市有施設のアスベスト対応状況について
更新日:2024年4月1日
市では、アスベスト含有吹付け材を使用している市有施設について、松戸市の市有施設アスベスト対策基本方針に基づき対応を進めており、その対応状況等をお知らせします。
なお、松戸市の市有施設アスベスト対策基本方針では、(1)飛散性が大きいと言われている吹付け材(主に綿状)でアスベスト含有率が1%を超えている施設、(2)室内空気中アスベスト濃度測定で検出された施設を優先して対策を行うこととしており、これまでに確認された上記(1)及び(2)については、すべて対策が済んでいます。
令和5年度アスベスト対応状況
市ではこれまで、昭和62年、平成17年、20年、21年及び令和4年度に、アスベスト含有吹付け材の使用有無についての分析調査を実施してきました。
今年度の対応状況の詳細については、下記をご覧ください。
アスベスト対策実施状況
令和5年度に新たに対策を実施した施設はありませんでした。
室内空気中アスベスト濃度測定結果
アスベスト含有吹付け材を使用している市有施設の内、未対策施設は現在17施設あります。これらの施設については、室内におけるアスベストの飛散状況を把握するため、必要に応じ、室内空気中濃度測定を実施しているところです。
令和5年度は、16施設を対象に実施し、全ての施設で不検出でした。
残りの1施設(八ケ崎市営住宅)については、令和3年度以降は居住者なしのため、実施しておりません。
室内空気中アスベスト濃度については、現在のところ明確な基準はありませんが、大気汚染防止法では、アスベスト製造工場等の敷地境界での基準として「大気1リットルにつき10本」となっています。
また、WHO(世界保健機関)(外部サイトにリンクします。なお、リンク先サイトは英字)等による「環境保健クライテリア」では、「世界の都市部の一般環境中のアスベスト濃度は、大気1リットル当たり1本から10本程度で、この程度であれば、健康リスクは検出できないほど低い」と評価されています。
今後の対応
今後、未対策施設については、これまでと同様に目視による点検や室内空気中濃度測定を定期的に行い、継続管理をしていきます。
なお、吹付けアスベストの含有率が0.1%を超える市有施設の詳細については、下記資料をご覧ください。
資料
吹付けアスベストの含有率が0.1%を超える市有施設一覧の総括表(令和6年3月末現在)(PDF:107KB)
吹付けアスベストの含有率が0.1%を超える市有施設一覧(令和6年3月末現在)(PDF:330KB)
過去の対応状況
令和4年度市有施設のアスベスト対応状況について(PDF:56KB)
令和2年度市有施設のアスベスト対応状況について(PDF:105KB)
平成20,21年度市有施設のアスベスト対応状況について(PDF:309KB)
平成20年度市有施設のアスベスト対応状況について(PDF:317KB)
アスベスト基準強化に伴う市有施設の対応について(平成18年12月)(PDF:368KB)
市有施設アスベスト調査結果と今後の対応について(平成18年度)(PDF:413KB)
平成17年度市立学校アスベスト分析調査結果について(PDF:161KB)
内部リンク
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