平成27年度の戸定の展示
中期 平成27年3月24日(火曜)から5月6日(休日)まで 後期 平成27年5月8日(金曜)から6月21日(日曜)まで
戸定邸庭園は今年3月、国指定名勝となりました。1884(明治17)年に落成した戸定邸(国指定重要文化財)は和風を基調とした邸宅でしたが、庭園には洋風が巧みに取り入れられています。昭武が情熱を傾けた庭園のかつての姿や、戸定邸での調度品や暮らし向き、庭園で作陶された焼き物「戸定焼」など、明治時代の戸定邸を訪れたつもりでお楽しみいただけます。また、戸定邸庭園の南にかつてあったもう一つの庭園(復元計画中)についてもご紹介しています。歴史館に隣接する戸定邸と合わせて、今昔ふたつの魅力をご堪能ください。
会期 平成27年7月18日(土曜)から9月23日(祝日)まで
徳川昭武は晩年、写真に情熱をそそぎました。そして、およそ100年前の松戸の姿を、数多く現代に伝えたのです。彼が撮影した松戸の街並みや、坂川、江戸川流域の様子をご紹介します。この展示は、戸定歴史館から徒歩6分の坂川沿いで行われる「松戸宿坂川献灯まつり」と連携し、会場でも写真の複製をご覧いただけます。
前期 平成27年10月10日(土曜)から11月23日(祝日)まで 後期 平成27年11月26日(木曜)から平成28年1月11日(祝日)まで
徳川慶喜と昭武、2人の政治・文化における軌跡を「敗者」という視点から取り上げます。明治維新という断絶の前後を比較・対照することにより浮かび上がる、彼らの人間像についてもご紹介します。当館に収蔵される徳川慶喜家および松戸徳川家資料、さらに当館収集資料を総合的に検討し、新しい歴史の見方を探ります。
前期 平成28年2月11日(祝日)から3月21日(祝日)まで 中期 平成28年3月24日(木曜)から5月5日(祝日)まで 後期 平成28年5月7日(土曜)から6月19日(日曜)まで
徳川昭武は1867年、兄の将軍徳川慶喜の名代としてパリ万国博覧会に派遣され、「プリンス・トクガワ」と呼ばれました。明治維新による帰国後、最後の水戸藩主となり、明治17年に戸定邸を完成させました。彼の生涯を辿(たど)りながら、戸定邸の歴史を伝える文書、写真、美術工芸品などを展示します。
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