リチウムイオン電池からの火災を防止しよう
更新日:2022年6月24日
リチウムイオン電池からの火災にご注意ください
リチウムイオン電池は、エネルギーが大きいため、パソコンや携帯電話等様々な電気機器に使用され、社会に広く普及しています。
その一方で、使用方法等を間違えると火災の危険性が大きくなります。本市でも年間1件程度発生しており、全焼火災となったものもあります。
リチウムイオン電池使用の際には、以下の注意点を守ってください。
リチウムイオン電池からの火災を防ぐための注意点
リチウムイオン電池の使用環境に関すること
- リチウムイオン電池を自動車のダッシュボードや窓際など直射日光の当る場所、炎天下駐車の車内など、高い温度になる場所に放置しないでください。リチウムイオン電池が液漏れするおそれが あります。
- リチウムイオン電池をストーブなどの熱源のそばに放置しないでください。発熱、破裂、発火の原因になります。
リチウムイオン電池の使用に関すること
- リチウムイオン電池は指定された充電器、ACアダプターを使用してください。指定以外の充電器、ACアダプターで充電すると、充電条件が異なるため、発熱等の原因になります。
- リチウムイオン電池を火の中に投入したり、ホットプレートなどで過熱しないでください。絶縁物が溶けたり、ガス排出弁や保護機構を損傷するだけでなく、発熱、破裂、発火の原因になります。
- リチウムイオン電池に高所からの落下など強い衝撃を与えたり、投げつけたりしないでください。リチウムイオン電池が変形したり、リチウムイオン電池に組み込まれている保護機構が壊れ、発熱、破裂、発火の原因になります。
- リチウムイオン電池をネックレスやヘアピン、コイン、鍵などと一緒に持ち運んだり、保管しないでください。リチウムイオン電池のプラスとマイナスがこれらの金属によりショートし、過大な電流が流れ、発熱、破裂、発火、あるいはこれらの金属などが発熱する原因になります。
リチウムイオン電池パックのカバーを開けたところ。 焼損品の電池(銀色部分)が膨張しているのがわかる。
関連情報
リチウムイオン電池からの火災に対する注意喚起について(総務省消防庁ホームページ)(PDF:978KB)
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