教育広報令和5年8月31日号
更新日:2023年9月20日
青少年教室「徳川アイスをつくろう!」をのぞいてみよう
厳しい暑さが続く今年の夏休み、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。暑い日にはひんやりとしたアイスを食べて、涼しく夏を過ごしたいですよね。そんな暑い夏にぴったりの親子イベント「徳川アイスをつくろう!」が開催されましたので、ご紹介いたします。
徳川アイスとは
日本人がアイスに出会ったのは江戸時代。15代将軍・徳川慶喜の代わりにパリ万国博覧会に向かった弟の徳川昭武は、船の中で初めてアイスを食べて以来大好物となり、後にレシピを書き残して兄の慶喜に伝えました。
弟:徳川昭武
兄:徳川慶喜
10時から戸定邸(国指定重要文化財)を見学
イベントの前半では、徳川昭武が暮らしていた戸定邸を見学しました。ガイドさんのお話に真剣に耳を傾けながら、明治時代の部屋のつくりや23ある部屋のそれぞれの用途などについて学びました。
11時からお待ちかねのアイスづくりタイム
講師:田島加寿央シェフ
イベント後半は、市民会館に移動しお待ちかねのアイスづくりです。
講師の田島シェフは、松戸市で生まれ育ち、なんと12年もこの講座で講師をやられているとのこと。
アイスの作り方を教えていただく中でも、「卵と玉子の違いを知っているか」「何度で沸騰するか」「何度で凍るか」など、子どもたちと楽しくコミュニケーションをとりながら、わかりやすく教えてくださいました。
実際のアイスづくりの様子
まずは、シェフがアイスの原液の作り方をレクチャー。材料は牛乳、砂糖、卵黄、レモン汁です。
協力して一生懸命混ぜ混ぜ。
レモンを切るのはシェフと一緒に慎重に。包丁の使い方も学びます。
それぞれ家から持ち寄ったアルミ缶に原液を入れ、塩を振った氷の中でくるくる回します。
苦労してやっと固まったアイスもスプーンですくうとあっという間に溶けてしまいます。
溶ける前に「パクッ」と食べることができた子どもたちの顔は幸せそうでした。
「子どもたちに楽しくわかりやすく教えていただきありがとうございました。家でもまた挑戦してみたいと思います。」
アイスが固まるにはコツがいるようで、今回は最初の成功者が現れるまで25分ほどかかりました。
1人成功すると、自分もアイスを完成させようと、子どもたちのアルミ缶を回す手が速くなり、続くように何人か成功していました。
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