消防職員紹介2
更新日:2016年6月10日
救急隊
小金消防署・消防士長・主事(平成21年度採用)
- 志望動機は?
私は幼い頃から、警察官や消防官、いわゆる制服職員というものに強い憧れを抱いていました。そして、いざ進路を決めなければならないというときに、「人の役に立つ仕事がしたい」という自身の気持ちを再認識し、地元である松戸で、幼い頃から憧れていたこの職業に就くことを決心しました。
- 所属の業務内容・やりがいは?
消防と聞くと、火災現場での消火活動を思い浮かべる方も多いと思いますが、消防の業務は、「消火」・「救助」・「救急」・「防災」・「予防」と大きく分けて5つあり、災害現場で消火活動や人命救助を行うのはもちろんですが、自治会等で行う防火・防災訓練の指導や建物の立入り検査など、災害そのものを防いだり、災害で被る被害を少なくするための業務も行っています。
時には市民の方々の目の前で、時には目立たないところで、松戸市民の生命・財産を守るこの仕事に日々やりがいを感じます。特に、市民の方々から「ありがとう」や「これで安心できます」いう言葉をかけていただいた時、この仕事に就いて本当に良かったと思います。
また、現場活動には「絶対にこれが正解」というものがないため、より良い現場活動や仕事が行えるよう、職員一丸となって訓練やディスカッションを行い、日々スキルアップを目指して働いていけるのも大きな魅力だと感じています。
- 担当業務内容は?
救急隊員として、病気や怪我をされた方々に対し必要な処置を行い、救急車で病院へ搬送する業務を行っています。具合が悪かったり、痛みで辛い思いをしている傷病者に対し、どうすれば少しでもその苦痛が軽減されるのか、常に傷病者の方に寄り添った活動を心がけています。
また、現場で活動を行うためには救急に対する専門的な知識や技術も必要なため、日々勉強や訓練の毎日ですが、その成果もあり、今年度には心肺停止傷病者などに対してより高度な処置が行える、救急救命士という国家資格を取得することができました。
- 働きやすさ(仕事と私生活の両立・休暇制度の活用など)は?
基本的には24時間勤務という特殊な勤務形態ではありますが、8時半から17時までのいわゆる日勤業務もあります。
計画的に年次休暇や夏季休暇も取得できるため、休みの日には良く主人と趣味の旅行に行きます。また、時間休暇をはじめ、様々な休暇制度がありますが、職員が寝食を共にすることでもうひとつの家族のような信頼関係が築かれ、「何かあったときはお互いさま」という気持ちで、休みを取りやすい環境も整っています。
- 後輩へのメッセージをひと言
これから社会人として働いていく中で、「やりがい」というものを見つけてください。どんな職業においても、仕事をする中で、必ず壁に直面することがありますが、何かひとつでも「やりがい」を持って仕事をしていけば、その壁は乗り越えられると思います。市民のために働くことができる私たちの職場では、明確な「やりがい」を身近に見つけられる機会が多く、例えどんな地道な作業でも、この仕事に誇りを持ち、皆、生き生きと働いています。
松戸市民の生命・財産を守るため、ぜひ一緒に働きましょう。