローモビリティの実証調査の記事が掲載されました。併せてご参照ください。
- 令和元年10月30日 東京新聞 朝刊
- 令和元年10月30日 毎日新聞 朝刊
- 令和元年11月1日 千葉日報 朝刊
- 令和元年11月1日 シルバー新報
- 令和元年11月6日 朝日新聞 朝刊
- 令和元年11月14日 読売新聞 朝刊
関連書籍
『グリーンスローモビリティ』(学芸出版社)(PDF:1,783KB)
関連資料
グリーンスローモビリティの導入と活用のための手引き(国土交通省総合政策局環境政策課)(PDF:9,950KB)
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