ストレスとうまくつきあおう
更新日:2024年1月5日
ストレスはなくせないもの。ストレスとうまくつきあうことは、様々な病気の予防になるだけでなく、充実した生き方にもつながります。
ストレスを知って、ストレスに強くなろう
ストレスって何?
ストレスというのは、こころが外部から刺激を受けたときに生じる緊張状態のことをいいます。
多少ストレスがあったほうが集中力とやる気が高まって、持っている力を発揮しやすいというよい面もあります。
外部からの刺激を「ストレス要因」といい、温度や天気、騒音などの「環境的要因」、病気や睡眠不足などの「身体的要因」、そして人間関係の不和や仕事の疲れによる悩みなどの「社会・心理的要因」などがあります。
こころの健康とストレス
人にはそれぞれストレスに対処できる許容量があります。対処できる範囲内のストレスであれば、それを乗り越えて力に変えていくことができます。しかし、許容量を大きく超えたり、たとえ少しであっても許容量を超えた状態が長く続くと、やがてこころと体が疲れてしまいます。
許容量=コップ、ストレス=水に例えて考えてみましょう。
ストレスは、生活環境など常に自分の周りにある「日常的なストレス」と、失恋やトラブル、身近な人の死といった予想外に起きる「思いがけないストレス」に分けられます。日常的なストレスが高いと、思いがけないストレスがちょっとしたものでも許容量を超えてしまいます。
ストレスとうまくつきあうには、自分が対処できるストレスの許容量を超えないようにコントロールしていくことがポイントです。一つひとつのストレスが大したことではなくても、いくつかのストレスが重なるときは要注意です。
ストレスとうまくつきあおう
日常的なストレスを小さくする3つの方法
- よく寝る
- バランスよく食べる
- 適度に運動する
日常生活のストレスを小さくしておくことで、思いがけないストレスに対処する余裕が生まれます。
こころの健康も体の健康と同様、まずは規則正しい生活習慣からつくられます。健康づくりに関する情報は健康づくり・健康相談のページから見つかるかもしれません。
思いがけないストレスに対処する3つの方法
- 気分転換する
- 身近な人に相談する
- 頼れる場所や人を増やす
ほんのひと時でも気持ちを切り替えることがストレスの軽減に役立ちます。気分転換には、自分の好きなことや没頭できること、心身ともにリラックスできることなどがお勧めです。
ストレスのサインに気づく
自分のストレス状態に気づけないと、こころの調子をくずしているのに、そのまま頑張り続けてしまうかもしれません。とくに、何かに向かってがんばっているときほど、ストレスに気づきにくいものです。早めにストレスに気づいて、適切に休むことが、こころと体の健康には大切です。
「こころの体温計」でこころの健康状態をチェックしてみましょう。
今まで楽しめていたことに全く興味が持てなくなる、気分が落ち込んで絶望的な気持ちになる、やる気が起きない…などの状態がずっと続いて回復せず、日常生活に支障がある場合は早めに医師に相談しましょう。
関連リンク
松戸市こころの健康づくり講演会
こころの健康を維持するための生活や、こころの問題への対応を理解し、自分や身近な人のこころの健康づくりに役立てていただけるよう「こころの健康づくり講演会」を実施しています。
主な相談窓口
松戸市には、生きづらさを感じている人のための相談窓口があります。
また、「こころの体温計」チェック結果の下部に表示される≪相談先一覧≫にも相談窓口を紹介しています。
さまざまな制度・相談窓口を探せるサイト
自殺対策に関する電話やSNSの相談窓口等をわかりやすく紹介しています。
こころの健康づくり・こころの病気について学べるサイト
知ることからはじめよう こころの情報サイト(国立精神・神経医療研究センター)
こころの健康づくりや社会的支援等に関する情報をわかりやすく提供しているサイトです。
働く方やその家族、職場のメンタルヘルス対策に取り組む事業者に向けて情報を提供しているサイトです。
中高生をはじめとるす青少年向けに、こころの健康や病気について紹介しているサイトです。保護者や学校関係者を対象にした情報も提供しています。
このページに関する問い合わせ先
健康医療部 健康推進課 電話:047-366-7481