地域猫活動とは
更新日:2019年9月10日
地域を悩ませる猫
現在、松戸市には猫に関する様々な苦情や相談が寄せられています。
- フン尿被害
- 敷地内で産まれてしまった子猫
- 猫のエサやり
など…、いま地域を悩ませている問題の一つです。
これらの問題は、猫が好きな人と苦手な人との人間関係のトラブルに発展するケースもあります。
地域猫活動で野良猫トラブルを減少!
地域猫活動って知ってますか?
野良猫トラブルが増加する中で、注目されているのが「地域猫活動」です。
「地域猫」と言っても、猫のための活動ではありません。
猫によるトラブルを減らすことを目的とした、環境衛生改善のための住民による活動です。
千葉県リーフレット「あなたの町でも始めませんか!地域猫活動」(PDF:816KB)
では具体的な活動内容は??
1.不妊去勢手術をする
- 猫の増殖を防ぎ、少しずつ個体数が減ります
- 発情による鳴き声が少なくなり、尿のにおいも薄くなります
※費用の一部助成をしています!
松戸市では平成26年度から「飼い主のいない猫の不妊・去勢手術費補助事業」をスタートさせました。
耳のV字カットは不妊去勢手術済みの目印
2.排泄物の管理と周辺の清掃
- 個人宅内へのフン尿被害を抑えるため、猫用トイレを設置しましょう。設置場所は皆さんで話し合い、理解が得られた場所にしましょう
- 定期的なパトロールを行い、フンを見つけたら、速やかに始末・清掃しましょう
- フン以外のゴミも見つけたら積極的に回収し、周辺環境を清潔に保ちましょう
エサやりするならルールを決める
- エサやりをする場合はきちんとしたルールを地域で決めてから始める
- エサやりの担当者を決める
- 必ず決まった場所(猫用トイレのそば)・時間でのみ行う
- エサを置いてその場を離れない
- フン尿の始末はもちろん、周辺の清掃も行う。エサ皿も片付ける ルールを守らないとトラブルの元になります!!
こうしたルールをきちんと守れば以下のようなメリットが生まれます
- 猫がなつき、不妊去勢手術のための捕獲がしやすくなる
- エサ場を猫トイレのそばにすることで、そのトイレでフン尿をしてくれるようになる
- 猫がゴミ置き場や農作物を荒らすことが少なくなる
地域猫活動を始めるにあたり
地域猫活動は1人ではできません
一人で管理できる猫の数には限界があります。エサ代、手術代などの費用の問題もあります。
自分ではちゃんと管理できているつもりでも、管理が行き届いていない猫もいて、その猫により被害を受ける住民からすると、ただの迷惑なエサやり行為でしかありません。
お1人で悩まずご近所でコミュニケーションを図り理解してもらいましょう
まずはご近所さんで野良猫のことを話題にあげてみましょう。
お住まいの町会や自治会の会合があれば、そこで議題にしてもらうとよいかもしれません。
地域猫活動は、地域住民による地域住民のための活動です。
まずは歩み寄り
エサやりをしている猫好きの人がいるようなら、あえてその人に捕獲やトイレの設置を協力してもらってはどうでしょうか?
猫の好き嫌いは人それぞれですが、清潔な住みよい街にしたい、という思いは皆さんで共有できるはずです。
皆で共有できる目的のためなら、協力もしやすいですよね。
誰かのせいにするのではなく、皆で歩み寄りましょう。
パンフレット・チラシ
人と猫との共生のために、皆様ができることを広く知っていただきたく、パンフレットおよびチラシを作成しました。
是非ご覧ください。
ダウンロード
人も猫もやさしくなれる飼い方・育て方~人と猫の共生を考えてみよう~(PDF:585KB)
地域猫活動への理解と活動にご協力ください(PDF:183KB)
地域猫活動は生活環境の保全と美化を守るための活動です。
このバッジがその主旨の理解と普及のきっかけになることを願っています・・・
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